PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

初夏の学会シーズン到来

2016年06月10日 09時13分06秒 | イベント告知

明日から、社大の通信教育科精神保健福祉士短期養成課程のスクーリングが始まります。

スクーリング初日ですので、夜には懇親会もあります。

今年はどんな逸材がご参加されているのか、新しい出会いに期待しています。

授業科目としては、例年通り「精神保健福祉の制度とサービス」を担当させて頂きます。

知識の習得もさることながら、歴史を踏まえた上での「価値」は大切にしたいと思います。

社大の通信課程がこだわってきた「PSWの魂」が、少しでも伝えられればと願います。

 

 

例年この6月から7月は、学会・協会シーズンです。

実は、明日と明後日も関係する学会があり、本務の授業とも重複し、トリプルブッキング状態です。

こんなに集中させなくてもいいのにと思うくらい、矢継ぎ早に大会・総会・研修会がずっと毎週続きます。

紫陽花や花菖蒲の綺麗な季節ですが、どこも週末のお出掛けは人込みで大変でしょう。

いっそ、この機会にじっくり他者の言葉に耳を傾け、お勉強をしてみようかという方は、以下をご参照ください。

精神保健福祉やソーシャルワークに関連する学会・協会の、開催期日と会場・テーマです。

いずれも非会員でも当日受付でも参加はOKですので、お近くでしたらお出掛け下さい。

どこかでお会いできる方も、いらっしゃるかも知れませんね。

詳しいプログラム等は、それぞれのホームページにアクセスしてご確認ください。

 

●6月2日~4日⇒終了しました

第112回日本精神神経学会学術総会(幕張メッセ)

 

●6月5日(土)⇒終了しました

東京精神保健福祉士協会総会(井之頭病院)

神奈川精神保健福祉士協会総会(神奈川県立保健福祉大学)

 

●6月11日~12日(土・日)

日本地域福祉学会第30回記念大会

(日本社会事業大学)

テーマ:「コミュニティの持続可能性の危機と地域福祉のイノベーションをさぐる」

大会HP⇒http://www.gakkai.ne.jp/jracd2016/index.html

 

●6月11日~12日(土・日)

平成28年度こころのバリアフリー研究会総会

(NTT東日本関東病院)

テーマ:「こころのバリアフリーに向けてみんなができること」

総会HP⇒http://www.jsbfm.com/archives/151014s.html

 

●6月16日(木)~18日(土)

第52回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会

第15回日本精神保健福祉士学会学術集会

海峡メッセ下関(山口県国際総合センター)

テーマ:「時の流れを超えて、今問う~精神保健福祉士の資性・姿勢・至誠」

大会HP⇒http://www.japsw.or.jp/taikai/2016/index.html

 

●6月19日(日)

2016年度日本臨床心理学会定期総会

十条「スタジオ街なか」

13:30~17:00 定期総会・裁判報告

学会HP⇒http://nichirinshin.info/

 

●6月24日(金)

一般社団法人 日本精神保健福祉学会2016年度第5回学術研究集会(沖縄大会)

(沖縄大学)

テーマ: 「精神保健福祉医療を地域の社会・歴史から考える―チャースガナマカラ(これからどうする)―」

学会HP⇒http://www.jassmhsw.jp/syukai/syukai.html

 

●6月25日~26日(土・日)

一般社団法人 日本精神保健福祉士養成校協会 2016(平成 28)年度全国研修会

(沖縄大学)

テーマ:「メンタルヘルスの課題に対応した実践力の開発に向けて―精神保健福祉士養成におけるクリティカルな思考を促す教育法―」

協会HP⇒http://www.jascpsw.jp/index.htm

 

●6月25日~26日(土・日)

創立70周年記念第55回日本社会事業大学社会福祉研究大会

福祉の未来を拓く社大福祉フォーラム2016

(日本社会事業大学)

テーマ「変革する力 力量あるソーシャルワーカーへの途―生活困窮者自立支援を問う」

大学HP⇒http://www.jcsw.ac.jp/research/gakunaigakkai/gakkai/

 

●7月2日~3日(土・日)

第24回 日本社会福祉士会全国大会・社会福祉士学会(愛媛大会)

(松山市・ひめぎんホール) 

テーマ:「生きる」を支える~社会福祉士の可能性~

大会HP⇒http://jacsw.or.jp/09_zenkokutaikai/index.html

 

●7月8日~9日(金・土)

特定非営利活動法人 全国精神障害者地域生活支援協議会

第20回全国大会in東京

(日本赤十字看護大学 広尾キャンパス)

テーマ:ámix〜ひろがる、つながる、できること〜

大会HP⇒http://www.ami.or.jp/taikai/276

 

●7月9日~10日(土・日)

第16回日本外来精神医療学会

(横浜市開港記念会館)

テーマ:「外来精神医療の透明化と標準化」

大会HP⇒http://www.jaaps.jp/16th/index.html

 

●7月9日~10日(土・日)

日本ソーシャルワーク学会第33回大会

(同志社大学今出川キャンパス)

テーマ:「ソーシャルワークの『グローカル』な展開をめざして―ますます世界的に、あくまで日本的に―」

大会HP⇒http://www.jsssw.org/annual-meeting/post-210.html

 

●7月18日(月・海の日)

ソーシャルワーカーデー2016中央集会

(大正大学礼拝堂)

テーマ:「ソーシャルワークの楽しさ・こわさ・醍醐味~人びとの尊厳と価値の促進~」

集会HP⇒http://www.sw-day.jp/

 

※画像は、箱根彫刻の森にて。


当事者の目から見た「退院促進」

2016年01月27日 17時12分58秒 | イベント告知

今日は、日本社会事業大学の精神保健福祉士課程卒業生勉強会のご案内です。

年1回、2月に行っていますが、今回は「退院促進・地域移行支援」を取り上げます。

 

テーマは「退院促進の現在(いま)、そしてこれから」と銘打ちました。

今回、長期社会的入院者の退院促進を考える報告を、2本立てています。

一つは、社大でずっと取り組まれてきたタイソク(退院促進)研究班からの報告です。

全国の精神科病院・地域支援機関と連絡を取りながら、地域移行支援のあり方を追究しています。

今回、一連の研究活動の一部を、大学院生でもある瀧本さん、高野さんから報告してもらいます。

もう一つは、横浜市旭区で活動をおこなっている「キャラバン隊かめ」の皆さんの報告です。

NPO法人共に歩む市民の会から、精神科病院内で当事者によるプログラムを行っています。

当事者の目から見た退院促進について、率直にお話し頂きます。

二つの報告も踏まえて、これからの退院促進について、一緒に皆でディスカッションができればと思っています。

 

この勉強会、もともとは社会福祉学部の精神保健福祉士課程の勉強会としてスタートしましたが、

近年は、通信教育科の精神保健福祉士課程や専門職大学院の方も多数参加されています。

今回の「退院促進」というテーマに関心をお持ちであれば、どなたでも外部の方の参加も歓迎致します。

ぜひ、清瀬の社大に足をお運びいただければ幸いです。

 

 

日本社会事業大学 精神保健福祉士課程 卒業生勉強会

「退院促進の現在(いま)、そしてこれから」

現在の制度の在り方や現場での課題、そして当事者から見た退院促進とは?!

今年は、横浜市で当事者活動を活発に行っている「NPO法人共に歩む市民の会」から、ピアサポーターとして精神科病院で活動している「キャラバン隊かめ」の皆さんをお迎えします。

精神保健福祉士として現場で活躍されている皆さんと一緒に、日本の大きな課題である「長期入院・退院促進」について考えたいと思います。

 

<プログラム>

1:「最近の退院促進に関わる政策の動向・課題」

効果の上がる退院促進・地域定着支援プログラムのあり方研究会

日本社会事業大学大学院博士後期課程 高野悟史・瀧本里香

2:「退院促進における当事者の活動~「キャラバン隊かめ」の活動から~」

NPO法人共に歩む市民の会 「キャラバン隊かめ」メンバーの皆さん

3:ディスカッション

 

・開催日:2016年2月6日(土)

・時 間:13:00~16:00

・場 所:日本社会事業大学 清瀬キャンパス A棟402教室

・交 通:西武池袋線清瀬駅南口下車、西武バス2番乗り場より「下里団地」行「花小金井駅」行「滝山営業所」行のバスで8分

     「社会事業大学前」下車徒歩2分

・参加費:資料代として100円頂きます

・お問い合わせ先:精神保健福祉士課程主任 吉田光爾  kyoshida@jcsw.ac.jp

・申し込み方法:以下の内容をFAXもしくはメールでお送りください。

・送信先:日本社会事業大学 吉田研究室 FAX 042-496-3138

 

【日本社会事業大学 精神保健福祉士課程卒業生勉強会 申し込み票】

参加者氏名:                    

ご所属:                      

・卒業生の方は下記記入をお願い致します。

⇒卒業年度      年 または     課程第  期 等

・在学生の方は課程、学年をお願いします。

 ⇒         課程     年

ご連絡先(メール等):         

 

※当日参加も可能ですが、準備の都合上、できるだけ2月2日までにご連絡頂ければ幸いです。

※2年前の2014年、前夜からの大雪のため開催を中止せざるを得なかったことがあります。

参加希望の方々に急なご連絡もできるよう、ご面倒でもメールアドレス等の連絡先をお知らせくださるようお願いします。

なお、お知らせ頂いたメールアドレスには、今後の勉強会・フォーラム等の開催案内をお届けさせて頂くことがありますので、ご了解ください。

 

※画像は「箱根彫刻の森美術館」にて。記事内容とは関係ありません。

 

 


S-PSWフォーラムでオープンダイアローグ

2015年10月07日 08時06分35秒 | イベント告知

一昨日このブログで、第58回日本病院・地域精神医学会(東京多摩総会)のご案内をしたばかりですが。

その学会の翌日、11月8日(日)に第9回「S-PSWフォーラム」を清瀬で開催します。

 

「S-PSW」は、「社大精神保健福祉士」の略称です。

日本社会事業大学には、学部、通信教育科に、精神保健福祉士の養成課程があります。

また、専門職大学院、研究大学院にも、多くの現場PSWが多数学んでいます。

身近なリソースを活かし、お互いの実践知・経験知に学び交流し合い、ネットワークを形成しようというものです。

 

今回はテーマとして、「オープンダイアローグ」を取り上げました。

丸々半日かけて、その実際と哲学を学び、率直に議論し合おうというものです。

病院・地域精神医学会でも前日の11月7日(土)に、斎藤環さんと向谷地生良さんのトークセッション「今、なぜオープンダイアローグか」が組まれています。

翌日の「S-PSWフォーラム」では、更にその内容を参加者で深められればと考えています。

詳しい趣旨やプログラムのタイムテーブル等は、以下をご覧ください。

 

なお、学内行事ではありますが、興味のある方は、どなたでもお気軽にご参加ください。

できれば、下記のご案内通り、事前にメールでお申し込みを頂けるとありがたいですが。

この情報の拡散、当日の飛び込み参加も歓迎いたします。

どうぞ、清瀬の日本社会事業大学にお越しください。

 

★  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

 

第9回 S-PSWフォーラム

(日本社会事業大学 精神保健福祉士養成課程関係者フォーラム)

~PSWとして「オープンダイアローグ」を考える~

 

日本社会事業大学では、社会福祉学部・通信教育科・専門職大学院・研究大学院において精神保健福祉を学んでいる方と卒業した方々の相互交流と実践的学びの場として、「社大精神保健福祉士養成課程関係者フォーラム(S-PSWフォーラム)」を2011年より開催しています。

今回のフォーラムでは、フィンランドの西ラップランドで取り組まれ、今日本でも注目を浴びている「オープンダイアローグ」を取り上げます。

統合失調症の初発患者に対して、抗精神病薬の薬物治療によらず家族や友人のネットワークの中で、自宅などで当事者との対話を繰り返していくアプローチです。

85%が回復し、そのうち80%以上が精神病徴候を示さず、精神医療と関係を持たなくなっているという治療実績が報告され、世界に衝撃を与えています。

現地を訪れ、最近『精神看護』誌(2015年3月号、医学書院)で「さらに見えてきたオープンダイアローグ~フィンランド、ケロプダス病院見聞録」として詳細な報告をまとめられた下平美智代氏をお迎えし、ドキュメンタリー映画も見ながら、参加者相互のディスカッションを通して、その方法や哲学を学び、日本での可能性を考えます。

なお、これまで「S-PSWフォーラム」では、分科会形式でWRAPやSST、ピアカウンセリング等を学んできましたが、今回は分科会を設けませんので、あらかじめご承知ください。

通信教育科の現役生にとっては、オプションコース・プログラムの一環ですので、奮ってご参加ください。

詳しいプログラムは、以下をご参照ください。

 

●日 時:

2015年11月8日(日) 13:00~18:00

●場 所:

日本社会事業大学 清瀬キャンパス 教学C棟C601・602教室

東京都清瀬市竹丘3-1-30

●交通アクセス:

西武池袋線・清瀬駅南口下車「下里団地」「滝山営業所」「花小金井駅」行バスで7分

「社会事業大学前」バス停より徒歩2分

●参加者:

社会福祉学部、通信教育科、専門職大学院、研究大学院の在籍者および卒業者、社大の精神保健福祉士養成課程に関心がある方、その他今回取り上げるテーマに関心をお持ちの方々

 

●プログラム構成:

1 講演 13:00~14:00

司会:吉田光爾(日本社会事業大学社会福祉学部准教授)

講師:下平美智代氏(NPO法人リカバリーサポートセンターACTIPS 訪問看護ステーションACT-J) 

「オープンダイアローグ(Open Dialog)を考える」(仮題)

2 ドキュメンタリー映画上映と質疑応答 14:10~15:40

「開かれた対話~フィンランドの精神科治療のオルタナティブアプローチ」

3 ワールドカフェで意見交換+クロージング 15:50~17:00

4 交流会 17:15~18:30(軽食とソフトドリンク付き。持ち込み、お土産大歓迎)

●資料代:1,000円(学部生500円)

●申し込み先

お申し込みは、以下の必要事項をご記入の上、以下のアドレスにメールでお申込み下さい。

(必要事項)氏名、課程、卒業年、現所属先、連絡先(メールアドレスなど)

(e-mailアドレス)spsforum.jcsw@gmail.com

 

●主催:第9回S-PSWフォーラム実行委員会(アルファベット順)

古屋龍太(社大専門職大学院教授:実行委員長)

門脇健二(板橋区社会福祉協議会)

小梶はるみ(銀杏企画)

小川瑛子(住吉病院)

贄川信幸(社大社会事業研究所准教授)

新井山克徳(駒木野病院)

大嶋巌(日本社会事業大学学長)

大山早紀子(前・通信教育科専任教員/立教大学)

添田雅宏(前・通信教育科専任教員/在宅支援センター円)

田中浩子(JHC板橋)

宇佐美幸子(鎌倉市障害者活動支援センター)

吉田光爾(社大社会福祉学部准教授)

 

※画像は、箱根彫刻の森美術館にて。記事本文の内容とは関係ありません。


第58回日本病院・地域精神医学会(東京多摩総会)のプログラム確定

2015年10月06日 02時45分27秒 | イベント告知

7月に開催した「第32回日本ソーシャルワーク学会」の告知以降、ブログの記事が途絶えてしまっていました。

おかげさまで、ソーシャルワーク学会史上最高の参加者を集めて、無事終えることができました。

小生自身はあまり役にも立たなかったのですが、大会事務局長として改めてお礼申し上げます。

 

この暑い夏の間も、例年通りの実習巡回指導だけでなく、いろいろ関与するイベントがありました。

8月上旬には、恒例となった「フクシマツアー」に、25名の参加者とともにバスで行ってきました。

8月下旬には、恒例の「リカバリー全国フォーラム」が1500名を集め、地域移行の分科会を担当させて頂きました。

8月から9月にかけては、地域移行の研究プロジェクトで、今年は宮城、京都、愛知、北九州等、あちこちお邪魔させて頂きました。

また、世田谷区の相談支援従事者初任者研修をはじめ、医療福祉連携士講習会やら、相模原市社会福祉事業団の研修会等、拙い講義をさせて頂きました。

それぞれ、お世話になった事務局の皆さま、参加者・受講生の皆さま、本当に暑い中ありがとうございました。

 

さて、早くも10月、もうすっかり涼しくなって、東京も秋の気配です。

東京のこの秋の、精神保健医療福祉関連のイベントといえば、これです。

第58回日本病院・地域精神医学会総会(東京多摩総会)。

この度、ようやくプログラムが固まり、ネット上で公開されることとなりました。

以下は、そのバージョン2で、テキストで編集する際に、少し勝手にアレンジもしています。

まだ若干の修正は入るかも知れませんが、取り急ぎお知らせします。

 

プログラムをご覧頂くとわかるように、今時珍しい「硬派」の学会です。

精神科病院を改革し、地域での支援を早くから追求し続けてきた学会です。

あらゆる職種の専門職や当事者が、対等な立場で原理的議論を展開する、なかなか刺激的な学会です。

準備を進めてきた総会実行委員会も、時に激しい応酬が繰り広げられ、どうなるかと思いましたが…。

…なんとかなるもんです(笑)。

多くの皆さまのご参加をお待ちしています!

