亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

ヒドロキシクロロキンの準備で眼科に

2016-08-14 | ヒドロキシクロロキン(プラケニル)
全身性エリテマトーデス(SLE)のせいっぽい、どうしようもない疲労感をなんとかするために、ヒドロキシクロロキン(商品名: プラケニル)を飲んでみようという話から、さっそく眼科の検査を受けてきました。

プラケニルは、大量に長期にわたって飲んでいると、眼底の血管(網膜血管)で細くなるなどの問題が起きることがあって、視力が低下したり、ひどくなると失明する人もいたりするようです。だから、そうならないように、薬の量を制限したり、半年とか1年に1度、眼科の検査を受けるようなガイドライン(pdf)になっています。

お薬を飲む前に、そもそも問題がないかを確認する検査をするわけです。この結果が、今後も陰がないか、網膜の血管が細くなってないかなど、比較していく基準になるんでしょうね。

眼科では、 いろいろな検査がありました。

まず、視力検査 ・眼圧検査。基本の検査ですね。眼圧を測るのに、風がピュッと目に吹き込むのがほんとに苦手で、目をしばしばさせてしまうんですが、早業で3連射されて無事に終了しました。

それから、細隙灯顕微鏡検査。これは眼科の診察でお馴染みの、機械にあごをのせて、先生がレンズを覗いて診るあれです。角膜から網膜までいろいろ見えるんだそうです。

色覚検査は、15個くらいの色の駒を青から青緑、緑、黄緑…と紫まで並べ替えるという検査でした。2つずつ比較していくと、何となくできたけど、微妙な違いでうまく並べられるか緊張しました…。昔、学校の健康診断でやった色盲検査のように色の粒の中に数字や文字が隠れているようなもの(石原式というのでしたっけ)で検査する場合もあるようです。
先天的な色盲でなくても、網膜に問題が起きたときに、色の違いがわからなくなることがあるので、検査するようです。

視野検査は、パラボラアンテナみたいな半球の内側に光がポツポツ浮かぶのを見つけて、合図のボタンを押すもの。これもちょっと苦手です。ほんとうは真ん中の光を見つめてないといけないのですが、ピッと機械の音がすると、無意識にキョロキョロと光を探してしまったり、リズムにのって、光を見えてないのにボタンを押してしまったり、うまくいきません…。おまけにドライアイで、じーーっと検査をしていると、乾燥して涙がポロポロ出てきて、「まばたきしていいんですよー」と何度も声をかけられてしまいました(笑)

そして瞳孔を開く目薬を点して約20分待ち、続きの検査をします。
3つあったのですが、どれがどれだったんだか…。
青い光を見つめて撮るのと、フラッシュみたいな光がチカチカするのと…3つの機械の前に座って検査をされました。

眼底検査。まずは眼底の写真を撮ります。
スペクトラルドメイン光干渉断層計(SD-OCT)というのは、網膜の断層を見ることができる機械のようです。網膜が薄くなっていないか、形がおかしなところがないか、見ることができる、最近の機械です。

そして最後は、診察。

このところ、左目の視力が不安定だったり、眼精疲労のように目の奥が絞り上げるような痛みが出たりしていたのですが、検査の範囲では異常はみつからず、無事にヒドロキシクロロキンの服用を始められそうな兆しが見えてきました!いぇい。

眼科って薄暗いところによくわからない機械が並んでいてドキドキしますが、反面、いつもの膠原病の外来と比べたら、健康そう(笑)な高齢者が多い印象で気が楽になるところもあるように感じました。
ヒドロキシクロロキンのお薬を始めると、半年か1年ごとに通うことになるのかな。馴染まなくちゃ。

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