すっかり忘れていたので、改めてAnca関連血管炎って…と復習しました(笑)
Anca関連血管炎というのは、Ancaという抗体ができて、Anca関連腎炎をはじめ、肝炎やいろんな血管での炎症を引き起こす病気です。Ancaには大きく分けてP-AncaとC-Ancaの2種類があって、わたしは、P-Ancaの1種、MPO-Ancaという抗体が陽性です。
MPO-ANCAは、抗好中球細胞質ミエロベルオキシダーゼ抗体(Myeloperoxidase-antineutrophil cytoplasmic antibody)の略で、抗甲状腺薬のプロパジールを1年以上飲んでいると、3割くらいの人はこの抗体ができるようです。抗体があるだけならいいのですが、血管炎が発症すると、発熱、関節痛にはじまって、急性の腎炎を起こし、急に生死にかかわる状態になることがあります。
Ancaが攻撃するのは好中球という顆粒球の一種。つまりAncaも、1種の無顆粒球症を起こすってことですね。
ところで、このMPO-Anca抗体の検査は、急速進行性糸球体腎炎(RPGN)が疑われたときでなければ、保険適用されません。抗体があっても、発症してなければいいので、いたずらに検査するのもよくないから?
血尿やたんぱく尿があれば、検査できるのですが、甲状腺の診察で、尿の検査をすることはあんまりないから、血液検査で、腎臓機能をみるクレアチニン(CRE, CUR, Cr)、尿素窒素(BUN)あたりで見ることになるのかな。
しょっちゅう上下するものでもないし、高くつくので、あまり測らない検査です。
プロパジールでの報告が多い副作用ですが、メルカゾールでもないわけではありません。個人的には、すでに陽性だし、「ほとんどない」「稀」と言うところに、なぜかヒットすることが多い(笑)ので、ちょっと気になるところです。
膠原病の先生が言うには、Anca関連血管炎は、まだ発生機序がよくわかっていないから、管理がたいへんなんだということでした。
一応、白血球の中にある顆粒球の1つ、好中球の細胞質にミエロペルオキシダーゼ(MPO)という酵素があって、そこにプロパジールの成分が蓄積され、MPOと結合して抗体ができるんじゃないか、というのが有力らしいですが、それもまだはっきりしないようで。
というわけで、よく見守らないといけないんですが、患者本人がすっかり忘れているようじゃ…いけませんね(笑)
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Anca関連血管炎というのは、Ancaという抗体ができて、Anca関連腎炎をはじめ、肝炎やいろんな血管での炎症を引き起こす病気です。Ancaには大きく分けてP-AncaとC-Ancaの2種類があって、わたしは、P-Ancaの1種、MPO-Ancaという抗体が陽性です。
MPO-ANCAは、抗好中球細胞質ミエロベルオキシダーゼ抗体(Myeloperoxidase-antineutrophil cytoplasmic antibody)の略で、抗甲状腺薬のプロパジールを1年以上飲んでいると、3割くらいの人はこの抗体ができるようです。抗体があるだけならいいのですが、血管炎が発症すると、発熱、関節痛にはじまって、急性の腎炎を起こし、急に生死にかかわる状態になることがあります。
Ancaが攻撃するのは好中球という顆粒球の一種。つまりAncaも、1種の無顆粒球症を起こすってことですね。
ところで、このMPO-Anca抗体の検査は、急速進行性糸球体腎炎(RPGN)が疑われたときでなければ、保険適用されません。抗体があっても、発症してなければいいので、いたずらに検査するのもよくないから?
血尿やたんぱく尿があれば、検査できるのですが、甲状腺の診察で、尿の検査をすることはあんまりないから、血液検査で、腎臓機能をみるクレアチニン(CRE, CUR, Cr)、尿素窒素(BUN)あたりで見ることになるのかな。
しょっちゅう上下するものでもないし、高くつくので、あまり測らない検査です。
プロパジールでの報告が多い副作用ですが、メルカゾールでもないわけではありません。個人的には、すでに陽性だし、「ほとんどない」「稀」と言うところに、なぜかヒットすることが多い(笑)ので、ちょっと気になるところです。
膠原病の先生が言うには、Anca関連血管炎は、まだ発生機序がよくわかっていないから、管理がたいへんなんだということでした。
一応、白血球の中にある顆粒球の1つ、好中球の細胞質にミエロペルオキシダーゼ(MPO)という酵素があって、そこにプロパジールの成分が蓄積され、MPOと結合して抗体ができるんじゃないか、というのが有力らしいですが、それもまだはっきりしないようで。
というわけで、よく見守らないといけないんですが、患者本人がすっかり忘れているようじゃ…いけませんね(笑)
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ANCA関連血管炎は、ほんとうに冗談にも しゃれにもならない症状でしたよ。
私の場合は、疲れが取れないなー、年のせいかなーで始まって、関節痛、目の充血、発熱、呼吸苦と進み、広い家でもないのにトイレに行くのもしんどくなって病院へ行きました。
もちろん、即入院。診断結果は、ANCA関連血管炎による肺胞出血・腎炎・鉄欠乏性貧血でした。その時のP-ANCAは234EU(基準値20未満)、尿の蛋白・潜血・赤血球は陽性でした。
お陰様で、先生方の迅速な判断とパルス療法・プレドニン投薬で透析が必要なほどの腎炎になることはなく肺も腎臓も復活しました。
ぷろぱさんは、充分勉強されているし、信頼出来るお医者さまも周りにいらしゃるようですので大丈夫だと思いますが、くれぐれも気を付けてくださいね。
わー、たいへんでしたね。でも、腎臓・肺が復活されたのはよかった!
発見と処置が早いと予後が圧倒的によくなるようです。
わたしの場合は、内分泌だけでなくて膠原病の先生が最初からついているのが心強いかもしれません。
もっとも貧血も1年以上つづいているし、関節痛、発熱もつづいているので、病院に連絡するタイミングを逃さない、動けるうちに病院に行っておく(笑)というのがポイントになりそうです。
忘れないように気をつけます!
足の痺れが辛く、リリカを服用していますが、時間の経過とともに、痺れは変化しながらもひどくなっています。
痺れはゼロにはならないと医師から言われていますが、少しでも軽減できないものでしょうか?
末梢神経のしびれは、チクチクつづいて、しんどいですね。
私自身も解決できていないのですが、リリカやユベラのような神経のお薬と、ステロイドと免疫抑制剤を組み合わせた血管炎全体の治療につきると聞かされたことがあります。
ドクターに簡単に「仕方ない」と言われたら、ドクターにも疑似体験させて差し上げたいような気分になったものですが。。
つづく症状はしんどいものですが、どうぞお大事にしてください。よい情報を見つけたら記事にしたいと思います。