 

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第58回日本病院・地域精神医学会総会(東京多摩総会)

「強制」から「協働」へ ~パラダイムシフトへの序章~

 

○会 期:2015 年 11 月 6 日(金) 9:30 ~ 19:30  11 月 7 日(土) 9:30 ~ 16:15

○会 場: パルテノン多摩  東京都多摩市落合2-35(多摩センター駅より徒歩5 分)

○主 催: 日本病院・地域精神医学会/第58 回日本病院・地域精神医学会総会実行委員会

○第58 回日本病院・地域精神医学会総会 事務局

〒206-0021 東京都多摩市連光寺1-1-1 桜ヶ丘記念病院内

FAX : 042-338-0681

Email : byochi58tama@nifty.com

大会ホームページ: http://byochi58tama.sakura.ne.jp/

○参加費: 事前登録: 会員8,000 円 非会員 9,000 円

当日参加: 会員9,000 円 非会員 10,000 円 当事者・家族・学生: 2,000 円

懇親会: 4,800 円(申し込み順・定員有り)

市民公開講座:無料

○事前参加登録:大会ホームページの参加登録ページより事前登録をお願いいたします。

受付期間は9 月23 日(水)~10 月25 日(日)です。

《ごあいさつ》

2020 年にオリンピック・パラリンピック開催が決定した東京は、人口1300 万人、財政規模は6兆円を超えフィンラン一国のそれに匹敵する世界的な大都市であることは間違いない。しかし、高齢化、孤独死、経済格差、都市集中と日本社会の矛盾が集中し、顕在化しているのもまた東京の姿である。精神保健福祉資料によれば、東京都では近年、人口万対病床数、平均在院日数等はいずれも減少しているが、平成24 年6 月30 日時点においてもなお、人口万対病床数は17.9 を数え、平均在院日数も200 日を超えている。また都内の全入院患者20,571 人中11,760 人(57.1%)が入院期間1年以上の長期入院患者である。また一方で、11,363 人の任意入院患者中「終日閉鎖」病棟で処遇されている者も半数以上に上る。これらは、日本の精神医療の抱える矛盾と課題が東京の実状にも色濃く反映されており、病床数、入院期間の適正化、入院形態に見合った開放的処遇の確保等の基本的課題が、抜本的な解決を見ないままに時間が経過している可能性を示していると言っても過言ではない。また社会的入院の問題も未だ根本的な解決が図られているとは言えない。

従来、精神障害者に対しては「判断能力がない」等の理由をともすれば画一的に適用することによって、長らく「強制」が正当化されてきた歴史があることは否定出来ない。強制の継続は、対象者の社会的排除とその固定化へと向かう。「強制する側」と「強制される側」という捉え方の中には、対称性もなければ、相互交流の契機も存在しない。私たちは、既に障害者権利条約批准後の世界を生きている。障害者権利条約は、単に人身の自由という観点だけでなく、障害のない市民との間の自由の保障の平等性、他の市民と同じように地域で生活する権利、自己決定権の保障など様々な観点から障害をもった人の人権を保障しようとするものである。

「障害」は単に個人的に生じた機能上の問題ではなく、社会あるいは環境との関係に基因するものである。このような考えが主流にならない限り、「強制」すべきでない人に「強制」し、人権を侵害するという事態は容易に発生するであろう。私たちは、今こそ「強制する側、される側」というパラダイムから、「障害のある人、ない人」が共通のゴールに向けて共に歩む関係、すなわち「協働する」関係にシフトすべきである。現在、東京多摩総会実行委員会でも、幅広い立場の方々が、様々な場所に集まり議論を重ね、開催に向け日々「協働」を行ってきている。このような視点に立って、日本病院・地域精神医学会 東京多摩総会における議論を、「強制」から「協働」へのパラダイムシフトを実現するための序章すなわち我々の出発点として位置付けたいと考えるものである。

第58回日本病院・地域精神医学会総会 大会長 岩下 覚(桜ヶ丘記念病院 院長)

 

大会プログラム

■11月6日(金)総会1日目■

【A会場(2F 大ホール)】

◆開会式(9:50~10:20)

Ⅰ-A1

◆基調講演「精神保健医療福祉の動向~東京都多摩地域を中心に~」(10:30~12:00)

座 長 :岩下 覚 (桜ヶ丘記念病院 院長)

講 師 :熊谷 直樹 (東京都立多摩総合精神保健福祉センター 所長)

◆浜田賞表彰式(12:05~12:25)

Ⅰ-A2

◆教育講演①「当事者と協働して治療アプローチを決めていく新しい方策 Shared Decision MakingSDM)について」(12:45~14:15)

座 長 :吉尾 隆 (東邦大学薬学部医療薬学教育センター臨床薬学研究室 教授)

講 師 :渡邊 衡一郎 (杏林大学医学部精神神経科学教室 教授)

Ⅰ-A3

◆多摩市医師会共催 市民公開講座

「挫折・喪失と生き直す条件~人生の「物語」を見つめて~」(14:30~16:00)

座 長 :佐藤 忠彦 (社会福祉法人桜ヶ丘社会事業協会 理事長)

講 師 :柳田 邦男 (ノンフィクション作家、評論家)

 

【B 会場(2F 小ホール)】

Ⅰ-B1

◆シンポジウムA「医療観察法~施行10年にあたって~」(10:30~12:00)

座 長

:中川 実 (こころのクリニック西尾 医師)

:村松 太郎 (慶應義塾大学精神神経科学教室 准教授)

シンポジスト

:中根 潤 (独立行政法人 国立病院機構下総精神医療センター 医師)

:中島 直 (医療法人社団新新会 多摩あおば病院 医師)

:池原 毅和 (東京アドヴォカシー法律事務所 弁護士)

:医療観察法元当事者

Ⅰ-B2

◆シンポジウムB(理事会企画)

「隔離・身体拘束の急増に今、何をすべきか?」(12:45~14:15)

座 長

:山下 俊幸 (京都府立洛南病院 院長)

シンポジスト

:長谷川 利夫 (杏林大学保健学部作業療法学科精神障害作業療法学研究室 教授)

:関口 明彦 (全国「精神病」者集団 運営委員 当事者)

:上野 秀樹 (敦賀温泉病院 医師/千葉大学医学部附属病院地域医療連携部 特任准教授)

:野上 毅 (厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課 心の健康作り対策官)

Ⅰ-B3

◆教育講演②「薬物依存症の現状と治療」(14:30~16:30)

座 長 :久江 洋企 (桜ヶ丘記念病院 医師)

講 師 :松本 俊彦 (国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長/自殺予防総合対策センター 副センター長 医師)

◆総会議事(16:50~17:40)

 

【C会場(2F 特別展示室)】

◆活動紹介・展示スペース(10:30~16:30)

【D会場(1F リハーサル室)】

Ⅰ-D1

◆分科会① 住居と地域生活(9:50~10:50)

Ⅰ-D1-1 「精神障害者の部屋の借りづらさ」に対する取り組みについて

~中野区地域生活支援センターにおける居住サポート事業の実践から~

志村 敬親 (中野区地域生活支援センターせせらぎ 精神保健福祉士)

Ⅰ-D1-2 若者グループホームを増やそう!

~心のケアが必要な若者のためのGH「キキ」実践を通しての提言~

西隈 亜紀 (NPO 法人東京フレンズ グループホーム・キキ 精神保健福祉士)

Ⅰ-D1-3 「二人以上職場」の定員6名小規模グループホームの持つ可能性

~いちごLiving10年間の実践から

山口 さとる (いちごLiving 臨床心理士)

Ⅰ-D1-4 長期入院から地域での生活に移行した人が感じる「地域生活」と「病院内の生活」の違い

~真の地域生活とは何か?

長谷川 利夫 (杏林大学保健学部作業療法学科精神障害作業療法学研究室 教授)

Ⅰ-D2

◆分科会② チームで進める地域移行(11:00~12:15)

Ⅰ-D2-1 多職種連携チームによる退院支援の取り組み①

~個別退院支援チームによる退院支援の仕組みづくり~

真嶋 信二 (駒木野病院 作業療法士)

Ⅰ-D2-2 多職種連携チームによる退院支援の取り組み② ~個別退院支援チームの介入事例報告~

真嶋 信二 (駒木野病院 作業療法士)

Ⅰ-D2-3 急性期における「退院支援チーム」の実践報告

田並 義正 (医療法人郷の会 紀の郷病院 看護師)

Ⅰ-D2-4 長期入院患者の自宅退院に向けて

~当院規定療養病棟用退院連携シート・ストレングスマッピングシートを用いて~

金内 幸男 (特定医療法人清和会 鹿沼病院 看護師)

Ⅰ-D2-5 アルコール依存症と多発性神経炎が合併したA氏に対する、仮設住宅移行への多職種支援の取り組み

東條 千春 (舞子浜病院 作業療法士)

Ⅰ-D3

◆分科会③ 精神科病院での取り組み(13:20~14:50)

Ⅰ-D3-1 一般急性期型精神科病院での物質使用障害治療の試み

中島 直 (医療法人社団新新会 多摩あおば病院 医師)

Ⅰ-D3-2 統合失調症慢性期における抗精神病薬減薬プロトコールの試み

石田 雄介 (宮城県立精神医療センター 薬剤師)

Ⅰ-D3-3 行動制限最小化に向けた委員会の取り組み

行動制限最小化委員会の運営を改革してきた経緯と変化について

加茂 有紀浩 (医療法人稲門会 いわくら病院 看護師)

Ⅰ-D3-4 医療観察法処遇終了後の支援実践報告

秋場 優貴 (桜ヶ丘記念病院 精神保健福祉士)

Ⅰ-D3-5 精神科病院における長期入院者の退院支援の実践

山口 秦臣 (医療法人成精会 刈谷病院 精神保健福祉士)

Ⅰ-D3-6 精神科病院における障害者雇用に関する実践報告

新井山 克徳 (駒木野病院 精神保健福祉士)

Ⅰ-D4

◆分科会④ チーム医療と協働(15:00~16:15)

Ⅰ-D4-1 ユニット

原 達哉 (七生病院 看護師)

Ⅰ-D4-2 合同会議・考 -きょうどうの意味-

今野 正裕 (南埼玉病院 精神保健福祉士)

Ⅰ-D4-3 質問紙調査の結果から チーム医療の中で求められる作業療法の役割

小木曽 大輔 (医療法人桜桂会 犬山病院 作業療法士)

Ⅰ-D4-4 長期入院患者が持つ希望を知るための質問紙調査 ~希望から行動する意欲へ変えるために~

佐藤 清美 (医療法人桜桂会 犬山病院 看護師)

Ⅰ-D4-5 精神科病棟における患者参加型ケアと病棟特性に関するクロスセクショナル調査

小松 容子 (宮城大学看護学部 看護師)

 

【E会場(4F 第1会議室)】

Ⅰ-E1

◆分科会⑤ 地域支援1(9:50~11:20)

Ⅰ-E1-1 地域精神医療に薬剤師が関わるということ

~地域で働くスタッフへのアンケート調査の結果から~

鈴木 徹士 (医療法人社団康心会 湘南東部総合病院 薬剤師)

Ⅰ-E1-2 地域におけるリカバリー志向による家族心理教育の実践

内山 繁樹 (関東学院大学看護学部 看護師)

Ⅰ-E1-3 「包括型地域生活支援プログラム」従事者が心理職に求めること -質問紙調査を用いて-

仲 沙織 (福岡大学大学院人文科学研究科/水戸病院 臨床心理士)

Ⅰ-E1-4 伝えるって難しい? ピア電話相談員養成講座1年間の軌跡

寺西 宏晃 (地域生活支援センターMOTA 精神保健福祉士)

Ⅰ-E1-5 発達障害者への地域におけるケアに関する文献検討

河野 由理 (名古屋大学大学院医学系研究科 准教授)

Ⅰ-E1-6 AAとサバイバーの運動を一括りにする言説の批判的検討 メアリー・オーヘイガンの指摘を基に

伊東 香純 (立命館大学大学院先端総合学術研究科 大学院生)

Ⅰ-E2

◆分科会⑥ 地域移行の課題と方策(13:35~14:50)

Ⅰ-E2-1 高齢・長期入院精神障害者の地域移行を考える

中尾 清隆 (社会福祉法人創志会 つくばライフサポートセンター 精神保健福祉士)

Ⅰ-E2-2 岡山市の退院支援 ~退院意欲の低い入院患者との協働~

川上 真紀 (岡山市こころの健康センター 精神保健福祉士)

Ⅰ-E2-3 精神科グループホームから見る「強制」から「協働」へのパラダイムシフト

~他職種連携を踏まえた支援者間の葛藤~

高井 智治 (NPO 法人 E-SMILE 代表)

Ⅰ-E2-4 長期在院患者の退院・地域移行を推し進めるミクロ・メゾ戦略

-効果的支援のプログラム要素と連携クリニカルパスの結合による地域移行支援方策の提起-

古屋 龍太 (日本社会事業大学大学院 精神保健福祉士)

Ⅰ-E2-5 効果をあげる地域移行・地域定着支援プログラムの構築

~病院・地域実践統合に向けた実践家参加型形成評価プロジェクト~

高野 悟史 (日本社会事業大学大学院 精神保健福祉士)

Ⅰ-E3

◆分科会⑦ 地域支援2(15:00~16:30)

Ⅰ-E3-1 大都市近郊駅前の多機能型精神科診療所にできること

~地域ケアと精神科クリニックの役割(第3報)~

金杉 和夫 (金杉クリニック 医師)

Ⅰ-E3-2 生活訓練事業と訪問看護の協働による支援の考察

~“その人らしい多様な生活”を支える視点から~

篠木 絵里 (リカバリーセンター転 精神保健福祉士)

Ⅰ-E3-3 地域における訪問型診療所の役割についての一考察

~地域の困難事例を通して~

松浦 昴 (楯築診療所 精神保健福祉士)

Ⅰ-E3-4 多摩総合精神保健福祉センターによるアウトリーチ支援事業の効果について

梅野 充 (多摩総合精神保健福祉センター 医師)

Ⅰ-E3-5 東京都民間事業者活用型短期宿泊モデル事業の実際

~事例を通して見えてきたこと~

豊子 有純 (NPO 法人 多摩在宅支援センター円 グループホーム櫻の杜ハウス

精神保健福祉士)

Ⅰ-E3-6 コメディカルスタッフで立ち上げ・運営するACTチームの実践と可能性

~Q-ACTモデルの提唱~

倉知 延章 (九州産業大学/一般社団法人Q-ACT 精神保健福祉士)

Ⅰ-E4

◆夜間交流集会① (18:00~20:00)

Ⅰ-E4-1 精神医療・福祉の現状を問う Part13

伊藤 整一 (医療法人桜桂会 犬山病院 精神保健福祉士)

 

【F会場(4F 第2・3会議室)】

Ⅰ-F1

◆分科会⑧ 児童思春期・メンタルヘルス(9:50~10:50)

Ⅰ-F1-1 精神福祉における子育て支援

~「子育て援助・支援ガイドライン」の構成視点から~

川島 麻子 (NPO 法人 茨城県精神障害地域ケアー研究会 精神保健福祉士)

Ⅰ-F1-2 「『朝日新聞』夕刊記事事件」をめぐって -稲村博批判再考-

山岸 竜治 (日本大学生産工学部 精神保健福祉士)

Ⅰ-F1-3 スクールソーシャルワーカー活用事業の継続と発展に関する研究

~スクールソーシャルワーカーのエンパワーメントを支えるシステムに焦点を当てて~

山本 小百合 (富山子ども家庭福祉研究所 研究員)

Ⅰ-F1-4 思春期外来OT を始めて ~グループの2人のケースからみえたもの~

竹内 藍 (多摩あおば病院 作業療法士)

Ⅰ-F2

◆分科会⑨ 法と人権1(11:00~12:15)

Ⅰ-F2-1 東京精神病院事情(ありのまま)@病・地多摩大会

山本 則昭 (東京都地域精神医療業務研究会 精神保健福祉士)

Ⅰ-F2-2 双極性感情障害患者のDV 相談における行政サービスの問題点

~DV 冤罪事例に対する家族からの考察~

前田 直 (杏林大学保健学部 作業療法士)

Ⅰ-F2-3 精神医療国家賠償請求訴訟をめぐって

東谷 幸政 (精神医療国賠訴訟研究会/NPO 法人わくわく 精神保健福祉士)

Ⅰ-F2-4 地域からの風を私たちは活かせるか?

~精神科病院のPSW と弁護士との「協働」のあり方を「出張法律相談」をとおして考える~

保田 美幸 (いわくら病院 精神保健福祉士)

Ⅰ-F2-5 専門化される暴力

長谷川 唯 (日本学術振興会/京都府立大学 研修員)

Ⅰ-F3

◆シンポジウムC 精神医療はハンセン病者の闘いから何を学ぶか」(14:00~16:30)

座 長

:中谷 真樹 (住吉病院 院長)

:東谷 幸政 (精神国賠事務局長/NPO 法人わくわく相談役)

シンポジスト

:藤崎 陸安 (全療協 事務局長)

:福岡 安則 (埼玉大学 名誉教授)

:長谷川 敬祐 (西東京共同法律事務所 弁護士)

:山岸 倫子 (社会福祉法人新栄会 ワーカー)

Ⅰ-F4

◆夜間交流集会②(18:00~20:00)

Ⅰ-F4-1 長期在院精神障害者の地域移行を加速させる効果的な退院促進支援プログラムの検討

~現場支援者と研究プロジェクト協働による全国10 地域との意見交換から~

高野 悟史 (日本社会事業大学大学院 精神保健福祉士)

 

【G会場(4F 学習室)】

Ⅰ-G1

(理事会企画)診療報酬セミナー(14:30~16:30)

講 師

:福治 康秀 (独立行政機構国立病院機構 琉球病院 院長)

:新垣  元 (医療法人卯の会 新垣病院 理事長)

:蓑島 豪智 (医療法人稲門会 いわくら病院 副院長)

 

■11月7日(土)総会2日目■

【B 会場(2F 小ホール)】

Ⅱ-B4

◆斎藤環&向谷地生良トークセッション

「今、なぜオープンダイアローグか」(9:30~12:30)

講 師

:斎藤 環 (筑波大学医学医療系社会精神保健学研究室 教授)

:向谷地 生良 (北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科精神保健福祉講座 教授/社会福祉法人浦河べてるの家 理事)

Ⅱ-B5

◆シンポジウムD「パラダイムシフトへの序章~専門性を問う~」(13:30~15:30)

座 長

:古屋 龍太 (日本社会福祉事業大学大学院 教授 精神保健福祉士)

:関口 明彦 (全国「精神病」者集団 運営委員 当事者)

シンポジスト

:渡邊 乾 (全国精神医療労働組合協議会 副代表/訪問看護ステーションKAZOC 作業療法士)

:森川 すいめい(認定NPO法人世界の医療団理事、精神科医)

:飯野 雄治 (稲城市職員/ピアスタッフネットワーク/リカバリーキャラバン隊/減薬サポート情報会議/リカバリーの学校調布校)

:原子 英樹 (NPO法人多摩在宅支援センター円  訪問看護ステーション元、 所長)

:熊谷 彰人 (陽和病院、精神保健福祉士)

◆閉会式(15:45~16:15)

 

【C会場(2F 特別展示室)】

◆活動紹介・展示スペース(9:30~16:15)

 

【E会場(4F 第1会議室)】

Ⅱ-E5

◆分科会⑩ 法と人権2(9:40~10:25)

Ⅱ-E5-1 青年期の精神保健ボランティア経験による心理的変化過程の検討

-精神障害者へのイメージおよび自己意識に焦点をあてて-

斎藤 綾乃 (明治学院大学大学院 大学院生)

