東洋水産が2月6日に公開した
カップ麺「赤いきつね」のウェブCMが
一部のネットユーザーから「性的で不適切」との
批判を受けています
しかし、多くの人々は「どこが問題なのか」と反論し
東洋水産も沈黙を貫く姿勢を見せています
今回は、このCMをめぐる騒動の背景について
考えてみたいと思います
問題視されたCMの内容
問題となったCMは、若い女性が部屋で
テレビを見ながら「赤いきつね」を食べるシーンを
描いたものです
特に過激な表現があるわけではなく
日常の一コマとして自然に描かれています
しかし、一部の人々は「性的なニュアンスがある」
として批判の声を上げました
これに対し、多くのネットユーザーが
「どこが問題なのか分からない」「過剰なクレームだ」と反論
今回の批判は、むしろ批判そのものに対する
疑問の声が大きくなる結果となりました
批判する人々の心理とは?
今回のCM批判に対して
記事では「批判する側の心理」に着目し
以下の3つの要素が指摘されています
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「もっともらしい理屈をつけて攻撃する」
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最近では、ジェンダー問題を糾弾することが
「正義」とされる傾向があります -
そのため、気に食わないものを「問題だ」と
決めつけて攻撃することで、自己の正当性を
主張する人が増えています
しかし、この行為が常態化すると
「本当に批判する必要があるのか?」と
冷静に考えることが難しくなる可能性があります
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「話題になっているから攻撃する」
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そもそもこのCMはウェブ限定で配信されており
話題にならなければ多くの人が目にすることも
なかったはずです
しかし、誰かが「これは問題だ」と騒ぎ始めたことで
それに便乗する形で批判が広がりました
つまり、内容を深く考えずに批判している人も多いのです
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「反撃されない相手を選んで批判する」
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東洋水産のような大企業に対しては
SNS上でどれだけ批判をしても
直接反撃されることはありません
そのため、安心して攻撃し、自己満足を得る人が
一定数いるのです
このような心理がエスカレートすると
日常生活でも理不尽なクレームをつける行動に
つながる可能性があります。
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東洋水産の対応は賢明だった?
今回の騒動に対して、東洋水産は特にコメントを発表せず
沈黙を貫いています
これに対して「冷静な対応だ」と評価する声も多く
企業として不必要な炎上を避ける賢明な判断といえるでしょう
まとめ
カップ麺のCMに対する今回の批判は
「本当に問題なのか?」という疑問を多くの人に
抱かせました
批判の背景には、SNS時代特有の
「正義の名のもとに攻撃する快感」に囚われた心理が
あるのかもしれません
東洋水産の対応のように
無用な騒動に巻き込まれないためには
「沈黙も一つの戦略」であることを
今回の件は示唆しているのではないでしょうか
それと同時にこのような批判が
少なくなることを祈ります