HANKYU NAGOYA PROJECT

タイトルは壮大ですが、個人で検証しながら投稿しています。

阪急京都本線 名古屋延伸案 概要

2024-02-17 22:17:01 | 阪急名古屋本線

はじめまして、その昔、京阪が昭和初期に名古屋進出を図ろうとしていたのは一部のファンの方々が知っているかと思いますが、当時の計画のルートで開通させることは100年近くたった現在、不可能です。

 

そこで考え付いたのが延伸予定区間にある赤字ローカル線の救済・活用と他社線の大切な線区でありながら発展の余地のある区間の活用・さらなる発展を目指して新規建設区間を抑制し、既存の新幹線、近鉄特急のシェアを侵すことなくそれらとの棲み分けと上記両社の手の届かないエリアをうまく発展させることをコンセプトに投稿していきたいと思います

 

阪急名古屋延伸に直接かかわってくる他社線の区間です。

延伸した際には乗り入れる予定区間はなんと6社にも及びます。

本当に赤字ローカル線でネガティブな理由で存続している路線もあれば黒字でありながら(それだからか)発展させる気がない路線まで様々です。

 

 

 

実際の計画線との比較です。建設費を極限まで抑えるため、他社線の活用、改良案の結果、実際にあった計画線に比べ、線形がかなり悪くなっております。

 

それでも名古屋ー近江八幡間は乗換え無しで1時間もかからないメリットは大きく、近江八幡市と東近江市が米原市に代わる大阪と名古屋の新たな中継地点として発展できるのではないかと思います。

 

また、名古屋栄と京都河原町を直接結び、豊田、岡崎と言った三河地区と滋賀県東近江と言った工業地区を最短ルートで結ぶことによって今までにない人の流れを作り出すことによって京都のオーバーツーリズムをびわ湖、名古屋、三河エリアに誘導させ、平日には通勤やビジネス利用も広がるかと思います。

 

改良区間のうち、読みづらい部分があるので説明すると、名鉄の改良区間は名鉄津島線、尾西線の所謂「TB区間」で、改軌、津島駅の改良と須ヶ口側の地下新線建設以外は特に手を加えない形で行きます。

 

 

 

 

名古屋延伸が完成した後の路線図です。

抱えるメリットのある路線、区間のみをピックアップしていますが、それでも阪急が4路線もの支線を新たに抱えることになります。

 

ただ、改良対象路線が6社にも及ぶことから該当区間の改良を阪急に丸投げして明け渡すことに揃って首を縦に振らせるのは厳しい案でもあります。

 

運行形態、路線改良案については話が長くなってしまうので区間に分けてお話しできればと思います。