Ⅱ-E5-2 法的能力と医療保護入院

桐原 尚之 (全国「精神病」者集団 「精神病」者/日本学術振興会 特別研究員)

11月7日(土)総会2日目

Ⅱ-E5-3 精神障害者と自動車運転をめぐる問題

中島 直 (医療法人社団新新会 多摩あおば病院 医師)

Ⅱ-E6

◆特別報告「東京多摩地区の精神科病院の現状」(10:30~12:00)

座 長

:金杉 和夫 (金杉クリニック 医師)

講 師

:長谷川利夫 (杏林大学保健学部作業療法学科精神障害作業療法学研究室 教授)

:木村 朋子 (第58 回日本病院・地域精神医学会総会実行委員 精神保健福祉士)

Ⅱ-E7

◆精神科薬剤師セミナー(13:30~15:30)

座 長

:吉尾 隆 (東邦大学薬学部医療薬学教育センター臨床薬学研究室 教授)

:佐藤 康一 (桜ヶ丘記念病院 薬剤師)

講 師

:石田 保美 (福間病院 薬剤師)

:坂野 達明 (豊田西病院 薬剤師)

:谷藤 弘淳 (こだまホスピタル 薬剤師)

:永井 努 (昭和大学薬学部病院薬剤学講座 昭和大学附属烏山病院 薬剤師)

 

【F会場(4F 第2・3会議室)】

Ⅱ-F5

◆分科会⑪ 生活習慣病への介入(9:40~10:25)

Ⅱ-F5-1 精神科長期入院患者の生活習慣病への運動介入を試みて

~行動変容ステージモデルを用いて-

齋藤 元 (特定医療法人清和会 鹿沼病院 看護師)

Ⅱ-F5-2 訪問支援を通して見えてくる利用者の現状と継続的な支援について

古川 稔章 (円祐会 たまこヒルズ 生活指導員)

Ⅱ-F5-3 生活習慣病と食生活 精神科病院における外来栄養指導から認められた食行動

阿部 文乃 (桜ヶ丘記念病院 管理栄養士)

Ⅱ-F6

◆分科会⑫ デイケアの取り組み(10:35~11:50)

Ⅱ-F6-1 働きたい?結婚したい?これからどうしたい? Bar・TAKADA へようこそ

高田 祥子 (多摩あおば病院 看護師)

Ⅱ-F6-2 デイケアにおける疾患別SST の試み

石井 睦子 (医療法人社団正神会 あいクリニック デイケアかしの木 臨床心理士)

Ⅱ-F6-3 精神科デイケアプログラムにおける「茶の湯プログラム」の生理的指標に基づく効果

清水 北斗 (医療法人社団正神会 あいクリニック デイケアかしの木 臨床心理士)

Ⅱ-F6-4 デイケアにおける第3 世代認知行動療法(マインドフルネス)の効果Ⅱ

-単科精神病院デイケアにおける第3 世代認知行動療法の実践報告Ⅱ-

藤田 貴士 (医療法人桜桂会 犬山病院 集団精神療法士)

Ⅱ-F6-5 デイケアが主体となって取り組んだ復職支援 ~本人の可能性を信じて~

島田 美香 (宮城県立精神科医療センター 保健師)

 

■市民公開講座(多摩市医師会共催)

11月6日(金)14:30~16:00 A会場(大ホール) 入場無料

「挫折・喪失と生き直す条件 ~人生の「物語」を見つめて~」

講師:柳田 邦男 氏(ノンフィクション作家、評論家)

1936 年 栃木県鹿沼市生まれ。1960 年 東京大学経済学部卒業、NHK 記者に。1974年退職して作家活動に。災害・事故・公害や戦争、病気と医療、少年事件など現代における「いのちの危機」をテーマに取材・研究・執筆活動を続けている。最近は震災と原発事故の問題、被害者の精神史、核家族化とネット社会の進行による子どもの人格形成の危機の問題などに取り組んでいる。主な受賞に、1979 年『ガン回廊の朝』で第1回講談社ノンフィクション賞、1995 年『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』とノンフィクションジャンルへの貢献で第43 回菊池寛賞など多数。近著に『私は9歳の時から死と向き合ってきた』、『終わらない原発事故と「日本病」』(新潮社)、『新・がん50人の勇気』(文藝春秋)、『言葉が立ち上がる時』(平凡社)などがある。

 

※参加される方へのお願い

◆ 事前参加登録について(大会ホームページより)

参加費が割安な事前参加登録をご利用いただき、当日受付の混雑緩和にご協力をお願いいたします。

大会ホームページ http://byochi58tama.sakura.ne.jp/

◆ 懇親会について

11月6日(金)18時00分より、サンリオピューロランド4F「館のレストラン」にて懇親会を企画しております。全国からお集まりいただいた皆さまとの親睦を深めていただければと願っております。

◆ 参加者へのお願い

1.事前登録をされている方は、事前登録参加受付で受付をお済ませください。

2.当日参加申し込みの方は、当日受付で受付をお済ませください。

3.参加受付は朝9時15分から行います。(パルテノン多摩の開場は朝9時です)

4.会場では受付の際にお渡しするネームプレートを着用してください。ネームプレートは参加証になっています。着用していない方は入場できません(市民公開講座を除く)。

5.質疑討論の際、フロアからの発言者は、座長の指示により地区・所属・職種・氏名を明確に述べた後で、発言してください。

6.会場での資料等の配布・展示はあらかじめ総会事務局に申し出て許可を得てください。

7.学会への新規入会受付は、当日も行っております。「学会本部受付」までお越しください。

◆ 学会員へのお願い

1.学会員の方は受付を済ませた後、「学会本部受付」へお越しください。

2.第1日目の総会に出席できない会員は、必ず委任状を「学会本部受付」に提出してください。

3.未納年会費のある方は「学会本部受付」で納入されるようにお願いします。

◆ 発表者の方へのお願い

1.発表者の方は、一般演題、シンポジウム、夜間交流集会の開始30分前までに、受付に設置されている発表者受付で受付を行ってください。(早朝の発表者の方は、受付開始後すみやかに参加受付と発表者受付を行ってください。)その後、学会誌編集委員会より送られた規定に沿った学会誌掲載用原稿を提出してください。

2.一般演題、シンポジウムの開始10分前には会場に入り、直前の発表が始まりましたら速やかに「次演者席」におつきください。

3.一般演題の発表時間は10分、質疑応答は5分です。時間厳守をお願いいたします。

4.シンポジウム、夜間交流集会の発表時間については総会事務局より事前通知します。

5.発表者の変更がある場合には、早めに発表者受付までご連絡ください。

6.発表はPC プレゼンテーション(Windows PC のみ)とします。

7.PC プレゼンテーションについて(作成要領)

① 使用ソフトと形式 Microsoft Power Point(Windows 版)に限ります。Power Point のバージョン(2007,2010 など)を必ず明記してください。(※メニューのヘルプ → バージョン情報で確認できます)

② 使用するフォントについては、標準的に装備されているもの(MS 明朝、MS ゴシック、MSP 明朝、MSP ゴシック等)を使用してください。

③ 動画、音声の使用は避けてください。

④ 静止画はJPEG 形式(保存形式の種類)にしてください。(画像保存時に、形式が選択できます)

⑤ 作成したファイルを提出する前に、必ず別のPC を使用して動作確認を行ってくださいMacintosh PC で作成したファイルに関しては、Windows PC 上でも問題なく上映できることを必ず確認してください。

⑥ PowerPoint の発表枚数に制限はありませんが、時間内に収まるようお願いします。

8.PowerPoint のスライドを10月21日(水)までに【byochi58tama@nifty.com】にファイル名を「演題番号_筆頭演者氏名_PowerPoint のバーション」(例:Ⅰ-C1-1_多摩太郎_2010)としたものを添付、送信してください。演題番号はプログラム等で御確認下さい。念のため当日はバックアップファイルを必ずご持参ください。

9.その他事前に事務局よりお届けする通知をご確認ください。

10.個人情報の保護

学会発表の際には、発表の対象となる方や、団体の権利・尊厳を尊重し、個人情報の保護をはじめとした倫理的問題についても考慮する必要があります。よって、発表に際しては文部科学省と厚生労働省が作成・公表している「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(平成26年12月22日)」や「個人情報保護法」などといった関連法規の趣旨を十分理解した上で、発表対象となる個人や団体が特定されることなく、匿名性が守られるようにするなどといった措置を講じてください。また、事前に発表対象となる方や団体に対して発表に関する説明を行い、同意を得た上で発表を行うことを厳守してください。

※ご理解とご協力のお願い(プログラム作成について)

発表者、座長、シンポジストの方々のお名前、所属、職種など、できるだけ正確を期すように校正に努めてまいりましたが、訂正・修正すべき点もあることと思います。プログラムをご覧になってお気づきの点は、お手数ですが総会事務局までご連絡下さい。抄録集で訂正させて頂きたいと思います。皆さまのご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い致します。

 

■会場へのアクセス

京王線・小田急線・多摩モノレール 多摩センター駅下車 徒歩5 分

京王線中央改札口、小田急線改札西口より左へ パルテノン大通り(遊歩道)つきあたり

羽田空港から多摩センター駅までリムジンバス(所要時間:75~120 分)も運行しています。

◆ 京王相模原線・京王新線 (都営新宿線乗入れ)・京王井の頭線

新宿駅から急行「橋本」行き直通約40 分

新宿駅から特急/準特急「京王八王子/高尾山口」行き、調布駅で「橋本」行き乗換で約35 分~40 分

調布駅から「橋本」行き約15 分

橋本駅から調布方面行き約15 分

渋谷駅から京王井の頭線「吉祥寺」行き約15 分 明大前駅で「橋本」行き乗換で約35 分

◆ 小田急線・小田急多摩線 (東京メトロ千代田線乗入れ)

町田駅から「新宿」行き約15 分 新百合ヶ丘駅で「唐木田」行き乗換で約15 分

表参道駅から多摩急行「唐木田」行き直通約40 分

 

■会場周辺のホテル案内

今学会では特に宿泊等の斡旋は行っておりません。宿泊の手配は参加者様のほうで行ってください。会場周辺の宿泊施設が少ないため、近隣駅(立川、新宿等)の宿泊施設もご利用ください。

【多摩センター駅周辺】

◆ 京王プラザホテル多摩 徒歩3分 http://www.keioplaza.co.jp/tama/

【高幡不動駅周辺:モノレール多摩センター駅から高幡不動駅まで15 分】

◆ シティホテル高幡 徒歩2分 http://www.ch-takahata.jp/

【永山駅周辺:小田急・京王多摩センター駅から永山駅まで2 分】

◆スマイルホテル東京多摩永山 徒歩7分 http://www.smile-hotels.com/tokyotamanagayama/

【調布駅周辺:京王多摩センター駅から調布駅まで15 分】

◆ 調布クレストンホテル 徒歩1分 http://www.crestonhotel.jp/chofu/

◆ ホテルノービス調布 徒歩1分 http://www.hotel-nobes.jp/

◆ ホテル・ツインズ調布 徒歩1分 http://hoteltwins.net/

◆ ホテルリブマックス調布駅前 徒歩1分 http://www.hotel-livemax.com/chofu/

【府中駅周辺:京王多摩センター駅から府中駅まで乗換有30 分】

◆ シティテル府中 徒歩1分 http://www.hotel-citytel.jp/citytel_fuchu/

◆ ホテル松本屋 徒歩3分 http://www.hotel-matsumotoya.co.jp/

◆ ビジネスホテルサンライト本館 徒歩5分 http://www.sunlight-fuchu.jp/honkan/

【立川駅周辺:モノレール多摩センター駅から立川南駅まで23 分】

◆ 立川グランドホテル 徒歩3分 http://tachikawa.khgrp.co.jp/

◆ パレスホテル立川 徒歩3分 http://www.palace-t.co.jp/

【JR 八王子駅周辺:京王多摩センター駅から横浜線橋本乗換有要30 分】

◆ 八王子アーバンホテル 徒歩1分 https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/00640/hachioji/

◆ ザ・ビー八王子 徒歩7分 http://www.theb-hotels.com/the-b-hachioji/jp/

 

■学会日程外の企画

◆ 11月5日(木) 東京多摩総会プレ企画(先着40名様限定)

八王子部会(午前/八王子地域の実践報告会、午後/精神科病院バスツアー)

会 場:八王子労政会館 ホール(八王子市明神町3-5-1)

JR 中央線「八王子駅」徒歩10分、京王線「京王八王子駅」徒歩5分

https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sosiki/roseikaikan/hachioji.html

申 込:総会ホームページ http://byochi58tama.sakura.ne.jp/ の事前参加登録フォームより申し込み。(先着40名様限定)

費 用:学会事前参加登録者 2,000円

プレ企画のみの参加者 3,000円

時 間: 9:40 受付開始

10:00~12:00 八王子地域の実践報告会

13:00~16:30 精神科病院バスツアー

※昼食は各自でご用意下さい。なお、現地にはレストランもございます。

午前の八王子地域の実践報告会のみの参加は申込不要(無料)ですが、参加される方が多い場合はバスツアー参加者を優先させて頂きますので、ご了承下さい。午後の精神科病院バスツアーは当日申込不可です。

参加登録に関するお問合わせは、総会事務局まで。企画内容に関するお問い合わせは、担当:新井山まで。

◆ 11月8日(日) オプショナルツアー スピリチュアルハイキング高尾山

ミシュラン旅行ガイド☆☆☆三ツ星の〈スピリチュアルマウンテン〉高尾山で遊び、食べ、交流しませんか?

申 込:学会期間中に受付にて申込(参加費は11 月8 日徴収)

集 合:9時京王高尾山口改札前に集合(雨天中止)

A :スピリチュアルコース

歩 行:3,5時間2000円

精神科病院の外観を眺め、滝修行や護摩修行場を見学後、山頂へ。歩いて下山。15時半解散予定

B :なんちゃって登山コース

歩 行:2時間 3000円

足の弱い方でも、登れます。往復ゴンドラ利用。15時半解散予定

お問い合わせは、担当:東谷まで。(090-8818-8268 またはHigashitani1211@docomo.ne.jp

 

○本学会総会は次のポイントの対象となります

◆ 日本精神神経学会専門医 資格更新に関する研修ポイント

◆ 日本作業療法士協会 生涯教育基礎研修ポイント

◆ 日本病院薬剤師会 精神科薬物療法認定ポイント

 

第58回日本病院・地域精神医学会総会運営委員会

大 会 長: 岩下 覚 (社会福祉法人桜ヶ丘社会事業協会 桜ヶ丘記念病院)

副大会長: 長谷川 利夫 (杏林大学保健学部作業療法学科 精神障害作業療法学研究室)

事務局長: 佐藤 康一 (社会福祉法人桜ヶ丘社会事業協会 桜ヶ丘記念病院)

※お問い合わせは…

第58回日本病院・地域精神医学会事務局

〒206-0021 東京都多摩市連光寺1-1-1 桜ヶ丘記念病院内

URL:http://byochi58tama.sakura.ne.jp/

E-mail:byochi58tama@nifty.com


第32回日本ソーシャルワーク学会大会プログラム

2015年07月06日 11時45分55秒 | イベント告知

7月18日(土)~19日(日)、日本社会事業大学清瀬キャンパスで「第32回日本ソーシャルワーク学会大会」を開催します。

多くの関係者のご協力により、二日間にわたって、シンポジウム・課題セッション・一般演題分科会等の多彩なプログラムが用意できました。

既に事前参加受付は締め切りましたが、当日会場にお越し頂き「当日参加」で受付して頂ければ、どなたでもご参加になれます。

多くのソーシャルワーカーの皆さん、関係者・学生の皆さんのご参加をお待ちしています。

お誘いあわせの上、清瀬の緑陰に囲まれたキャンパスにお出かけください。

 

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

 

第32回日本ソーシャルワーク学会大会

テーマ「変革 : ミクロからマクロへの戦略~つながりと分かち合いの未来へ~」

●日程:2015年7月18日(土)~19日(日)

●会場:日本社会事業大学 清瀬キャンパス

 

●大会プログラム

□1日目 7月18日(土)□

9:00~ 受付開始

★開会 学会長挨拶 10:00~【講堂】

★大会長挨拶・基調講演 10:15~【講堂】

「科学的根拠に基づく支援環境開発と変革、その理念

 ~実践家・利用者参画型エンパワーメント評価を中心に~(仮題)」

大会長:大嶋 巌(日本社会事業大学学長)

★共催4団体のご紹介とレスポンス

・岡本民夫(日本ソーシャルワーク協会、会長)

・鎌倉克英(日本社会福祉士会、会長)

・柏木一恵(日本精神保健福祉士協会、会長)

・早坂由美子(日本医療社会福祉協会、副会長)

 

12:00 昼食休憩

 

★大会校企画シンポジウム(13:15~15:15) 【講堂】

「変革:ミクロからマクロへの戦略~実践家・利用者・住民参画による効果的な支援環境開発の方法:プログラム開発と評価を中心に」

◇シンポジスト◇

・副田あけみ(日本ソーシャルワーク学会副会長、関東学院大学教授):

  M-D&Dによる高齢者虐待への介入アプローチ開発

・山野則子(大阪府立大学教授):

  エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク事業プログラムの構築と実施・普及~現場で使える教育行政との協働モデル~

・田尾有樹子(社会福祉法人巣立ち会理事長):

  精神障害者の地域生活支援~退院支援を中心とする巣立ち会24年間の活動を通して~

・室田信一(首都大学東京准教授):

  日本のマクロ・ソーシャルワークの現在形〜Social Work without Social Action〜

◇コーディネーター◇

・木村容子(大会実行委員長、日本社会事業大学准教授)

 

☆【自由研究発表/課題セッション】7月18日(土) 15時30分~17時35分

 

★J1: 自由研究発表① 【会場A301】

・J1-1   道念 由紀(上智大学大学院博士後期課程)

我が国のソーシャルワークにおけるナラティヴ研究の動向と課題―国内先行文献の系統的レビューを通して―

・J1-2   間嶋 健(首都大学東京)

ソーシャルワーク実践の科学性確保のためのKJ法―構造構成主義に基づくKJ法のための分析ワークシートの作成―

・J1-3   柳田 千尋(JCHO 地域医東京山手メディカルセンター)

ソーシャルワーク実践に対するレヴィ=ストロースの視座の意義―理論に先立つ「視座」の検討―

・J1-4   村山 くみ(東北福祉大学)

