日本サイ科学会の発行誌より引用
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追記、
訃報 日本サイ科学会の創立者であり長く会長も務められ、その後名誉会長として尽くされた、関英男博士が2001年12月16日の夜に心不全で永眠されました。
日本サイ科学会を創立して育てるために25年間尽くされた、関英男博士に謹んで感謝と哀悼の意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
サイ(特異効能)(Psi)科学とは
サイ科学を手短に要約すると、在来の自然(唯物)科学で「普通一般には知られていないエネルギーを媒介にして、心と心、心と物、及び物と物との間に発生する現象を科学的に研究し、その成因を解明しようとする学問領域のことである」と、故関英男博士(日本サイ科学会創立者)は「サイ科学」誌で述べられています。
日本サイ科学会の公式サイト URL http://psi-science.sakura.ne.jp
ここで物とは動物、植物、鉱物を意味し、サイ科学は在来科学とは異質のものを含んでいます。
新時代(21世紀)は、サイ科学をある程度理解しないでは、本当の健康や、本当の幸福を得ようとしても、先ず無理であろう。と、同博士は「サイ科学」誌で述べられています。
一方、日本サイ科学会の元会長でした故木村六郎博士は、サイ科学は人の心や命を重視して、今までの(唯物)科学が取り扱えなかった各種のサイ(未知、或いは超常)現象を棚上げすることなく、様々の角度から(客観的に)科学的な手法で解明していきます。
そして、それに必要とする新たな原理や原則を打ち立てて行こうとするのであり、今までの自然科学を無視することなく大いに活用するが、今までの原理や原則を必要に応じて修正したり、改廃することもあり得るわけで、それによって従来の科学を飛躍的に発展させる道が開けるのです。と、サイジャーナル紙で述べられています。
“サイ”という語は、Duke大学のライン博士の提案によるもので、ギリシャ語の「魂」と言う語の頭文字「ψ(Psi)」より由来しているそうです。
心は当然に、人間の心を指すけれども、必ずしも人間が生きている間の心だけでなく、死後も残る霊魂の存在も含めて考えているそうです。
超心理学は概して心理学(在来の自然科学)の延長線上にあり、心霊科学は、宗教ではないが、概して宗教上の現象を議論するそうです。サイ科学は、これら両者を含むばかりでなく、両者のどれにも属しない現象を含んでいるそうです。
サイ科学は科学である以上、サイ現象も客観的な観測に掛らなければならない。
しかし、目下の所、あるサイ現象は少数の特殊な能力者のみにしか観測されず、一般人には観測されないこともあるため、偏狭で唯物科学のみを信じる有識者から、しばしば「主観的なものだから科学とは言えない」と言って批判される。
これについて現在では、主観的として非難される議論も、そう遠くない未来に人類全体の精神的なレベルが上がって、ESPやPKなどの能力者が圧倒的に増加すれば、将来は客観性が有ると見なされ、普遍的な妥当性をもつ可能性が濃厚である。と、故関英男博士はサイ科学誌で述べられています。
ブログ追記、
2019/11/22のブログ「唯心所現と量子力学」(indeepより引用)で紹介しました様に、繰り返し行われる量子力学実験により「この世に客観的な現実は存在しない」ことがさらに明確になり、そして「この世は人間の主観で成り立っている」ことが否定できない状況になっているのです。
量子力学が示す二つの事実として、客観的な現実というものは、人間が観測するまでは存在しないことと、この世を構成する粒子は「人間の意志で変化する」と言うのです。
この世は存在している様に見えて感じて感覚もありますが、本来は「存在していない」のが正しく「意志だけが漂って」いる訳です。
2013/2/14「現世は幻想でマトリックスの世界」で紹介しました様に、この世の中の事象は心・潜在意識の展開により作り出された投影・幻影ですから、心や意識が変われば世の中の出来事である事象も変化して行くのです。
