亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

献血の制限を緩和…新型インフルエンザに備えるみたい

2009-07-29 | よくわからない・・・
気持ちのいい天気になりました♪

さて、以前、新型インフルエンザが上陸したころ、外出を控える人が増えて、献血が集まらなくなってしまったというお話を書きました。
強毒化したり大流行したりすれば、また、日本全国で同じことが起きるんじゃないかと指摘されていました。

血液は、保存があまりできません。血小板製剤は、4日間ほどしか保存できないそうです。だから、献血が減ると、輸血や血液製剤が必要な人に提供されなくなる可能性が出てきます。たいへんな問題です。

そういうわけで、日本赤十字は、昨日、大きな決断をしました。

これまで、牛の海綿状脳症(BSE)を食べた人に変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(ヤコブ病、vCJD)が出たのではないか…という懸念から、BSEの牛肉を食べた人を避ける意味で、ヨーロッパなどの長期滞在者に加えて、流行時期である1980-1996年に1泊でもイギリスに滞在した人は、献血できなかったのですが、感染の可能性が低そうな短期滞在者は、献血できるようにしよう、というのです。

具体的に、どのくらいを短期滞在者とするかは厚生労働省と相談するようですが、試算では、2週間以内の滞在を認めると、献血者が18万人増えるんじゃないかと言われています。旅行やちょっとした出張で行くくらいなら、2週間以上イギリスに滞在することはあんまりないんでしょうね。

あとになって、病気が発症すれば、なぜ認可したのか!?ということにもなるかもしれませんが、血液が足りなければ、今、救えない命があるかもしれません。大きな決断だと思います。

ヤコブ病は、いくつかのタイプがあるのですが、BSEの牛を食べることから起きるんじゃないかとされる「変異型」の潜伏期間は、約10年と言われています。
もちろん、そこから外れることもあるのでしょうが、BSEが広く出ていた1980-1996年から10年も経ったことだし…ということも背景にあるのかな、と想像します。

献血の規制が緩和されても、わたしの場合は、服薬してたり、他にもいろいろある条件で、やっぱり献血できなさそうですけどね(笑)
献血のできる方にぜひお願いしたいものです。

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