災害ソーシャルワーク理論の体系化に向けた「機能特性」に関する実証的研究(2)―災害時のソーシャルワーク機能の明確化とその特性―

・J1-5   VIRÁG Viktor(日本社会事業大学)

先住民のソーシャルワークに関する国際比較研究―グローバル定義からみた先住民族アイヌと我が国のソーシャルワーク専門職への期待―

 

★J2: 自由研究発表② 【会場A302】

・J2-1   浦野 由佳(日本社会事業大学大学院)

インターネットを介した効果的プログラムモデル改善の仕組みづくり―効果的障害者就労移行支援プログラムの取り組みから―

・J2-2   益子 徹(日本社会事業大学大学院)

効果的障害者就労移行支援プログラムの枠組みを援用した 聴覚障害者就労移行支援プログラム形成の方法 ―研究者と実践家による協働研究の効果的な方法論に注目して―

・J2-3   小西 律子(関西学院大学)

全国盲老人福祉施設連絡協議会の設立過程

・J2-4   石橋 須見江(社会福祉法人パステル)

障害者の自立を目指す農福連携(6次産業化)と社会福祉法人の方向性―福祉のこころで地域・経済・環境とつながる―

・J2-5   安田 美予子(関西学院大学)

社会福祉組織に変化を起こす「組織開発」の可能性―ソーシャルワークの方法として―

 

★J3: 自由研究発表③ 【会場C301】

・J3-1   森 恭子(文教大学)

ソーシャルワーク分野へのソーシャル・キャピタルの援用―海外の議論を中心に―

・J3-2   野村 政子(東都医療大学ヒューマンケア学部看護学科)

市町村福祉総合相談体制構築が職員に与える影響と福祉ネットワークへの住民参加促進の効果について ―エピソード記述によるケーススタディ―

・J3-3   山井 理恵(明星大学)

見守りの担い手としての地域事業所の現状と課題―地域事業所に対する調査からの検討―

・J3-4   畑中 眞優子(愛媛県立中央病院、ルーテル学院大学大学院総合人間研究科社会福祉学専攻研究生)

Indirect approachを方法論化したネットワーキングまでの結び―入院、在宅医療を組み合わせた緩和医療の在り方―

・J3-5   品田 雄市(ルーテル学院大学大学院)

がん患者に対する社会的支援体制の整備と展開に関する検討

 

★J4: 自由研究発表④ 【会場C303】

・J4-1   岡村 奈緒美(京都府立大学大学院博士前期課程)

スクールソーシャルワークにおける協働アセスメント要素の検討―スクールソーシャルワーカーに対するインタビュー調査から―

・J4-3   黒木 邦弘(熊本学園大学)

一事例にみる価値の統合化と事象群への還元の意義に関する一考察―デュッセルドルフ市におけるソーシャルワーク実践に関する事例研究―

・J4-4   野須 潔(東海大学)

失語症者に対する地域集団的援助活動の実践報告―質問紙調査と発話内容の数理言語的分析に基づく活動指針の考察―

・J4-5   小山 宰(梶原診療所 在宅総合ケアセンター)

地域サロン活動に携わる地域住民の在宅医療・介護に関する意識の変化課程―在宅医療・介護の理解普及を促進する医療ソーシャルワーカーの地域活動の一考察―

 

★K1: 課題セッション①「地域包括ケアシステムの推進」  【会場A401】

座長・コーディネーター:小原眞知子(日本社会事業大学) 

・K1-1   中田 雅美(九州大学)

過疎地域における地域包括ケアシステムに関する一考察:一人暮らし高齢者の相談相手に着目して

・K1-2   齋藤 誠二(JCHO東京高輪病院)

地域包括ケア病棟ソーシャルワーカーの役割と患者支援の構築

・K1-3   菊池 要子(医療法人桃李会 御殿山病院)

療養型病院における退院支援ケースの一考察~ソーシャルワーク支援の専門性の活用~

・K1-4   加藤 由衣(高知県立大学)

地域包括支援センターにおけるアセスメント方法の構築(1)―エコシステム視座からの指標の検討―

 

★K2: 課題セッション②「貧困と立ち向かう」  【会場A402】

座長・コーディネーター:内田宏明(日本社会事業大学) 

・K2-1   高木 博史(岐阜経済大学経済学部公共政策学科)

沖縄におけるミクロからマクロをとらえる反貧困ソーシャルワーク実践―生活課題と貧困・差別・平和問題を結ぶ構造的視点

・K2-2   高橋 浩介(横浜市鶴見福祉保健センター生活支援課)

福祉事務所と委託事業所の就労支援体制構築プログラム(仮称)の開発と評価―プログラム評価の理論と方法を用いて

・K2-3   石坂 誠(佛教大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程)

貧困者・生活困窮者支援についての一考察―長野県民医連生活保護受給者実態調査の自由記述の分析から

・K2-4   藤田 孝典(NPO法人ほっとプラス)

「貧困に立ち向かう」権利としての社会保障の確立を目指して

 

★情報交換会(17:45~20:00) 【生協食堂】

 

□2日目:7月19日(日)□

※ 9:00 受付開始

 

☆【自由研究発表/課題セッション】7月19日(日) 9時30分~12時00分

 

★J5: 自由研究発表⑤ 【会場A301】

・J5-1   新藤 健太(日本社会事業大学大学院)

知的障害者支援における支援者のストレスと虐待の関係に関する研究―知的障害者入所施設職員のストレスと虐待認識に注目して

・J5-2   岩田 健(水戸看護福祉専門学校)

生活支援場面における援助の客観的妥当性について―介護過程で発生するエラー要因の一考察

・J5-3   河野 高志(福岡県立大学)

多分野のソーシャルワーク実践にみるケアマネジメント展開の特徴―相談支援機関へのアンケート調査から

・J5-4   北本 佳子(昭和女子大学)

軽費老人ホームにおけるソーシャルワーク実践の実態と課題―全国調査を通した現状と今後の方向性の検討

・J5-5   荒井 浩道(駒澤大学)

軽費老人ホームにおけるソーシャルワーク実践の実態と課題―テキストマイニングによる自由記述回答の分析

 

★J6: 自由研究発表⑥ 【会場A302】

・J6-1   山東 綾乃(京都府立大学大学院)

地域生活定着における精神障害当事者にとってのストレングスの意味―地域で生活する当事者へのヒアリング調査から

・J6-2   倉西 隆男(日本社会福祉士会)

民生委員の地域福祉活動における援助観―SCAT分析による概念化

・J6-3   渡辺 修宏(水戸看護福祉専門学校)

利用者主体の福祉サービスの実践の限界

・J6-4   齊藤 友子(別府溝部学園短期大学)

受容とは何か?―援助者の振り返りシート作成による関係性の解明における一考察

・J6-5   田代 幹康(東京福祉大学)

デンマークにおけるノーマライゼーション理念の源流についての一考察(2)―1951年のThisted Jensenの論説より

 

★J7: 自由研究発表⑦ 【会場C301】

・J7-1   早川 紗耶香(尼崎市保健所)

精神障害のある人へのWellness Self-Management: WSMの実践―リカバリーに対する意識の変化に着目して

・J7-2   黒田 和代(特定非営利活動法人サマリア)

「生活見守り付きアパート」の実践報告―障害を抱え困窮するケースへの生活支援

・J7-3   益子 行弘(浦和大学)

離婚後面会交流におけるソーシャルワーカー介入の試み

・J7-4   宮嶋 淳(中部学院大学)

高度生殖医療で子を得られなかった在留邦人女性の語りの構造

・J7-5   安達 映子(立正大学)

認知症高齢者・家族支援におけるナラティヴ・プラクティス―「人生の木」を活用した当事者・家族参画と多職種連携の推進

 

★J8: 自由研究発表⑧ 【会場C303】

・J8-1   村里 優(日本社会事業大学大学院)

効果的プログラムモデルの評価活動を通したソーシャルワーク人材の育成―1年間のプログラム試行評価調査を通して

・J8-2   山田 恵子(早稲田大学大学院)

ソーシャルワークの倫理や価値を伝えるための取り組み―「子ども支援者のためのソーシャルワーク講座」の企画と実践

・J8-3   中崎 明日香(日本社会事業大学大学院)

地域密着型サービスに従事する介護福祉士の教育ニーズに関する研究―現行の教育・研修の実態と介護福祉士の役割に注目した文献研究から

・J8-4   川勾 亜紀奈(北海道医療大学)

相談援助実習における実習プログラム作成の現状とその関連要因―北海道における相談援助実習実施施設・機関への調査を基に

・J8-5   伊藤 新一郎(北星学園大学)

社会福祉士養成課程における相談援助実習をめぐる構造的課題―実習指導者が実習で実施困難な事項と実習時間の延長に関する認識の分析から

・J8-6   畑 亮輔(北星学園大学社会福祉学部)

実習領域による相談援助実習の実施困難な内容とその理由―自由記述解答に対するコレスポンデンス分析を用いた検討~

 

★K3: 課題セッション③「脱施設化に向けた社会変革」

座長・コーディネーター:古屋龍太(日本社会事業大学) 【会場A401】

 

・K3-1   高野 悟史(日本社会事業大学大学院)

精神科病院と地域事業所の実践を統合した地域移行・地域定着支援プログラム―実践家参画型プログラム評価によるプロセス理論の検討

・K3-2   黒須 依子(九州保健福祉大学)

精神障害者地域移行支援推進に向けた協議会とピアサポーターによる地域移行支援活動の現状―協議会運営事業所等に対するアンケート調査から

・K3-3   忠澤 智巳(荒川区役所 障害者福祉課 / 東北公益文化大学大学院博士課程)

施設支援から地域支援におけるプロセス考察

・K3-4   木下 一雄(名寄市立大学保健福祉学部社会福祉学科)

精神科病院での認知症医療―脱・精神科病院化を推進していくために変えていくべき精神科医療のあり方

 

★K4: 課題セッション④「プログラム評価によるソーシャルワーク実践の質向上」

座長・コーディネーター:贄川信幸(日本社会事業大学) 【会場A402】

 

・K4-1   贄川 信幸(日本社会事業大学)

効果が実証された実践プログラムの普及戦略における評価活動の活用可能性

・K4-2   大山 早紀子(立教大学)

デイケア&訪問支援統合化プログラムにおける実践家参画型開発評価の成果と課題~実践家参画型ワークショップ、意見交換会におけるプログラムの改善、 実践家評価人材の育成・成長の可能性~

・K4-3   大友 秀治(大阪府立大学大学院人間社会学研究科)

実践家参画型ワークショップによる評価ファシリテーションの構造化~効果的なスクールソーシャルワーク事業プログラムの形成評価

・K4-4   菱沼 幹男(日本社会事業大学)

コミュニティ・ソーシャルワークにおけるプログラム評価の方法論の活用(仮題)

 

★昼食・総会 12:00~

★学会推薦論文表彰報告 12:50~

 

★13:00~ 学会企画シンポジウム

「変革:ミクロからマクロへの戦略~地域圏域レベルでのソーシャルワークアドボカシー: モデル形成、システム形成、地域プランニング」

◇シンポジスト等◇

☆特定非営利活動法人 日本ソーシャルワーカー協会より

【報告】喜多祐荘(神奈川県ソーシャルワーカー協会会長)

「市民ソーシャルワーカー育成の取り組み」

【紹介】久保美紀(明治学院大学教授)

☆公益社団法人 日本社会福祉士会より

【報告】小林聖子(東京:豊島区民社会福祉協議会地域福祉推進課コミュニティソーシャルワーク担当)

「生活困窮者自立支援法に基づく「子ども支援を通じた地域づくり」の取組」

【紹介】高橋修一(北海道:日本社会福祉士会・現任研修プログラム研究委員会委員長)

☆公益社団法人 日本精神保健福祉士協会

【報告】岡部正文(一般社団法人ソラティオ代表理事、相談支援センターあらかわセンター長)

 「精神障害者の退院促進・地域移行支援、障害者の相談支援・地域生活支援」

【紹介】田村綾子(日本精神保健福祉士協会副会長・研修センター長、聖学院大学准教授)

☆公益社団法人 日本医療社会福祉協会より

【報告】岡村紀宏(日本医療社会福祉協会理事、社会医療法人恵和会西岡病院医療福祉課課長、医療ソーシャルワーカー)

「地域に必要な医療介護提供体制にソーシャルワーカーは何を発信し、どのように関わるか」

【紹介】早坂由美子(日本医療社会福祉協会理事、北里大学病院医療ソーシャルワーカー)

◇指定発言者◇

牧里毎治(関西学院大学教授)

◇コーディネーター◇

小西加保留(関西学院大学教授)

 

★クロージング~ソーシャルワーカーデーへ向けて(16:00〜17:00)

「これからの福祉課題にどう向き合うか─日本のソーシャルワークと世界の行動アジェンダ」

司会:小原眞知子(日本社会事業大学教授)

発題者

・木村真理子(IFSW副会長、日本女子大学教授)

「日本のソーシャルワーク実践を見たいにどう繋げるか──これまでの動向と現在の到達点、および課題」

・岩間伸之(大阪市立大学)

「日本のソーシャルワークアジェンダを考える──世界との、アジアとのつながりのなかで」

 ・志村健一(東洋大学教授)

「世界のソーシャルワーク教育に鑑み、日本の人材育成はどうあるべきか」

 ・Eva P. Ponce de Leon(IFSW財務担当理事、フィリピンソーシャルワーカー協会会長)

「アジアからみた日本への期待・役割」

 

【会場へのアクセス】

西武池袋線「清瀬駅」下車。南口バスターミナル2番乗り場より、西武バス「下里団地」「花小金井駅(下里団地経由)」「滝山営業所」行きに乗車し6分「社会事業大学前」下車、徒歩2分。(「久米川駅」行には乗らないで下さい)

【参加費】

当日参加=学会会員・共催団体会員・非会員 ¥ 8,000

学部生・院生 ¥ 3,000

・既に事前申し込みは締め切っておりますので、会場で「当日参加」で受付ください。

・1日目の情報交換会に参加される方は、別途¥ 4,000円を承ります。ただし、事前参加申込の状況により、参加をお断りせざるをえない場合もございますので、ご理解下さい。

・共催団体会員とは、日本ソーシャルワーカー協会、日本社会福祉士会(および都道府県社会福祉士会の正会員)、日本精神保健福祉士協会、日本医療社会福祉協会に所属する会員です。

・日本医療社会福祉協会に関連する次の都道府県協会からも共催の承認を得ており、応募資格がございます;北海道、青森県、岩手県、千葉県、神奈川県、群馬県、石川県、岐阜県、京都、大阪、和歌山、広島県、愛媛県、大分県(2015年4月13日現在)。

 

【主催】

日本ソーシャルワーク学会

 

日本ソーシャルワーク学会第 32 回大会実行委員会

大会長:大嶋 巌 (日本社会事業大学)

実行委員長:木村 容子(日本社会事業大学)

事務局長:古屋 龍太(日本社会事業大学)

顧問:

潮谷 義子(日本社会事業大学 理事長)

大橋 謙策(日本社会事業大学 名誉教授)

岡本 民夫(日本ソーシャルワーカー協会 会長)

北島 英治(日本社会事業大学 特任教授)

実行委員:

洗  成子(東京精神保健福祉士協会・愛誠病院)

有村 大士(日本社会事業大学)

内田 宏明(日本社会事業大学)

小田 美季(日本社会事業大学)

小原眞知子(日本医療社会福祉協会・日本社会事業大学)

金子 恵美(日本社会事業大学)

川染 智子(埼玉県社会福祉士会)

北澤 一樹(埼玉県社会福祉士会)

日下 公佑(日本社会事業大学)

倉持 香苗(日本社会事業大学)

佐竹 要平(日本社会事業大学)

瀧尾 陽太(日本社会事業大学)

田村 綾子(日本精神保健福祉士協会・聖学院大学)

冨永健太郎(日本ソーシャルワーカー協会・日本社会事業大学)

贄川 信幸(日本社会事業大学)

野口 百香(日本医療社会福祉協会)

原田 欣宏(日本社会福祉士会)

菱沼 幹男(日本社会事業大学)

藤野 将陸(ビーサイドユー株式会社)

森田 智仁(東京社会福祉士会)

 

※演者・発題者・シンポジスト等の敬称は略させて頂きました。

※大会プログラム等の最新の情報は、以下のホームページをご覧ください。

http://jsssw2015.info/


第54回日本社会事業大学社会福祉学会

2015年06月25日 06時05分44秒 | イベント告知

おはようございます。

今日から、日本精神保健福祉士協会の第51回全国大会(第14回日本精神保健福祉士学会学術集会)ですね。

福島県のPSWの皆さん、この度はお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

僕は本日、プレ企画でシンポジウム「精神保健福祉士の価値を実践に活かすには~業務指針作成の意義と課題」を、田村綾子さん(副会長/聖学院大学)と担当させて頂きます。

シンポジストは、岩本操さん(武蔵野大学)、門屋充郎さん(十勝障がい者総合相談支援センター)、西澤利朗さん(目白大学)、古市尚志さん(浅香山病院)です。

昨年、まとめられて刊行された「精神保健福祉士業務指針及び業務分類(第2版)」を俎上に載せ、PSWの実践の中での業務指針の意味を考えます。

定員250名のところ、事前申し込みは約200名とお聞きしていますので、まだ席には余裕があると思います。

当日参加で、このテーマに興味のある方は、ぜひご参加ください。

 

残念ながら、僕自身の今回の大会参加は、明日夕方の総会までで、東京に戻らねばなりません。

今週末の27日(土)~28日(日)には、職場の学内学会があり、今度は主催者側として大会運営をしなければいけない立場ですので。

日本社会事業大学の関係者の皆さんには、なんらかの広報がされていると思いますが、二日間の盛り沢山のプログラムを以下に載せておきます。

今回の大きな特徴は、学部生が自ら委員会を組織して全体の進行を取り仕切るとともに、各種の自主企画を開催することです。

昨年は、あと少しというところで参加者1000人に届かなかったのですが、今年はなんとか初の1000人突破を目指して、学生諸君は頑張ってくれています。

どなたでも参加でき、参加費は一切無料の学会ですので、興味のあるプログラムだけでも、ぜひご参加をお願い致します。

 

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 

福祉の未来を拓く「社大福祉フォーラム2015」

(第54回日本社会事業大学社会福祉研究大会)

 

《会場》日本社会事業大学(講堂・A棟・B棟・C棟 各教室)

《会期》2015年6月27日(土)~28日(日)