世界中の主なサイ科学(超心理)やサイ現象に関しては、USB規格や無線LAN規格などでお馴染みの権威ある、IEEE(米国電気電子学会)が発行する論文集でも多数に報告されています。
先進国では数年前には超能力などの有無を論じる時期は終わり、それらをいかに解明して活用するかに移っています。
我国でも既に一部の大企業や学会も超能力とか、東洋の「気」に関する研究を1992年頃より始めています。
日本工業振興会では「気」の分科会(佐々木茂美電通大教授、日本サイ科学会会長)があり気のデバイスを、つくば大学では鍼灸でお馴染みの経絡の研究をされているそうです。
ニューヨークの物理学会では気の流れを実証したとの報告さえあります。
宇宙には、三大法則があるとある超能力者から聞かされたと、故関英男博士はサイ科学誌で述べられています。
この超能力者は、宇宙に存在する超巨大サイ情報網系のアカシック・レコードで調べてきたそうです。
◎法則の第一は、原因があれば必ず結果があるという「因果律」だそうで、サイバネテイックスとかフィードバックの循環的な理論から容易に理解できるでしょう。つまり、原因結果の法則で「因果応報」とも呼ばれています。
しかし、「因果応報」の巡るサイクルのスパンは長く、過去生も含まれて確認は困難で科学的でないと決め付けて、意味と理屈・理論を理解できない人々で占められるのが実情です。
私たちの様に高尚な精神作用を持つ人間の行動は、力と運動に関する宇宙的な法則に支配されて、動・反動の法則や循環の法則とか、跳ね返りのフィードバック理論が作用して来る訳です。
さらには、行動のみならず口から出る言葉の声と文字に現した言葉は、昔から言霊と言われ力が宿りエネルギーであります。
自然科学の法則では、物質が動けば運動エネルギーとなって現れますが、心の法則では「心・精神」が動けば「意識・思念・想念」という、目には見えず耳にも聞こえない波動エネルギーが発生します。
エネルギーは不滅の法則が有って動きと作用により、姿・形を変えますが無くなる訳ではなく、時が来れば循環の法則・跳ね返り・フィードバック理論に従って、意識・言動の原因に見合った何らかの結果が現れて来て、宇宙の規律・法則を犯した者は必ず「自己処罰」をしています。
昔からの言い伝えで「因果は巡る」と言われる所以で、大衆は「お天道様は見ているぞ」と言い自らを戒めて、経験的に「因果応報」とか「因縁」と言い伝えられて来ました。
何れにしても「自由意志」の使用・振る舞いと言動には、当然に「自己責任・因果律」が付いて回る訳です。
詳細は、2021/5/19「因果律の作用と働きが信じられず理解出来なく納得せず不心得な者が多い」があります。
◎法則の第二は、「不干渉の原則」というものだそうで、他の人が困っていたとしても無闇に助けない方がよいというものです。
人情的には手を差し伸べたくなるものですが、モラロジーでも、金品のような物質的な恩恵(援助)だけでは人を本当に救済することは出来ないで、逆にその人を堕落させることにもなると云われています。
究極の救済は人の心であり真理を体得した者が、その人に心を移し植えることだそうです。
追記、
それが2013/2/14「宗教目的と役割とは」で紹介しました「諸聖人の示された神仏に基づく教えの真理・倫理を知らせる、伝道と灯明を点すという愛行なのです。」
つまり、伝道者自らが真理を学び実践しつつ体得して、それ(慈悲・利他の精神)を伝道により他者に移し植えることで、その方もまた真理を学び実践して体得し、その方の精神を利己心から慈悲心に立て替えさせ、自発的に愛行へ気付かせ目覚めて人心を開発して救済する事です。
◎第三の法則は、「共存共栄の原則」だそうです。
これについては自然破壊や公害による環境汚染や、気象の攪乱など異常気象の猛威などで反省から今、世界中で叫ばれています。
かつて、私たちは人類の幸せとか豊かさとか利便性とか快適性のエゴ生活を追い求めて、利益優先の過剰な競争原理から人間の限りない暴走とも思える資源の乱獲・争奪から、地球の各地で自然の生態系に於ける秩序の乱れや自然環境を損傷・破壊したり、公害を出し続けて汚染して来ました。
追記、
世界では環境破壊や大気・土壌汚染による公害病などの多発で健康被害が深刻化して、国連ではストックホルム会議が始まりました。
