先週、厚生労働省は、医療費抑制のための「医療効率化計画」を発表しました。その中核は、「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」を使いましょう、というもの。というわけで、CMもたくさん打たれてます。
ジェネリック医薬品というのは、特許権の期限が切れた新薬(先発医薬品)を、他の会社が同じ主成分を含んだ医薬品としてつくったもの。品質評価もきちんとされ、日本版オレンジブックとして公表されています。開発費がのっかっていない分、安くて、長期間、使用されてきたという安定・安心もありそうです。実際の症例で検証されてきた、というのはいいですね。
というわけで、最近は、ジェネリックを処方する先生も増えています。
でも、まだまだ医療機関は薬剤メーカーや研究所と近い関係であることもあるし、より新しい、よりいい薬をという空気もあるのか、新薬を使うことが多いような。似たような名前の薬がたくさんあって、さらにジェネリックまで覚えていたら先生もパンクしますもんね。患者さんの前で、検索されても、なんだか心配な気分になるし。処方箋薬局も、同じ成分の薬を何種類も在庫で持っていたら、古くなっちゃいそうだし。
もうひとつ、ジェネリック医薬品は、「同じ主成分を含んだ医薬品」なので、完全にまったく同じでない場合も中にはあるんですね。だいたいは問題ないのですが、組合せの妙というのもあるので、いつでも、どれでも、まったく同じように効くというわけではないというのが、意外と知られていないポイントです。
だから、先生に「ジェネリックを出しますね~」と言われたら、「何のジェネリックですか? 何が違うんですか? それは何に効く成分ですか?」と聞くと、(とっても面倒くさがられるけれど)間違いがないというわけです。
細かい違いは、意外と先生も知らなかったりするので、うちの先生は、「どうだろうね」と言って、一生懸命、目の前で調べてくれました。
「だいたいは一緒だから、大抵は同じように効くんだよ」という話ですけどね、違うときのために、念のため。
ちなみに、甲状腺のメルカゾールやプロパジールは、特許がまだきれていないのかな。どの会社も同じような値段みたいです。
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ジェネリック医薬品というのは、特許権の期限が切れた新薬(先発医薬品)を、他の会社が同じ主成分を含んだ医薬品としてつくったもの。品質評価もきちんとされ、日本版オレンジブックとして公表されています。開発費がのっかっていない分、安くて、長期間、使用されてきたという安定・安心もありそうです。実際の症例で検証されてきた、というのはいいですね。
というわけで、最近は、ジェネリックを処方する先生も増えています。
でも、まだまだ医療機関は薬剤メーカーや研究所と近い関係であることもあるし、より新しい、よりいい薬をという空気もあるのか、新薬を使うことが多いような。似たような名前の薬がたくさんあって、さらにジェネリックまで覚えていたら先生もパンクしますもんね。患者さんの前で、検索されても、なんだか心配な気分になるし。処方箋薬局も、同じ成分の薬を何種類も在庫で持っていたら、古くなっちゃいそうだし。
もうひとつ、ジェネリック医薬品は、「同じ主成分を含んだ医薬品」なので、完全にまったく同じでない場合も中にはあるんですね。だいたいは問題ないのですが、組合せの妙というのもあるので、いつでも、どれでも、まったく同じように効くというわけではないというのが、意外と知られていないポイントです。
だから、先生に「ジェネリックを出しますね~」と言われたら、「何のジェネリックですか? 何が違うんですか? それは何に効く成分ですか?」と聞くと、(とっても面倒くさがられるけれど)間違いがないというわけです。
細かい違いは、意外と先生も知らなかったりするので、うちの先生は、「どうだろうね」と言って、一生懸命、目の前で調べてくれました。
「だいたいは一緒だから、大抵は同じように効くんだよ」という話ですけどね、違うときのために、念のため。
ちなみに、甲状腺のメルカゾールやプロパジールは、特許がまだきれていないのかな。どの会社も同じような値段みたいです。
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