《ご案内》

・参加資格:どなたでも参加できます。 参加者は、必ず受付をお通りください。

・受付:6月27日(土)9:30~講堂/6月28日(日)9:30~A 棟1F ホール

・参加費等:無料

・手話通訳:第1日目、基調報告及び記念講演には手話通訳・パソコン通訳がつきます。

・昼食等:6月27日(土)生協食堂・購買が利用できます。営業時間=生協食堂12:00~13:30/購買12:00~13:30、 6月28日(日)購買のみ利用できます。営業時間=購買 12:00~13:00(生協食堂は閉店)

 

《プログラム》

■第 1 日目 6 月 27 日(土)午前/ 講堂 本部企画

★開会式              10:00 ~ 10:10            [講堂]

司会:金子恵美(学部学科長/学部教授)

・開会の挨拶

・プログラム説明

 

★記念講演(パソコン通訳あり)    10:10 ~ 11:10            [講堂]

司会:金子恵美(学部学科長/学部教授)

「変革する力:声なき声が社会を変える

~サイレントプアと向き合う コミュニティソーシャルワーカーの実践から~」

勝部麗子氏(社会福祉法人豊中市社会福祉協議会、事務局次長)

 

★基調報告(パソコン通訳あり)    11:10 ~ 11:40             [講堂]

司会:金子恵美(学部学科長/学部教授)

「変革する力:力量あるソーシャルワーカー」への期待

大嶋 巌(本学学長・学部教授・日本社会事業大学社会福祉学会会長)

 

★木田賞・学生研究奨励賞・ADSW 認定授与式        11:45 ~ 12:15  [講堂]

司会:金子恵美(学部学科長/学部教授)・古屋龍太(専門職大学院教授)

【木田賞受賞者】

[文献賞]・宮本節子(「ポルノ被害と性暴力を考える会」世話人/1967 年卒)

[実践賞]・真鍋喜代美(学習塾まなべ塾(個人経営)・社会福祉法人すいよう会えびすや(介護スタッフ)/1980年卒)

【学生研究奨励賞受賞者】

・岩立 祐(2015年3月 福祉援助学科卒業)

・白石敦子(2015年3月 福祉計画学科卒業)

・石崎幸江(2015年3月 福祉援助学科卒業)

【ADSW 認定授与式】

・加藤莉絵(入間市東金子地区地域包括支援センター・社会福祉士/2008年3月修了)

・富澤一洋(医療法人社団こころのクリニック石神井・精神保健福祉士/2014年3月修了)

・吉永惠子(埼玉県立久喜高等学校定時制課程・スクールソーシャルワーカー/2012年3 月修了)

 

★サークルセッション       12:15 ~ 13:25            [講堂]

 [ 参加サークル ] 手話サークルてまり ・ 混声合唱団菩提樹 ・ マンドリンアンサンブル

・手話サークルてまりでは、 手話コーラスを通じて、 手話を楽しく学んでいます。 みなさんに目で見る音楽をお届けします。演目:「にじいろ」    

・混声合唱団菩提樹は、 定期演奏会や学園祭での発表に向けて日々練習に励んでいます。演目:「校歌」「おぼろ月夜」「手紙」    

・マンドリンアンサンブルでは、 年に一度の定期演奏会を主とし、 その他の様々な場所からの依頼演奏などの活動をしています。演目「大きな古時計」「風の丘」

・手話サークルてまり ・ 混声合唱団菩提樹 ・ マンドリンアンサンブルの合同曲     ・ 演目「空も飛べるはず」

 

■第1日目:6月27日(土)午後

★ADSW 実践報告会        13:25 ~ 15:30            [B101教室]

司会:古屋龍太(専門職大学院教授)

専門職大学院の認定資格「アドバンス・ソーシャルワーカー」の認証を受けたお三方による実践報告を行います。

・加藤莉絵 『地域包括ケアにおけるソーシャルワークアセスメントの重要性について~人と機関、 地域をつなぐアセスメントの伝達 ・ 共有の可能性~』(入間市東金子地区地域包括支援センター・社会福祉士/2008年3月専門職院修了)

・富澤一洋 『通院以外に社会参加の場を持たない方々への精神科クリニックにおける精神保健福祉士による関わり』(医療法人社団こころのクリニック石神井・精神保健福祉士/2014年3月専門職院修了)

・吉永惠子 『夜間定時制高校におけるスクールソーシャルワーク実践~困難を抱えた子どもたちのための校内支援体制の構築、「埼玉県定時制高校生自立支援プログラム事業」 を振り返って~』(埼玉県立久喜高等学校定時制課程・スクールソーシャルワーカー/2012年3 月専門職院修了)

 

★木田賞実践スピーチ       15:30 ~ 16:30            [B101教室]

司会:金子恵美(学部学科長/学部教授)

[文献賞]

・ 宮本節子(「ポルノ被害と性暴力を考える会」世話人/1967年卒)

[実践賞]

・ 真鍋喜代美(学習塾まなべ塾(個人経営)・社会福祉法人すいよう会えびすや(介護スタッフ)/1980年卒)

 

■第 1 日目 6 月 27 日(土)午後/自主企画

★スクールソーシャルワークフォーラム       13:25 ~ 16:30            [A401教室]

    ~子どもから選ばれるために~

内田宏明(学部講師)・前田奈緒(杉並区教育委員会/学部2013 年卒)・入海英理子(杉並区教育委員会/院前期2年)

 

★福祉系大学及び学生とのワークショップ    13:25 ~ 16:30            [A202教室]

福祉を他大学の学生とのディスカッションで深めていこう

菊池崇志(学部3年)・田中智葵・橋直哉・栗城秀緒・原夏実・樋沢幸大(学部2年)

 

★2014 年度社大海外ソーシャルワーク研修報告        15:00 ~ 16:30  [A301教室]

インドネシアの社会福祉とソーシャルワークの姿 : 社会省の取り組みを中心に

藤岡孝志(学部教授/社会事業研究所所長 )・VIRAG Viktor(社会事業研究所共同研究員)・矢部正治(元専門職大学院准教授)・冨岡高史(学部4年)・片山健人・小宮春香・染倉有希(学部3年)

 

■第 1 日目 6 月 27 日(土)  本部企画/ 生協喫茶・食堂

★学内学会総会    16:45 ~ 17:05            [生協喫茶]

司会:金子恵美(学部学科長/学部教授)

2014 年度事業 ・ 決算報告、 2015 年度事業計画 ・ 予算案など簡潔にご審議頂きます。

 

★懇親会              17:05 ~ 18:30            参加費無料 [生協食堂]

司会 : 金子恵美(学部学科長/学部教授)

《新任教員紹介・挨拶》

・小原眞知子(社会福祉学部教授)

・安藤浩範(通信教育科講師)

・三橋真人(通信教育科講師)

・倉持香苗(実習教育研究・研修センター/社会福祉学部講師)

・冨永健太郎(実習教育研究・研修センター/社会福祉学部助教)

 

■第 2 日目 6 月 28 日(日)/ 本部企画・午前

★<シンポジウム>「地域包括ケアを問う!」10:00 ~ 12:00         [C602教室]

重度な要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・ 介護 ・ 予防 ・ 生活支援が一体的に提供される 「地域包括ケアシステム」 の構築を国は進めています。 高齢者分野で、また精神障害者分野で、 それぞれ実践を展開されてこられた方々をお迎えして、改めて、地域包括ケアの内実と課題を探ります。

企画者・司会:古屋龍太(専門職大学院教授)

シンポジスト:

下垣 光 (学部教授)

沼田裕樹 (一般社団法人町田市介護サービスネットワーク町田市介護人材開発センター/専門職大学院2014年卒)

加藤 晃 (医療法人社団秦和会秦野病院ケアセンター/専門職大学院2013年卒)

 

■第 2 日目 6 月 28 日(日)/ 分科会・午前

★<一般演題分科会Ⅰ>    高齢者・介護                     10:00~12:00  [C301教室]

司会:内本庸司(学部1年)

・「メクレンブルク・フォアボンメルン州における Kranken-und Altenpflegehelfer の養成制度」

高木 剛(浦和大学短期大学部准教授/院前期2004年卒)

・「居宅介護支援事業所の主任介護支援専門員の役割に関する一考察」

出張由起(研究所共同研究員/非常勤講師/院前期2015年卒)

・「ひとり暮らし高齢者の終(つい)の住処(すみか)を考える~有料老人ホームとサービス付高齢者向け住宅(サ高住)を比較して~」

三輪秀民(非常勤講師/院前期2004年卒)

 

★<一般演題分科会Ⅱ>    子ども                  10:00~12:00  [C302教室]

司会:瀧尾陽太(院前期1年)

・「ソーシャルワーカーのいじめ防止対策」

佐藤浩一(院後期2年)

・「児童養護施設職員の援助者支援に関する研究」

趙 正祐(院後期3年)

・「支援困難な発達障害児に対する連携支援事例について」

大曽根邦彦(特定非営利法人きつつき会代表理事・施設長/専修科1979年卒)

 

★<一般演題分科会Ⅲ>    様々な支援           10:00 ~ 12:00            [C 303教室]

司会:川村仁美(学部3年)

・「障害者総合支援法による計画相談とセルフプランの実施について」

忠澤智巳(荒川区障害者福祉課/東北公益文科大学大学院博士課程/専門職大学院2014年卒)

・実践報告「リカバリープログラム~一筆箋をつくろう~」

鈴木優子(社会福祉法人府中えりじあ福祉会/通信教育科2010年卒)

・「訪問介護職による在宅でがん末期患者を看取る家族への支援~フォーカスグループインタビューから」

鈴木真智子(筑波総合福祉専門学校専任講師/院前期2015年卒)

 

■第2日目 6 月 28 日(日)/ 本部企画・午後

★報告者交流会    12:00 ~ 13:00            [A101教室]

分科会一般演題の報告者・司会者・助言者の方には昼食をご用意しておりますので、積極的にご交流下さい。お打ち合わせ、振り返りの会場としてもご活用下さい。

 

■第2日目 6 月 28 日(日)/ 自主企画・午前

★児童福祉の国内地域格差について              10:00 ~ 12:00            [A201教室]

「児童福祉の国内地域格差について」 永井保男(非常勤講師)

 

★校外学習・人生設計       10:00 ~ 12:00            [A202教室]

「校外学習・人生設計」

藤井進也・片山健人・尾悠平(学部3年/TakeU.)

 

★フィリピンスタディツアー報告(佐々木ゼミ)       10:00 ~ 12:00  [A301教室]

「豊かさ」とは

大野貴樹・天野玲奈・井深彩織・林芙美香・増田美帆・山本樹・杉山智恵子・江川静・高林 茜(学部4年)佐藤晴香・穂積彩子(学部2年)

 

★社大福祉ネットワーク    10:00 ~ 12:00            [A401教室]

「福祉と生活」

私たちは、それぞれが多様な問題を抱えながら生活しています。「もっと病院が近くにあれば通いやすいのに…」「子供を長時間安心して預けられる場所が欲しい!」など、 住む地域に対して思ったことはありませんか? どのような支援、施設があればより自分らしく生活出来るのか? 今回は「まちづくり」をテーマに、一緒に考えてみましょう。

白澤沙也香・石川晶・大内海友・細井美風・荻野決・廣川惠代・松元桃子・木村彩花(学部2年)

 

★介護福祉学の構築に関する研究    10:00 ~ 12:00            [A402教室]

「介護福祉学の構築に関する研究」

大島千帆(通信教育科特任准教授/研究所特任准教授/院後期2006年卒)・下垣光(学部教授)・田口潤(研究所共同研究員/院後期3年)・安 瓊伊( 白梅学園大学実習講師/研究所共同研究員/院後期 2013 年卒 )・鄭春姫(浦和大学短期大学部専任講師/研究所共同研究員/院後期2014年卒)・浪花美穂子(研究所共同研究員/院後期2015年卒)

 

■第 2 日目 6 月 28 日(日)/ 自主企画・午後

★台湾スタディツアー報告              13:00 ~ 15:10            [A301教室]

「台湾スタディーツアー報告 ~台湾の性的マイノリティに関する団体を訪問して~」

堀口菜穂(学部4年)

 

★PSW フォーラム           13:00 ~ 15:10            [A302教室]

コーディネーター・司会:古屋龍太(専門職大学院教授)

「精神保健福祉士のかかわりを考える」

今年度本学に着任されたお二人の先生から、それぞれの研究テーマに沿って講演をして頂き、精神障害を有する方と精神保健福祉士のかかわりについて、参加者と共に考え、PSW のポジション(立ち位置)を確認、共有することを目指します。

1)「精神障害のある人の当事者活動について」

三橋真人(通信教育科講師)

2)「事例研究と自己覚知について」

安藤浩範( 通信教育科講師 )

参加予定教員:吉田光爾 (学部准教授)・贄川信幸(社会事業研究所准教授/専門職大学院准教授)・瀧本里香(学部非常勤講師/院後期3年)

 

★保育フォーラム              13:00 ~ 15:10            [A401教室]

「保育フォーラム」

金子恵美(学部学科長/学部教授)

 

★介護フォーラム              13:00 ~ 15:10            [A402教室]

「介護福祉士のキャリアを考える~介護福祉コースのホームカミングディ~」

下垣光(学部教授)・佐々木由惠(学部教授)・田中由紀子(学部准教授)・大島千帆(通信教育科特任准教授/研究所特任准教授/院後期2006年卒)

 

★先輩と考える!              13:00 ~ 15:10            [C201、202、203教室]

「理想と現場とのギャップ」

佐久間翔一(学部3年)・橋本梓・石川晶・小畑葵・賀陽聞思・荒川和紀(学部2年)

 

★相談援助実習について語り合おう!           13:00 ~ 15:10            [C 602教室]

「相談援助実習について、大いに語り合う~実習先の指導者と大学担当者の集い~」

黒川京子・上村勇夫・倉持香苗・冨永健太郎(実習教育研究・研修センター)・菱沼幹男(学部准教授)

 

★三大学交流       13:00 ~ 17:00            [C 601教室]

清瀬三大学(国立看護大学校、明治薬科大学、日本社会事業大学)で「在宅」をテーマとし、 各々の分野の視点から、職種間の考え方の違いや、未来に各分野で協力し合っていく際にはどのように連携を取っていく必要があるのか意見交換を行う。

国立看護大学校(Link)/明治薬科大学(μstream)/日本社会事業大学(たんぽぽ)

 

■第 2 日目 6 月 28 日(日)/ 本部企画・午後

★クロージング(ミニシンポ)       15:10 ~ 15:40            [B101教室]

司会 : 金子 恵美( 学部学科長/学部教授 )

各分科会・セッションの報告をしていただき、全体で共有し、来年の学内学会を展望します。

 

 

■主催:学校法人日本社会事業大学/日本社会事業大学社会福祉学会

■後援:日本社会事業大学同窓会

■お問い合せ

〒204-8555 東京都清瀬市竹丘3-1-30

学校法人日本社会事業大学  研究調整事務室  社会福祉学会事務局

Tel 042-496-3053 Fax 042-496-3051

 

※駐車スペースがありませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。内容・スケジュールは変更になる場合がございます。ご了承下さい。障がい等のために特別な配慮が必要な方は、 あらかじめお申し出ください。

※記事の画像は、白糸の滝。暑い日々が続きますが、ご自愛のほどを。

 


日本ソーシャルワーク学会の演題募集期限延長

2015年04月24日 08時55分22秒 | イベント告知

イベントの告知を一つさせて頂きます。

2015年7月18日~19日に日本社会事業大学で、「第32回日本ソーシャルワーク学会大会」を開催します。
今回の大会は、初めて職能4団体(日本社会福祉士会、日本ソーシャルワーカー協会、日本医療福祉協会、日本精神保健福祉士協会)と学会の共催です。

7月20日の「ソーシャルワーカー・デイ」につなげて行く大会となるよう、企画を進めています。
共催団体会員を含めて、演題募集を進めて来たところですが、この度申し込み期限を、連休明けの5月8日金曜日まで延長することとなりました。

既に30件超の演題応募を頂いており、この小規模な学会としては十分な演題数なのですが。

今回は職能団体共催ということもあり、更に幅広く現場からの実践報告などもお寄せいただければと願っています。
大会テーマのもと、特定のテーマについて議論を深める「課題セッション」も報告演題を募集しています。
精神保健福祉分野では、課題セッションとして「③脱施設化に向けた変革」を掲げています。

ソーシャルワーク学会会員だけでなく、共催する4協会の会員の皆さんも報告ができます。
各地で退院支援や地域移行・地域定着支援に取り組んでいる、多くの皆さまの演題応募をお待ちしています。

詳しくは、以下の案内サイトをご覧ください。

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第32回日本ソーシャルワーク学会大会・演題募集のご案内

■大会テーマ:
「変革」:ミクロからマクロへの戦略~つながりと分かち合いの未来へ
※本大会では、まだ十分に確立されているとは言えない、この挑戦的なアプローチのあり方を中心に、本学会会員に加えて職能団体の皆さまとともに、二日間にわたって存分に議論したいと考えています。

■日時:2015年7月18日土曜日~19日日曜日
※7月20日祭日 ソーシャルワーカーデー

■会場:日本社会事業大学清瀬キャンパス
〒204-8555 東京都清瀬市竹丘3-1-30
http://www.jcsw.ac.jp/about/outline/access.html

◆詳細は、↓↓以下のサイト↓↓をご覧下さい。
http://www.jsssw.org/news/post-150.html

◆日本ソーシャルワーク学会第32回大会 案内・参加要項
http://www.jsssw.org/wp/wp-content/uploads/2015/02/201502281.pdf


●自由研究発表/課題セッション演題申込み●
自由研究発表および課題セッションの演題申込みにつきましては、大会ホームページに「演題募集要項」が掲載されております。
http://www.jsssw.org/wp/wp-content/uploads/2015/02/021502282.pdf

★課題セッションの各課題
①貧困に立ち向かう、②社会的養護の展開、③脱施設化に向けた変革、④地域包括ケアシステムの推進、⑤プログラム評価によるSW実践の質向上

★「演題募集要項」をご覧いただき、抄録書式ファイルをダウンロードして抄録をご作成ください。
http://jsssw2015.info/116

★お申込みは大会ホームページの「演題申込フォーム」にて、必要事項のご入力とともに、ご作成いただきました抄録ファイルを添付してご登録いただきます。
http://jsssw2015.info/162

★申込み期限:2015年5月8日(金)24時【再募集の期限】

●日本SW学会第32回大会 チラシ●
↓↓以下のサイト↓↓からダウンロードしてください。
http://www.jsssw.org/wp/wp-content/uploads/2015/02/201502283.pdf

ソーシャルワーク実践に携わる実践家・研究者・学生のみなさまの積極的なご参加を心よりお待ちしております。

第32回日本ソーシャルワーク学会大会実行委員会

大会長:大島 巌

実行委員長:木村容子

事務局長:古屋龍太


福祉実践フォーラム2014+専門職大学院同窓会

2014年10月10日 12時03分11秒 | イベント告知

遅ればせながら、「福祉実践フォーラム2014」のお知らせです。

今回のテーマは「地域包括ケアに求められる専門職とは」です。

10月12日(日)の午後、ご都合のつく方はどなたでもご参加ください。

 

例年は文京区のシビックホールをお借りしていました。

今回は初めて、全社協灘尾ホールをお借りして開催します。

今まで「定員300名」でお申し込みをお断りせざるを得なかったのですが。

今回は、当日参加がどれだけ増えても大丈夫な座席数を用意しています。

参加費は無料ですので、どうぞ皆さま、お越しください。

 

なお、フォーラム終了後には、例年同様に専門職大学院の同窓会が行われます。

全国各地でご活躍の修了生の皆さん、お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。

現役院生の皆さんも、中間報告会が終わった翌日ですが、どうぞご参加ください。

詳しくは、この記事の末尾をご覧ください。

 

しかし、気になるのは、お天気ですね?