自然災害の増加が世界レベルで共有され始めた背景もあり、かつてのラムサール条約やパリ協定の気候サミットの取り組みとか、地球サミットの開催とかリオ宣言でアジェンダ21が決定され、ミレニアム宣言を経て進展して来ました。
国連では前身となる2001年に採択されたMDGsから、2015年9月に後継の経済・社会・環境を一体的に捉える発想から、統合したSDGsが誕生して17のゴールと具体的にした167のターゲットが設けられ、持続可能な開発目標の取り組みが、2030年の達成に向けて始まりました。
モラロジーでは第三者をも含めた考えで三方良しの精神がベストだと云われています。
政界も財界も人命・人権・安全・健康・環境・大気を優先する政策が不可欠でしょう。
人と動植物が共存して住みやすい環境の保全と、文化的にも貴重な湿地の資源を守り育てる取り組みも大切です。
関連
2020/8/16「人類に超能力を与え給え、宇宙の三大法則、選民意識と約束の地とハルマゲドン」があります。
電磁気による作用は未知の超常現象だった
かって、電磁気学を唱えた(1864年)マクスウェル氏やファラデー氏、電磁気の存在を実験(1888年)で証明したヘルツ氏、及び無線電信機を発明(1895年)したマルコーニ氏などを初めとする、多くの先人達のお陰で今の電子工学や電波工学が在るわけです。
皆さんは高度な科学機器に囲まれた、便利で素晴らしい文化生活がエンジョイ出来るのです。当時の電磁気による作用は未知の超常現象だったのです。
何時の時代でも、常に未開拓な科学の領域と言う分野を勇気を持って展開しないことには、人類の発展も幸福もあり得ないものです。
時代は移り変わり、今では高性能な無線電話を始めGMDSSと呼ばれる衛星通信やデジタル通信、GPS付遭難信号発信器など新しい通信システムの登場により、船舶で長い期間も活躍していた無線電信でお馴染みのモールス通信は、徐々に新システムに移行して1999年2月に役目を終え姿を消しました。
今では船舶などの海難用に電話の緊急ダイヤル「118」も誕生して、救助に威力を発揮しています。
極大と極少について、現在の天文学で知られている宇宙の広がりは10の10乗(150億)光年と云われ、これは10の28乗cmに相当しますが、故関英男博士はサイ科学誌で宇宙の広がりを10の26乗光年(10の44乗cm)と推定され、最小のクォークは10の-92乗cmとも推定されています。
つまり、現在の天文学で知られているより約16桁も大きいことになります。因に電子の大きさは10の-13乗cmです。
現在、天文学で知られている星座の数は88ですが、サイ科学では136星座あると推定されています。
サイ科学で言う全宇宙とは、銀河系・星座・星雲の集まったローカルユニバース(1/70万)を指しています。
大宇宙には中心に中央宇宙があり、外側には超宇宙(スーパーユニバース)が取り巻いているそうです。
私たちの銀河系宇宙は7番目のスーパーユニバースに属していて、他にも6つがあるそうです。
超宇宙郡の外側には、さらに外層宇宙が4層も存在していますが、未だ未完成部分に相当し、開発途上にあるそうです。
光速不変の神話崩壊
英国の生物学者R・Sheldrake博士の発表された「世界を変える7種の実験」という文献の中で、光速度に関する説明で1928年に測定された値に比べて、1945年の値が20km/sも低下していたとあります。
今の科学界では「基礎的物理定数の安定性」があり、光速度は一定値として定義され値は299,792km/sになっています。1920年以前に測定された値は299,800km/sです。
1928年以後より急に低下して特に1932~1945年は最も遅く299,775km/s以下になっています。1950年以後は定義された値に戻っています。
これについて故関英男博士は、世界大戦や原爆投下を引き起こすような世界中の人類が一様に良からぬ悪想念(念波)を持つと、光の伝わる媒体の性質が変化するのではないかと推定されています。
因に宇宙空間では100万km/sだそうで、NASAの元日本人研究員の川又博士も今は地球の波動卷外周で光速度が、1999年には既に速く(約1.5倍)なっていると言われてました。