亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

シェーグレン症候群のお口に新薬

2007-10-29 | お薬のこと一般
お口の乾燥に効く薬が、今月、承認されたそうです♪
数年前に売り出されたサラジェン錠という唾液分泌促進剤に「シェーグレン症候群患者の口腔乾燥症状の改善」という効能が追加で認められました。

わたしの場合、乾燥は、今は比較的落ち着いているので、うがいをしたり、耳下腺をマッサージしたり、鼻洗浄をしたり、ヒアレイン目薬をさしたり…。
お薬は今は、麦門冬湯(麦門冬が潤性薬です)を飲むくらいです。あとは、殺菌の意味も込めて、トローチ♪
最近は、牛乳から抽出するラクトフェリンというタンパク質がドライアイ、ドライマウスにもお通じにもいい、と聞いて、気になってます。サプリとしても手軽に買えるけど、効くかな?
保湿ジェルや人口唾液は苦手で使ってません…。

さて、新しいサラジェン錠は、検証結果だけを見る限りは効きそうな評価です。
わたしが知らないだけかもしれないけれど、シェーグレン症候群で処方される唾液分泌促進剤というとサリグレンカプセル以外にあまりお薬の名前を聞かない気がするので、選択肢が増えたなら、うれしいかも。

保険が適用される範囲が広がるのはうれしいです。
舛添厚労相が打ち出した、海外で開発された新薬の承認までの時間を短縮する(現在の4年から1年半に!)という動きもあるし、承認されてなくても服用する薬なら保険が利いた方がいい。
たとえば、肺ガン薬のイレッサ薬害のような例でも、事故の話と「イレッサだけは効いた!」という患者さんの声と両方を聞くと、未認可でも同じ薬を使うなら、認可されて患者さんの負担は軽い方がいいのかも…って。

アメリカのFDA(食品医薬品局)では、承認のスピードアップを目的に、審査人員の拡充をして、そのコストは製薬会社がスポンサーになっているそうです。とうぜん企業のプレッシャーもあるんじゃないかなと、勝手に想像して、承認済というのでは安心できないかなと思ったりします。
日本では、承認の途中で放置されると困るけど、必要なプロセスはきちんと通って、薬は安心して使えるのがいいな。
ちなみに、サラジェン錠の承認は、2005年9月。今回の効能追加が申請されたのは2005年12月なので、約2年かかってます…。

にほんブログ村 病気ブログ←参加中!ポチッでゲンキになります♪

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。