スーパー台風19号が、南の海から北上してきます。

天気予報のスピードでは、日曜日の関東はまだ大丈夫だと思うのですが…。

なんとか天気がもつことを、祈るばかりです。

 

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2014年度日本社会事業大学専門職大学院 福祉実践フォーラムのご案内

 

私たちは間もなく史上類をみない高齢社会に入ろうとしています。

団塊の世代の方が75才を迎える2025年を過ぎると医療と介護の需要がさらに急増すると予測され、今後は大都市部で高齢者人口が急増することも強調されるようになりました。

こうした状況をもとに、厚生労働省は「地域包括ケアシステム」を提唱し、「住まい・医療・介護・予防・生活支援」の5つの要素を地域で一体的に提供する仕組みづくりを進めることを強調しています。

しかし、上記の5つの要素が現在は様々な制度に分かれて提供されているため、十分な支援がしにくいという問題があるほか、私たち自身も自分が受けてきた専門教育や所属機関からの発想に規定されて、協働の際に摩擦が生じる場合があることも否定できません。

こうした中で、利用者が求める「包括的なケア」を地域で実現するために、私たち実践者に求められることは何なのか?

本フォーラムでは、地域で実践している様々な立場の方々をお迎えして、それぞれの実践を省察していただくことから、今後の地域包括ケアに求められる専門職のあり方を考え直してみたいと思います。

皆様お誘い合わせの上、是非ふるってご参加ください。

http://www.jcsw.ac.jp/skillup/extension/kouza/jissen-forum.html

 

1.日時:2014年10月12日(日)13時~17時

2.場所:全国社会福祉協議会 灘尾ホール

東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞ヶ関ビル1階

交通:地下鉄銀座線「虎ノ門駅」5番出口より徒歩5分

地下鉄千代田線・丸の内線・日比谷線「霞が関駅」A13番出口より徒歩8分

3.テーマ:「暮らしにかける橋~地域包括ケアに求められる専門職とは」

4.プログラム

13:00~ 開会挨拶:潮谷義子(本学理事長)

13:05~ 基調講演「地域包括ケア時代を走る―在宅医療の実践から」

講師:鈴木央(鈴木内科医院副院長、

日本プライマリケア連合学会理事・地域包括ケア委員長、東京医科歯科大学臨床教授)

進行:鶴岡浩樹(本学専門職大学院教授)

14:45~ シンポジウム「地域包括ケアに求められる専門職とは」

シンポジスト

唐木香子 (在宅療養支援診療所)

加藤莉絵 (地域包括支援センター)

伊藤文子 (訪問看護ステーション)

座長:矢部正治(本学専門職大学院准教授)

16:45~ 閉会挨拶:大嶋巌(本学学長)

※概要はHPをご覧下さい

 http://www.jcsw.ac.jp/skillup/extension/kouza/jissen-forum.html

5.定員:300名

6.参加費:無料

7.申込方法

ホームページの参加申込フォームからの申し込みは、既に締め切っています。

当日会場受付に直接おいでください。

(チラシ→ http://goo.gl/xU7OOB )

 

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日本社会事業大学専門職大学院

同窓会のご案内

 

時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

さて、10月12日(日)に開催されます『福祉実践フォーラム』後に専門職大学院修了生の同窓会を開催したく存じます。

つきましては、専門職大学院での学習・研究を、今の仕事や実践にどう結びつけているか等の様々な情報交換を行い、さらに、今年で11期目を迎えた専門職大学院の在学生とのネットワークを深める機会として、専門職大学院修了生の同窓会を開催したいと存じます。

是非とも万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。

ご参加いただける方は、下記の参加方法にてお申し込み下さい。

 

日時:2014年10月12日(日)17:30~20:00(予定)

※『福祉実践フォーラム』終了後に別会場にて行います。

会場:東海大学交友会館(霞ヶ関ビル35階)※フォーラム会場から徒歩5分

主催:日本社会事業大学専門職大学院修了生・在学生有志一同

参加費:5,000円(予定)

申込方法:メールまたはFAX・郵送にて、参加申込書の必要事項(氏名・終了学期・現所属先・連絡先住所・電話番号・メールアドレス)をご記入の上、お送り下さい。

※ご記入頂いた個人情報は、参加者名簿の作成、案内等の送付、緊急時の連絡等以外には使用致しません。

※事前申込は10月6日に既に締め切っていますが、今からでも下記にお申込み下さい。

なお、当日参加申し込みも可能です。

申込先:〒204-8555 東京都清瀬市竹丘3-1-30

TEL: 042-496-3000

FAX: 042-496-3001

E-mail:iwamatsu@jcsw.ac.jp (日本社会事業大学総務課所属 岩松幹次 第3期生)


第8回社大PSWフォーラムのご案内(第1報)

2014年10月07日 17時19分42秒 | イベント告知
 
しばらくブログがストップしてしまっています。
宿題が山積みで、なかなかゆっくりパソコンに向かう時間がとれないでいます。
記事更新の全くないこの間も、たくさんのアクセスを頂いているようで恐縮です。
なんとか、少しずつでも再開できればと考えています。
 
さて、本年も「S-PSWフォーラム」を開催します。
このフォーラムは日本社会事業大学で学んだ方、教員、現役生を中心に、
興味・関心がある方が学びを深める場所として開催しております。
フォーラムに関心がある方は社大関係者でなくても、ご関心があれば大歓迎です。
ご家族や友人・知人等をお誘いの上、御参加ください。
 
第8回を迎える今回は、11月9日(日)に開催致します。
詳細は後日、またお知らせしますが、大まかなプログラムは下記のとおりです。
今回は、特別企画として、リカバリーキャラバン隊の皆さんによる「IPS」のセッションもあります。
また、国立精研の竹島正さんらによる、精神疾患当事者の芸術活動から学ぶ特別セッションもあります。
ご関心のある方、どなた様も、どうぞふるってご参加ください。
 
 
第8回 日本社会事業大学PSWフォーラム

☆日 時:2014年11月9日(日) 10:00~17:30

☆場 所:日本社会事業大学 清瀬キャンパス

(午前)B301教室で講演(午後)A301~A308教室で分科会

 

☆参加者:通信教育科、社会福祉学部、専門職大学院、研究科大学院の在籍者および卒業者

社大の精神保健福祉士養成課程に関心がある方どなたでも

 

☆プログラム構成:

1 基調講演 10:00~12:00

講師:元本学教授 大野和男先生(元・日本PSW協会理事長、ぴあ三浦理事長)

(テーマ)「大野先生が辿ってこられたソーシャルワークの過去・現在・未来(仮題)」 

2 分科会(予定)13:00~16:00     

①みんなのピアカウンセリング

②みんなのリカバリー「秋色わーるどかふぇ!」

③笑顔になる!元気になる! SSTの魅力、体験してみませんか。

④「病棟転換型施設」を考える ~精神保健福祉士として突き付けられた新たな課題~

⑤やさしさのなかの、たくましい生き方~芸術活動を続けている精神疾患当事者から学ぶこと~

⑥リカバリーキャラバン隊による「精神障害者の就労支援IPS研修」

※なお、恒例の「そえぞう先生のよろず相談」は、都合により今回は休止、終了後に個別相談受け付けます。

3 交流会  16:15~17:30 (参加は任意)

教員による「よろず相談」を含む。軽食とドリンク付き。持ち込み、お土産大歓迎!

 

☆参加予定教員

大嶋巌(日本社会事業大学学長)

大野和夫(元本学教授)

古屋龍太(本学専門職大学院准教授)

添田雅宏(本学通信教育科専任教員)

大山早紀子(本学通信教育科専任教員)

 

☆参加申し込み

参加を希望される方は、以下の項目を書いて下記アドレスまでメールでお申込みください。

(必要事項)氏名、課程、卒業年、現所属先、連絡先(メールアドレス)

希望する分科会(第2希望まで、番号と分科会タイトルを

申し込み先:大島研究室e-mailアドレス spsforum.jcsw@gmail.com

 

☆締め切り    2014年11月8日(土)

参加者の把握をしたいため、締め切りは前日としておりますが、当日参加も可能です。

なお、分科会は予定ですので参加者の状況等により開催できないこともあります。
その際は御容赦ください。

 

☆主催:S-PSWフォーラム実行委員会


南相馬・福島第一原発の被災地へ

2013年07月01日 16時18分51秒 | イベント告知

 

先日は、社大福祉フォーラム(学内学会)へのご参加ありがとうございました。
幸い台風も逸れて好天に恵まれ、二日間で848名の方にご参加いただきました。
(受付名簿の参加者数。各分科会参加者数を合計すると、もっと多いのですが)

やはり、椎名誠さんの講演時間が、近隣の方も含め一番参加者が多かったようです。
100カ国以上を旅してきた体験から、トイレにかかわる話が実に多かったのですが(笑)。
一斉に右へならえする、緊張感のない、思考停止した日本人への警句と考えられました。

今回の学内学会で掲げたテーマは、先日のブログにも記しましたが、
「希望としてのソーシャルワーク~記憶・くらし・再生」でした。
3・11の記憶を決して風化させない、現在進行形の出来事として捉えました。

当日は、災害支援ボランティアを継続してきた学生グループの発表もありました。
自分たちの取組みと地域との繋がりを表現した、とても静かなパフォーマンスでした。
でも、若い学部生の、まっすぐ前を見て語る言葉に心揺さぶられました。

今回は、日本社会事業大学専門職大学院の修了生・現役生へのお知らせです。
既にフェイスブックでは周知しているイベントですが、ここでも改めて。
福島県南相馬市まで、バスをチャーターしての被災地視察のご案内です。

今回の企画は、教員の矢部正治さんのご尽力によるものです。
南相馬市から避難されてきている方に同行して頂いて、ご案内をお願いしています。
現地の様子はもちろん、被災者の方々の事情にも精通されている方です。

仕事で忙しい日々とは思いますが、週末の土日、一緒に参加して頂ければと思います。
改めて、被災地の状況を拝見し、人々のくらしと言葉、希望と再生を胸に刻み、
ソーシャルワーカーとしてできることを、ともに考える機会としたいと思います。

なお、この企画は矢部・古屋が個人として呼びかけるもので、大学の企画ではありません。
「災害支援ソーシャルワーク」を受講された方も、そうでない方もどうぞご参加ください。
詳しくは、フェイスブックの専門職大学院のページをご覧ください。

※画像は2011年12月、ボランティアバスでお邪魔した東松島市宮戸島の月浜の夜明け。
 かつて海水浴場として賑わい、民宿が立ち並んだ街は、みんな無くなってしまいました。
 専門職大学院生たちと、ただ、ただ黙りこくって、街の跡と浜辺を歩き回りました。

 
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福島県南相馬市被災地視察のご案内

1.日時
2013年8月3日(土)・4日(日)
2.日程
○8月3日
朝、池袋駅西口集合
中型貸切バス使用・東北高速道 経由
南相馬市の居住制限地域・沿岸部津波被災地・福島第一原発近辺など視察
温泉旅館宿泊
○8月4日
二本松市内へ移動
仮設住宅訪問・避難者と交流
夜、池袋駅西口で解散予定
3.定員
 20名(先着順)
4.参加費
30,000円程度(参加人数により変動あり:貸切バス代・一泊二食宿泊費・関連経費込み)
5.連絡・申し込み
矢部・古屋のメールアドレスまで

 


第5回S-PSW Forum

2013年06月28日 22時19分27秒 | イベント告知

皆さま、こんばんは。
連日、お酒も飲んでないのに、仕事で午前様帰宅の龍龍です。

やたら、仕事が詰まっています。
あちこちに、レスポンス不足の不義理を重ねており、恐縮です。

老体に鞭打って(?)、これでも自身のキャパシティを超えて、走り続けています。
(決して、軽躁状態という訳ではありません、念のため)

本当は、意外と思われるほどに、怠惰な人間なんですけどね。

やらねばならないことが、今、周辺に多すぎるんですね。

今回の国会、阿部総理への問責決議案可決で、あっけなくあれこれ廃案になりました。
永田町と霞が関の動向は、一寸先は闇、何が起こるかわかりません。

生活保護法の一部改正案、生活困窮者自立支援法案、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法案、すべて廃案になりました。

市井の人々の生活実感とかけ離れたところで、様々な法律ができていきます。
一方で、現状の矛盾を突破するような法制度の確立は、なかなか実現しません。

でも、現状の制度を変えていくのも、今の時代の人の意識です。
現行の法律が、当たり前のことと思ったら、10年後、20年後の人々に笑われます。

「おかしい」と思うことを、自身から、自らの現場から発信していくこと。
時代を変えていくために、ディスカッションし、仲間を自ら増やしていくこと。

そこから、この時代を変えていく一歩は始まります。
誰かが、他人が、どこかの政党が、変えてくれるのでは、決してありません。

そういう訳で、またまた熱いPSWのセッションが繰り広げられます。
(この強引な展開、相変わらずでお許し下さい)

第5回社大PSWフォーラム(通称「SPSフォーラム」)開催します。
PSWとして実践現場で働いている人も、これからPSWをめざす人もご参加ください。

詳しくは、下記のプログラム、申込み方法をご参照ください。
関心と興味さえあれば、どなたのご参加も歓迎いたします。

ただ、申し訳ないのですが、今回、僕は出席できません。
どうしても、やんごとなき事情により、会議重複のため欠席します。

「龍龍先生の公開スーパービジョン」も、今回はお休みさせて頂きます。
代わりに初登場の「そえぞう先生のよろず相談」に、ご期待ください。

目の前の現実は、すぐには変わらないかも知れない。
でも、変えていく人がいなければ、状況は何も変わらない。

一人ひとりの言葉を、お互いに交換することから、すべては始まります。
仲間とともに、粘り強く、確かな言葉を、発信し続けていきましょう!

他国に類を見ない、世界一精神科病院の多い、この国の精神保健医療福祉の中で、
「戦うPSW」の価値と目標を、共有できれば幸いです。

※画像は、去年撮った大岩山のひまわり畑です。

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第5回 日本社会事業大学精神保健福祉士養成課程関係者フォーラム
(S-PSWフォーラム)
~現役生と卒業生のより良いキャリア形成と実践力向上を目指して~

日本社会事業大学精神保健福祉士養成課程では、学部・通信教育科・専門職大学院・研究科大学院において精神保健福祉を学んでいる方と、卒業した方々の相互交流と実践的学びの場として、精神保健福祉士養成課程関係者フォーラム(S-PSWフォーラム)を開催します。
パートナーシップを体感し、みんなでエンパワーメントしあいましょう!

日時:7月7日(日) 10:00~17:00 
場所:日本社会事業大学 清瀬キャンパス 教学B棟B301ほか
参加者:通信教育科、社会福祉学部、専門職大学院、研究科大学院の在籍者および卒業者、社大の精神保健福祉士養成課程に関心がある方など

構成
1.基調講演 10:00~12:00 
講師:元・本学精神保健福祉士課程初代教授 寺谷隆子先生(JHC板橋・理事長)
(テーマ)「Not for him, But with him ピアカウンセリングとクラブハウス
~JHC板橋会における相互支援システムの展開~」
日本で初めて本学にて精神保健福祉士養成課程を立ち上げてくださった寺谷先生は、現在、先生の実践基盤である社会福祉法人JHC板橋会の理事長に復職されておられます。また先生は社会福祉事業実践家の最高の栄誉である糸賀一雄記念賞を受賞された後も、JHC板橋会の活動を基盤としてユニバーサルデザインのまちづくりを実現すべく精力的に活動されています。今回は先生の実践活動の思想的根拠とでも言うべき、相互支援の方法であるピアカウンセリングと相互支援のシステムであるクラブハウスの活動を通して、真のパートナーシップの在り方とはどのようなものかを深く学びあいたいと思います。

2.分科会(予定)13:00~15:30
(1)WRAPの世界へようこそ!【学部&通信卒業生共同企画】
WRAPに関心のある方々から、言葉は聞いたことがあるけれど、どんなことするの?WRAPって何?という方々まで『私の元気を私が作る』『お互いの元気を交換し合う』そんなWRAPに参加して、まずは『わたしの元気のたね』を一緒に探してみませんか?未来をひらくつながりを作るWRAPの旅へのご参加、お待ちしています。

(2)みんなのピアカウンセリング【教員&学部・専門職大学院卒業生企画】
「ピアカウンセリング」という言葉は聞いたことがあるけれど、どんなことを行っているかわからない方、体験したいと思っている方にお薦めです。ピアカウンセリングは障害当事者だけのものではなく、同じ課題を抱えるピア、同じ境遇のピア、同じ志を持つピアなど、ピアの形は様々です。そんなピアの魅力を寺谷先生とともに深く語りあいたい方、あらたな仲間を作りたい方、どうぞお越しください。

(3)みんなのリカバリー「七夕わーるどかふぇ!」【教員&通信卒業生共同企画】
カフェのようなリラックスした雰囲気で、さまざまな立場の人が、所属・背景を超え、対等な立場で、人と出会い、会話を楽しみます。お疲れのかた、ホッとしたいかた、癒されたいかた、どなたでも、大歓迎です。七夕に出会った奇跡のようなご縁!新しい出会いと分かち合いを体験してみませんか?

(4)「そえぞう先生」のよろず相談 ~キャリア形成の方法から恋愛相談まで~【教員&通信生企画】
通信教育科には七色の経歴をもつ「そえぞう先生」と呼ばれる現役PSWが在職しています。これまでに苦労を抱えた数えきれない人達の話を聞いてきたそえぞう先生は、人の話を聞くことにストレスを感じない特異体質らしく「3度の飯より相談支援」が座右の銘との噂もあります。「入学前からキャリア形成まで、すべて引き受けます。」「入試対策、国試対策、なんでもござれ。就職相談、恋愛相談ときどき別れ話もね」をキャッチフレーズに、カウンセリングとは一味違う「相談支援」を体験してみませんか。

(5)笑顔になる!元気になる! SSTの魅力、体験してみませんか。【学部&通信卒業生共同企画】
SSTは、認知行動療法の一つとして位置づけられており、現在は精神科医療機関だけでなく、福祉領域や家族会、学校教育など、様々な分野で実践されています。この分科会では、実際にSSTを体験し、目的や方法を楽しく学ぶと同時に、今後こうなりたいという思いや夢に向けての階段を、みなさんと一緒に考えていきます。また、この体験を通して「笑顔になる」「元気になる」、といった魅力も感じていただければと思います。
SSTの参加は初めてという方から、実際の現場で模索している方も、ぜひご参加をお待ちしています!!

(6)非自発的入院と法律改正について ~法改正は誰のためになされるのか?~【学部卒業生企画】
現在国会では精神保健福祉法の改正案の審議が行われており、以前より語られている通り保護者の責務規定が削除される運びとなりました。しかし非自発的入院(主として医療保護入院)のシステムや新しい保護者の規定などについては詳細な議論がなされず、このままでは本人の主張を守るべき人・職種が全く規定されておらず権利擁護に関してはなはだ不安を抱えたままに入院が進んでしまう可能性が高くなっている状態です。この分科会では医療機関・地域事業所等の枠は設けず、非自発的入院と保護者問題について現状を確認し、PSWが何を今なすべきなのかについて議論を進めていければと考えています。

3.交流会 生協カフェテリア 15:45~17:00
教員による「よろず相談」を含む。軽食とドリンク付き。持ち込み、お土産大歓迎!
交流会費:1,000円(学部生500円)

4.参加予定教員
大嶋巌(日本社会事業大学学長)、
寺谷隆子(元本学精神保健福祉士養成課程主任教授)
贄川信幸(本学社会事業研究所准教授)、
添田雅宏(通信教育科専任教員)
大山早紀子(通信教育科専任教員)

5.申し込み先
お申し込みは、以下の必要事項をご記入の上、大島研究室までメールにてお送りください。
(必要事項)氏名、課程、卒業年、現所属先、連絡先(メールアドレス)、希望する分科会(第2希望まで)
(大島研究室e-mailアドレス) spsforum.jcsw@gmail.com

6.主催
:S-PSWフォーラム実行委員会
分科会⑥非自発的入院と法律改正について~法改正は誰のためになされるのか?~

※上記のご案内は2013年6月初めに作成されたものであり、その後の状況変化を反映していないものであることをお断りします。

 


作家の椎名誠さんを迎えて…

2013年06月13日 00時59分46秒 | イベント告知

今日で通信教育の精神保健福祉士課程のスクーリングが終わりました。
218人の社会人学生の皆さん、どうもお疲れさまでした~♪

僕も昨日「精神保健福祉に関わる制度とサービス」の講義をさせて頂きましたが、
今年の学生も、皆さん熱い志を感じさせる眼差しと頷きで応えてくれました。

あとで聞いたら、一部の皆さんはその前夜、清瀬の街で大騒ぎだったそうで。
聖地「やる気茶屋」に50人が終結し、最後の人は午前3時半まで呑んでいたとか?

今日もそのまま地元に帰らず、かなりの人数の人がもう一泊すると言ってましたし、
今晩も打ち上げで、夜中まで盛り上がっているのではないでしょうか?

できれば僕もご一緒したかったのですが、夜は専門職大学院の授業が入っていて。
夕方、清瀬から茗荷谷に移動し、社会人院生たちと社会調査のお勉強でした。

通信教育の学生たちも、明日からはまた一人で孤独な勉強に戻ります。
だからこそ人が集まり、共に考え、学ぶ場って貴重なんですね。

…と言うわけで、お勉強の場のご案内です。
今年も学内学会の季節となりました(ちょっと強引な展開ですね…)。

今年は基調講演に、作家の椎名誠さんにおいで頂くこととなりました。
軽妙な語り口が身上の椎名さんですが、今回のテーマは「何をめざして生きていくか」。

今回の大会テーマを掲げるに至った主催者側の気持ちをお伝えし、
椎名さん自身が考え、導き出してくれたテーマです。

大会のテーマは「希望としてのソーシャルワーク~記憶・くらし・再生」です。
3・11後を、椎名さんがどのようにお話し下さるのか、耳を澄ませたいと思います。

もちろん、今年もPSWのグループ・セッション、懲りずにやります。
病院や地域の現場で働くPSWの皆さん、ぜひお気軽にご参加ください。

詳しいプログラム内容は、下記をご覧ください。
大学のホームページのトップページにある、回転バナーからもご覧になれます。
http://www.jcsw.ac.jp/research/gakunaigakkai/gakkai/files/program2013.pdf

※画像は、西新宿の想い出横丁にて。学内学会とは一切関係ありません。


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社大福祉フォーラム2013
(第52回日本社会事業大学社会福祉研究大会)

《大会テーマ》 「希望としてのソーシャルワーク~記憶・くらし・再生~」
《日程》 2013年6月22日(土)・6月23日(日)
《会場》 日本社会事業大学(講堂・A棟・C棟 他教室)
《ご案内》
①参加資格 どなたでも参加できます。参加者は、必ず受付をお通り下さい。
②受付  6月22日(土)講堂/6月23日(日)A棟1Fホールにて 9:30より
③参加費等 無料
④懇親会 6月22日(土)17時30分より学会・同窓会・大学共催で行われます(無料)
⑤パソコン通訳 1日目、教員研究報告・被災地報告・基調講演はパソコン通訳つき
⑥昼食等 6月22日(土)生協食堂・購買が利用できます。
  営業時間 生協食堂 12:00~13:00/購買11:30~13:00
     6月23日(日)購買のみ利用できます。
     営業時間 購買12:00~13:00(生協食堂は閉店)
⑦その他 駐車スペースがありませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
     内容・スケジュールは変更になる場合がございます。ご了承ください。
     障害等のために特別な配慮が必要な場合は、あらかじめお申し出ください。
     (当日お申し出の方は、できる範囲で対応いたします。)
※6月23日(日)12:30~17:00 大学院等合同説明会を開催しています。
(A301教室~A309教室)

■第1日目 6月22日(土) 全体会=講堂■

〇開会の挨拶     10:00~ 
〇新任教員紹介
・菊池 いづみ(学部教授)     ・村田 文世(学部准教授)
・鶴岡 浩樹(専門職大学院教授)・上村 勇夫(実習教育研究・研修センター実習講師)
・有村 大士(学部准教授)     ・大山 早紀子(通信教育科専任教員)
・小田 美季(学部准教授)     ・大島 千帆(社会事業研究所特任准教授)
・木村 容子(学部准教授)     ・永井 保男(学部特任教員)

〇教員研究報告(パソコン通訳あり)   10:30~11:00   [講堂]
 司会: 古屋 龍太(専門職大学院・学部准教授)
「介護福祉士が支援を行う「要介護状態の高齢者の生活」に関する調査」   
下垣 光(学部准教授)
中島 健一(学部教授)
天野 由以(目白大学人間学部専任講師/院前期2006年卒)
岸野 靖子(実習教育研究・研修センター)
大島 千帆(社会事業研究所特任准教授/院後期2006年卒)
安 瓊伊 (院後期3年/院前期2011年卒/学部2009年卒)

〇被災地報告 (パソコン通訳あり)   11:00~12:00   [講堂]
  司会: 古屋 龍太(専門職大学院・学部准教授) 
1)「被災外国籍等住民支援のための当事者主体の支援体制構築~“Nothing About Us Without Us”」
山口 幸夫(社会事業研究所特任准教授)
2)「被災地における子ども会活動から学んだこと
―気仙沼市・東松島市でのボランティア活動を通して―」
日本社会事業大学災害支援ボランティアセンター・ボランティアグループcocoa

〇学内学会総会                12:00~12:30     [講堂]

〇基調講演  (パソコン通訳あり)  13:00~14:30   [講堂]
 司会: 古屋 龍太(専門職大学院・学部准教授) 
「何をめざして生きていくか」
講師:椎名 誠
【講師プロフィール】1944年東京都生まれ。作家。1979年より、小説、エッセイ、ルポなどの作家活動に入りました。これまでの主な作品は、『犬の系譜』(講談社)、『岳物語』(集英社)、『アド・バード』(集英社)、『中国の鳥人』(新潮社)、『黄金時代』(文藝春秋)など。近著は、『ガス燈酒場によろしく』(文藝春秋)、『三匹のかいじゅう』(集英社)、『にっぽん全国百年食堂』(講談社)。最新刊は、『流木焚火の黄金時間 ナマコのからえばり7』(毎日新聞社)、『ぼくがいま、死について思うこと』(新潮社)。旅の本も数多く、モンゴルやパタゴニア、シベリアなどへの探検、冒険ものなどを書いています。趣味は焚き火キャンプ、どこか遠くへ行くこと。

〇名誉博士号授与式・スピーチ (手話通訳あり)14:40~15:20 [講堂]
樋口恵子  (NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長)
樋口恵子氏は、1987年に日本社会事業学校専修科に入学した経歴を持っており、東京家政大学名誉教授であり、福祉・介護関連問題、家族関係、女性問題の著名な評論家として、長年にわたり社会的に影響力のある言論と社会的行動で日本をリードして来られたオピニオンリーダーである。多くの福祉・介護問題、男女共同参画問題に関する著作を有し、大きな社会的な影響力を発揮して来られたことから、この度、日本社会事業大学名誉博士記の称号を贈呈することになった。

〇学生研究奨励賞・学会(木田)賞贈呈式   15:20~15:50  [講堂]
【学生研究奨励賞受賞者】
荒井静香 (2013年3月 学部福祉援助学科 卒業)
岸 久美子 (2013年3月 学部福祉援助学科 卒業)
小嶋正人 (2013年3月 学部福祉援助学科 卒業)

【木田賞受賞者】
秋田谷秀敏    (本科1950年卒)
佐藤勝彦   (学校法人吉田学園専門学校北海道福祉大学校非常勤講師
         /札幌大谷大学短期大学非常勤講師/学部1966年卒)
大澤愛子   (社会福祉法人横須賀基督教社会館 田浦・逸見地域包括支援センター施設  長、旧姓:長谷川)/学部1984年卒)
三浦博幸  (社会福祉法人愛恵協会統括施設長/学部1975年卒)

〇学会(木田)賞受賞記念スピーチ   15:50 ~  16:30  [講堂]

〇サークルセッション        16 :30  ~  17:15    [講堂]

【参加サークル】混声合唱団菩提樹・マンドリンアンサンブル・手話サークルてまり
1)混声合唱団菩提樹は、定期演奏会や学園祭での発表に向けて日々練習に励んでいます。
《曲目》 ・校歌    ・君をのせて(ジブリ)   ・花は咲く(NHK)     
2)手話サークルてまりでは、手話コーラスを通じて、手話や聴覚障がいについて学んでいます。みなさんに、目で見る音楽を届けます。
《曲目》  ・Butterfly 
3)マンドリンアンサンブルでは、年に一度の定期演奏会を主とし、その他の様々な場所からの依頼演奏などの活動をしています。
《曲目》 ・大きな古時計  ・青い山脈 
4)混声合唱団菩提樹・マンドリンアンサンブル・手話サークルてまりの合同曲
《曲目》 ・チェリー   

〇懇親会(学会・同窓会・大学共催)17:30~19:00  [厚生棟食堂]
参加費無料。お寿司等のお食事を用意しております。お気軽にご参加ください。

■第1日目 6月22日(土)午後/分科会■

〇タイ国際ワークショップ・スタディツアー報告14:40~16:40 [A202]
 コーディネーター: 山口 幸夫 (社会事業研究所特任准教授)
 【グローバル化の中の移住者と創造的社会福祉】 次世代のエンパワメント
Migrant and creative social welfare in globalization
ーEmpowerment The Next Generation ー
日本社会事業大学アジア福祉創造センターでは本学の学術交流協定校や国際機関、NGOとのネットワークを生かして海外ソーシャルワーク研修を行っています。本年度は本学協定校であるタマサート大学(Thammasat University)と共同で国際移住女性と子どもの支援について、特に次世代の育成に焦点を当てた国際ソーシャルワーク研修を行いました。その成果の学生発表とともに、国際移住労働者とその子ども家族の支援で国際的にも高く評価されているタイのLPN(労働権推進ネットワーク)ソンポン・スラケウ代表に講演をしていただきます。タマサート大学デチャ教授、および在日タイ人NGOの皆さんをお迎えしてフロアの皆さんと質疑討論を行います。

〇保育実践報告         15:20  ~  17:20    [A401]
 コーディネーター: 金子 恵美 (学部准教授)
【保育実践シンポジウム】
多様な領域で活躍している卒業生をお呼びしてシンポジウムを開きます。在学生との意見交換を通して、子ども家庭領域で、ソーシャルワークとケアワークを兼ね備えた本学の人材に期待される役割を探ります。
[シンポジスト]
保育所の保育士
児童相談所の児童福祉司・一時保護施設の保育士
発達支援センター等児童福祉施設のソーシャルワーカー
市町村の生活保護ワーカー・児童相談担当員 など

■第2日目 6月23日(日)午前/分科会■

〇一般演題「専門職とサービスの質」 10:00~11:30      [A201]
  司会者: 手束 美和子(院前期1年) 
  助言者: 菊池 いづみ(学部教授) 
1)「日本の介護福祉士・看護師養成における専門的準備教育導入の可能性
ーデンマークにおける基礎コース(Grundforløb)を参考にー」
高木 剛(浦和大学短期大学部専任講師/院前期2004年卒)
2)「ソーシャルワーカーの事例検討会に関する考察(1)
…何を言語化するか、何を検討するか…」
川村 博文 (聖徳大学/日本社会事業大学非常勤講師/院前期2008年卒)
3)「ホームヘルプサービスにおけるワーカーズ・コレクティブの可能性」
梅原 幸子 (院前期2005年卒)

〇一般演題「子ども家庭支援」  10:00~11 :30      [A202]
 司会者: 中村 匡貴(院前期1年)  
 助言者: 有村 大士(学部准教授) 
1)「里親委託継続のための養育環境構築に関する一考察
     -思春期の養育負担の予防に焦点をあててー」
赤石 達樹 (院前期1年/学部2013年卒)
2)「子どもネグレクト家庭の構造の解明に関する研究」
安部 計彦(院後期 3年)
3)「中学生のいじめ問題に関する国内研究の類型と変遷」 
大矢 正則(院後期1年)

〇一般演題「障がい児者支援」  10:00~11:30      [A402]
 司会者: 仁科 雄介(院前期1年)    
 助言者: 小田 美季(学部准教授)
1)「知的障害児・者親の会活動をプログラム評価にあてはめることは可能か」
 於保 真理(院後期3年/日本社会事業大学非常勤講師/院前期1996年卒)
2)「障害者の減災対策と地域ネットワーク
     ~大和市自立支援協議会身障部会の実践事例~」
星野 宗吾(社会福祉法人福慶会 福田の里相談支援施設長/通信教育科社会福祉士養成課程 2003年卒)
3)「集団自由あそびを活用した発達障害児療育の実際~愛着形成と関係性支援~」
大曽根 邦彦(心身障害児者療育会きつつき会代表理事・施設長/専修科1979年卒)

〇一般演題:ポスターセッション   10:00~11:30   [A101]
 司会者: 日下 公佑(学部1年) 
 助言者: 黒川 京子(実習教育研究・研修センター実習講師) 
1)「介護福祉士養成施設の学生の介護福祉士のイメージに関する研究
          -どのようにイメージが変化するのか-」
田口潤(院後期2年/日本社会事業大学非常勤講師)
下垣 光・田中 由紀子(学部准教授)
大島 千帆(社会事業研究所特任准教授/院後期2006年卒)
2)「関連職種連携教育におけるICFの活用に関する一考察」
山口 佳子(国際医療福祉大学専任講師/院前期 2008年卒)
3)「社会福祉士養成教育における相談援助実習の意義と課題」
小柳 達也(八戸学院大学人間健康学部専任助教/専門職大学院2009年卒)

〇スタディツアー報告(佐々木ゼミ) 10:00~11:30  [A棟ロビー]
 コーディネーター: 佐々木 由惠(学部教授)子
「スタディツアーinフィリピン ~フィリピンの養老院、孤児院から見えるもの~」
フィリピンの養老院での活動報告と、日本の老人福祉施設との比較。フィリピンの孤児院(HOJ)での活動報告と、日本の児童養護施設との比較。HOJからのビデオレターの鑑賞。
秋葉 聡太・米山 あずさ・境谷 美穂・長岡 玲香・花摘 綾太・北條 彩加・吉田 博美
(学部4年)

〇学生企画 社大福祉ネットワーク   10:00~12:00    [C304]
「地域のつながりって何だろう?」
私たちが普段何気なく暮らしている “まち”その“まち”について一緒に考えてみませんか?
この企画を通して身近な問題を福祉の観点から考え、地域のつながりを意識してもらえばと思います。

〇障害学生支援の現状      10:00  ~  12:00   [A401]
 ゲスト講師: 金澤 貴之氏(群馬大学教育学部障害児教育講座准教授)
「日本社会事業大学における障害学生支援の現状について」
障害者基本法の改正に伴い、障害のある学生に対する合理的配慮の提供が、全ての大学に求められる時代になり、現在、障害学生支援の動きは全国的に広まってきている。本学でも2012年度に視覚障害のある学生への支援を障がい学生支援組織CSSOが中心になり活動した。しかし、様々な困難さが生じ、学生団体の限界を痛感した。上記の経験を踏まえ、本分科会では、群馬大学の金澤貴之准教授をお迎えし、昨年12月21日に提出された「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」の解説と本学の障害学生支援の現状に関してコメントをいただき、本学が目指す障害学生支援について議論する。
二神 麗子・清水 優江(学部4年)

〇スクールソーシャルワーク実践の展開 10:00~12:00    [C301]
 コーディネーター: 内田 宏明(学部専任講師)
文科省事業としてスクールソーシャルワーカーの配置がなされてから5年度目となる。この間の実践を実践者自身が検証し、今後の方向性をさぐっていきたい。
内田 宏明(学部専任講師)
芦田 正博(学部 1990年卒/専門職大学院 2008年卒)
瀬戸本 むつ美(専門職大学院)

〇精神保健福祉士の実践        10:00~12:00  [C601]
 コーディネーター: 古屋 龍太(専門職大学院・学部准教授)
「精神保健福祉士課程の卒業生・現役学生・院生が集うホームカミングディ」
日本社会事業大学には、学部と通信教育科に精神保健福祉士課程があり、資格取得をめざして勉強しています。また、専門職大学院・研究大学院にも多くの精神保健福祉士が通い、現場を変革していくための学びを展開しています。昨年から始めた学内学会のこのセッションでは、参加して頂いた現場PSWの方々と共に、グループで情報・体験を交流し、精神保健福祉現場の課題や取り組みのヒントを探ります。ご興味のある方、どなたでもご参加ください。
大嶋 巌 (学長)
贄川 信幸 (社会事業研究所准教授)
添田 雅宏(通信教育科専任教員)
大山 早紀子 (通信教育科専任教員)

■第2日目 6月23日(日)午後/分科会■

〇一般演題「まちづくり・つながり」 13:00~14:30    [A202]
 司会者: 笠井 織夢(学部1年) 
 助言者: 村田 文世(学部准教授)
1)「地域福祉実践とソーシャルエンタープライズの可能性
         ~韓国における社会的企業の現状を踏まえて~」
趙 晤衍(敬和学園大学教授/院前期1998年卒)    
2)「西東京市社会福祉協議会の協力員制度に関する意義と課題
      ― 東村山市社会福祉協議会との比較での考察 ―」
三輪 秀民 (日本社会事業大学非常勤講師/院前期2004年卒)
3)「つながりの形成をリレーションシップ、コミットメント概念を用いて解釈する試み」
北場 勉(学部教授)

〇モンゴル滞在報告  13:00~14:30   [C302]
私達は、今年と昨年の3月に8日間ずつモンゴルに滞在しました。その中で、モンゴルの児童養護施設への訪問・モンゴル国立大学の学生との交流の機会がありました。その経験を通じて学んだことをモンゴルの文化の紹介を含め、社会福祉研究大会で報告したいと考えています。(※教室にてモンゴルの子ども達が描いた絵を展示しています)
鈴木 彩乃・伊藤 久美子・金 夏望・鈴木 結衣・根本 夏恵(学部3年)

〇福祉起業家サミット   13:00~15:00    [A401]
 コーディネーター: 宇野 裕(前学校法人日本社会事業大学専務理事)
「現代社会の福祉的課題に対して起業家として挑戦する人々の姿を追う!」
本分科会では、現代社会が抱える様々な福祉的課題に対し、自らの力や資金によって社会起業家として挑戦している卒業生をお招きし、その実践と挑戦への道のりについて伺う。持続可能な法人経営について求められる本質とは何か。起業して間もない法人が抱える課題とは何か。そして、本校の大学名にもある社会事業がこれからどうあるべきかを参加者の方々と共に考えていきたい。
【シンポジスト】
藤野 将睦 ~障害者への24時間在宅介護派遣を実践~
(ビーサイドユー株式会社 代表取締役/専門職大学院2007年卒/学部2006年卒)
西隈 亜紀 ~精神障害者のグループホーム「キキ」を経営~
(特定非営利活動法人東京フレンズ 理事長/院前期2012年卒)
野崎 陽弘 ~知的障害者の地域支援総合施設を運営~
(社会福祉法人みのり福祉会 事務長/専門職院卒)

〇介護実践報告        13:00~15:00    [A402]
 コーディネーター: 田中 由紀子(学部准教授)
「介護福祉実習を担う先輩と実習生の交流」介護福祉コース ホームカミングディ
介護福祉実習を担当している卒業生を(介護コース出身者)招き、受け入れ側から見えてきた学生への助言をいただき、出席者と交流を行なう。

〇清瀬 3大学交流研究発表会   13:00~15:00   [C602]
「分野の違い・一緒に出来ること」
私たちは福祉中心に学んでいるけれど、他の分野から見た福祉ってどんなものなんだろう?他の分野の大学の人たちはどんなことを学んでいるんだろう?せっかく清瀬に3つの大学があるのに、なぜ交流がないんだろう?そんな想いから今回の企画が始まりました。私たちの想いを知って集まって下さった国立看護大学校、明治薬科大学の方々と一緒に、今年のフォーラムのテーマでもある震災についてのパネルディスカッションやグループワークを行います。それらを通じて、それぞれの視点・想いの共通点や違いを知り、自分たちの分野についての理解も深めようと思います!
国立看護大学校(有志)
明治薬科大学(有志)
日本社会事業大学(学内学会幹事有志)

〇ADSW認定証授与式・実践報告発表会 13:00~14:00  [C601]
【専門職大学院プログラム】専門職大学院の認定するアドバンス・ソーシャルワーカーの実践報告と認定証授与式を行います。
アドバンスソーシャルワーカー認定者・実践報告発表者
芦田 正博 氏(専門職大学院2008年卒業)
テーマ:「スクールソーシャルワーカーとしての実践を振り返る
     ~児童虐待事例に対しての効果的な支援に焦点をあてて~」

〇大学院等合同説明会 12:30~17:00 [A301~A309]
主に社会人を対象とした研究大学院・専門職大学院・通信教育科・学部3年次編入の入試説明会です。仕事を続けながら学んでみたい方、現場の課題で悩んでいる方、福祉の専門職・国家資格を目指す方を応援します。在学中の方もご参加いただけます。個別相談会も実施します。

 


専門職大学院福祉実践フォーラム

2012年11月21日 22時33分56秒 | イベント告知

相変わらず、毎日自転車操業の日々です。
タイムリミットの迫る宿題が次々とあって、首が回りません。

先週あった精神障害リハビリ学会も、バタバタあがきながら乗り切りました。
仲間たちに助けてもらいながら、演題発表の2時間前までパワポを作っていました。

このブログへの記事掲載も、すっかり間遠になってしまっています。
せっかくコメントをお寄せ頂いているのに、返事もできず心苦しく思っています。

年内は、土日もびっしり予定が入ってしまっていて、まるで余裕がなく…。
なんとか年末まで走り続けるしかない、昨今です。



今週末の24日(土)には、専門職大学院の「福祉実践フォーラム」を開催します。
今年も文京区との共催で、文京シビックホール(小ホール)をお借りします。

メインテーマは「障がい者と共に生きる社会~地域生活に必要なサポート~」。
シンポジウムで「障がい者の地域生活移行を推進するために」を行います。

シンポジストは今回、専門職大学院にゆかりのある方々に全員お願いしました。
それぞれ知的障害・精神障害の領域で、奮闘していらっしゃる方々です。

地域移行・地域生活支援に関心のある方々と、今後の方策を検討できればと思います。
定員制ですが、まだ若干お席に余裕がありますので、どうぞお申込みください。



福祉実践フォーラムの後の夜は、年一回の専門職大学院の同窓会です。
様々な領域の福祉現場で働く専門職の、交流集会にもなっています。

修了生・現役生で、まだ申し込みをしてない方は、至急大学院教務課にご連絡ください。
当日参加も可能ですが、やはりできれば事前に参加者数を把握したいので。

その専門職大学院も、来年で開設10年目を迎えます。
認定社会福祉士制度への対応を含め、カリキュラム改革を鋭意検討中です。

ユーザーである修了生・現役生の皆さんの、率直な意見・要望をお寄せください。
日本で唯一の福祉専門職大学院を、皆さんの力で、より豊かな学びの場に育ててください。

ちなみに、12月10日から個別教員入試相談ウィークを設けています。
周辺に専門職大学院への進学をお考えの方がいらしたら、どうぞご紹介ください。


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2012年度 日本社会事業大学専門職大学院 福祉実践フォーラム

「障がい者と共に生きる社会~地域生活に必要なサポート~」

障害者自立支援法が障害者総合支援法と改正され、難病等が障害福祉施策に含まれるようになるとともに、重度訪問介護の対象者の拡大、ケアホームのグループホームへの一元化などが実施されることになりました。
これは障がいのある人も普通に暮らし、地域の一員として共に生きる社会作りを目指す一歩として評価することもできます。
しかし、施設から地域へという生活の移行が進んでいない、様々な情報が入らないなど障がい者が地域社会で生活するためには多くの課題があり、平等な市民としての地域社会に参加する仕組みが十分に整っていません。
そこで、本専門職大学院では、福祉実践フォーラムにおいてこのテーマを取り上げ、多角的な見地から論議することにしました。
障害者の福祉、地域生活に関心のある方々にご参加戴きたいと思います。

○日時:2012年11月24日(土) 13:00~17:10
○会場:文京シビックホール(小ホール)
東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」4b・5番出口より徒歩3分
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」文京シビックセンター連絡通路で徒歩3分
○共催:文京区
○募集人数:300名
○参加費:無料

○プログラム:
〔総合司会:井上由起子(日本社会事業大学専門職大学院准教授)〕
13:00 開会
挨拶 大島 巌(日本社会事業大学学長)
13:10 講演 「耳の不自由な人々の参加とサポート~耳の不自由な人々が地域で生活するために~」
講師 植村英晴(日本社会事業大学専門職大学院研究科長)
14:10~14:20 休憩

14:20~15:50 シンポジウム「障がい者の地域生活移行を推進するために」
司会 古屋龍太(日本社会事業大学専門職大学院准教授)
《報告と問題提起》
【趣旨説明】「障害者の脱施設化推進と地域における生活支援の方策」
古屋龍太(日本社会事業大学専門職大学院准教授)
【報告1】「障がい者相談支援事業所による地域生活支援の現状と課題」
秋山あや(社会福祉法人みのり福祉会 障がい者相談支援事業生活支援センター日向)
【報告2】「施設の生活から地域生活へ~滝乃川学園の取り組み」
長崎富美子(社会福祉法人滝乃川学園本部人事部長)
【報告3】「精神障がい者の地域移行・地域生活支援の現状と課題」
大石信弘(社会福祉士・精神保健福祉士事務所「静岡まちとも」)
【報告4】「地域生活に必要なサポート~当事者の立場から」
成瀬由美子(社会福祉法人JHC板橋会、ピアカウンセラー)
【指定討論】「障がい者の地域生活移行を推進するための方策」
内山博之(日本社会事業大学社会福祉学部教授)

15:50~16:00  休憩
16:00~17:00  総合討論(フロアとの質疑応答)
司会 古屋龍太(日本社会事業大学専門職大学院准教授)
討論者 各シンポジスト
助言者 内山博之(日本社会事業大学社会福祉学部教授)
17:10  閉会
挨拶 植村英晴(日本社会事業大学専門職大学院研究科長)

※当日のプログラムのタイムテーブルは、若干変更になることがありますのでご了承下さい。

○参加申込方法
お申込みは、大学のホームページからお願いします。
トップページの右側アイコン「福祉実践フォーラム」から申込フォームを開けます。
必要事項を入力後、確認ボタンを押して下さい。
お電話・ファックス・郵便でのお申し込みはできませんので、ご容赦ください。


※画像は、福祉実践フォーラムの会場となる「文京シビックセンター」。

リカバリーフォーラム2012

2012年08月10日 17時49分16秒 | イベント告知

精神科のリハビリテーションは、年々その姿を変えつつあります。
かつてリハビリテーションは、医師の指示の下でなされていました。
医療行為としての医学的リハビリテーションが、やはりメインでした。

リハビリは、徐々に施設へ、地域へ、社会へと裾野を拡大して展開されていきました。
現在では、PSWなどによる心理社会的リハビリテーションに重点は移りつつあります。
リハビリテーションは与えられるものでなく、当事者が自ら行うものになっていきました。
田中英樹さんはこれを「他動詞的性格から自動詞的性格に転換」したと表現しています。

それとともに、新しい用語や考え方が精神科の臨床現場にも浸透してきました。
アドヒアランス、リカバリー、リジリエンスといった言葉たちです。
とりわけ「リカバリー」概念は、従来のリハビリテーション概念を組み替えました。
当事者を主体とした支援の、新たなパラダイムを提示する中核概念と言って良いでしょう。

リカバリーは、原状復帰をめざす「回復」という意味にとどまりません。
たとえ障害や症状があっても、自身を再定義し、希望のある生活を続けていくこと。
社会の中で、自分の人生をあらためて自身の力で生きる「再生」という意味を持ちます。
ディーガンやリッジウェイの定義に習えば、人生の再構築のプロセスと言えるでしょう。

1990年代以降、日本でも随分広まった「リカバリー」ですが、
リカバリーという用語の日本語訳は、未だに定訳がありません。
しいて言えば、回復と再生の両面をもつ「回生」ということになるのでしょうか?

「回生」は、リハビリテーション医の上田敏さんが、かねてより語っていた言葉です。
上田さんには、専門職大学院で「人間理解」という授業を担当して頂いています。
その教科書が『回生を生きる~本当のリハビリテーションに出会って』(三輪書店)です。
脳卒中に倒れた社会学者の鶴見和子さんと語られる、生き方の創造がテーマの本です。

精神保健領域でも、リカバリー体験が、多くの当事者によって語られるようになりました。
大きな集会でご本人によって語られる言葉もありますが、文字で綴られた言葉もあります。

一方で、非言語的なメッセージを見事に伝えてくれる画像もあります。
地域精神保健福祉機構(コンボ)の雑誌『こころの元気+』の表紙モデルの方たちです。
その人のことを知らなくても、リカバリーを体現した笑顔が、そこにあります。
「デジカメが趣味」と標榜している僕から見ても、見事に表情を捉えたいい写真です。

今年もまもなく「リカバリー全国フォーラム2012」が行われます。
初日最初の舞台には、『こころの元気+』読者モデルの当事者の方たちが登場します。
僕は当日メインホールの進行責任の裏方なので、舞台の袖から見つめる形になりますが。
それぞれの方が語る「リカバリー」を、耳を澄ませて心に刻みつけたいと思っています。


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リカバリー全国フォーラム2012
「これから10年のビジョン
~精神保健福祉医療領域の社会運動とリカバリーフォーラムの役割~」

2012年8月24日(金)~25日(土)
帝京平成大学 池袋キャンパス

4回目を迎えるリカバリー全国フォーラムは、毎回1,000人を超える参加者により、2日間にわたり「日本の精神保健福祉サービスを”当事者中心”に変革するために」をメインテーマに開催されています。
回を重ねる中で、当事者・家族・精神保健福祉関係者・市民など職種・所属を超えた仲間が全国から集い、活発な議論を行う場として定着してきました。
今回のテーマは、「これから10年のビジョン;精神保健福祉医療領域の社会運動とリカバリーフォーラムの役割」。
当事者活動や家族支援、根拠に基づく実践プログラム(EBP)、アンチスティグマ、そしてリカバリーフォーラムの「これから10年」について語りあいましょう。
全国の皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

■日程:2012年8月24日(金)~25日(土)(2日間)

■会場:帝京平成大学 池袋キャンパス
(JR山手線、西武線、東上線、丸の内線、有楽町線、副都心線「池袋駅」下車10分)

■主催
特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構(コンボ)
財団法人精神・神経科学振興財団

■定員:1,200名

■企画・実行委員会
高橋清久(財団法人精神・神経科学振興財団):委員長
相澤和美(東京・地域精神看護ケアねっと)
有村律子(NPO法人全国精神障害者団体連合会)
伊澤雄一(NPO法人全国精神障害者地域生活支援協議会)
伊藤順一郎(独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
宇田川健(NPO法人地域精神保健福祉機構)
内山澄子(NPO法人全国精神障害者地域生活支援協議会/もくせい舎)
大島巌(日本社会事業大学)
大橋秀行(NPO法人POTA)
加藤大慈(横浜市立大学附属病院精神科)
加藤真規子(NPO法人精神障害者ピアサポートセンターこらーるたいとう)
金子鮎子(NPO法人全国精神障害者就労支援事業所連合会)
佐伯隆史(横浜市立大学大学院医学研究科精神医学部門)
寺尾直宏(NPO法人千葉県精神障害者家族会連合会)
仲野栄(社団法人日本精神科看護技術協会)
広田和子(精神医療サバイバー)
福井里江(東京学芸大学)
福智寿彦(愛知県・すずかけクリニック)
藤野英明(横須賀市議会議員)
古屋龍太(日本社会事業大学)
増川信浩(WRAPファシリテーター)
行實志都子(文京学院大学)
四方田清(社団法人日本精神保健福祉士協会)

■運営委員会・事務局
中村三保子(帝京平成大学)
中村玲子(帝京平成大学)
大井孝(帝京平成大学)
城田晴夫(帝京平成大学)
原口晋一(帝京平成大学)
古屋龍太(日本社会事業大学)
四方田清(順天堂大学)
行實志都子(文京学院大学)
鴻巣泰治(埼玉県立精神保健福祉センター)
松田裕児(成田市社会福祉協議会)
三木良子(東洋大学)
宮坂勇(NPO法人全国精神障害者地域生活支援協議会)
桶谷肇(NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ)
寺本育男(NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ)
秋山裕海(NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ)
久永文恵(NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ)
大山早紀子(日本社会事業大学)
園環樹(株式会社シロシベ)
二宮史織(国分寺すずかけクリニック)

■プログラム

◆8月23日(木)17:30~
◇前夜祭
本邦初公開! イタリアのテレビ放映で大ヒットドラマの上映会
「昔あるところに「精神病院Mattoの町」がありました」

◆8月24日(金)
◇オープニング(10:00~)
企画委員長あいさつ
高橋清久(財団法人精神・神経科学振興財団)

◇トークライブ(10:15~)
新しい自分の発見~1枚の写真が何かを変える~
「こころの元気+」表紙モデルの皆さん
市川左千子、内海章友、加藤勉、川北誠、小松達也
澤田優美子、白石和子、新村朋子、仲田亜由美

◇記念講演(13:00~)
「アメリカにおけるピア活動~その発展と将来への可能性」
講師:マシュー・フェデュリーチ
(コープランドセンター事務局長/全米ピアスペシャリスト協会理事)

◇分科会(15:15~)
1)リカバリー宣言2012
トークライブ出演者の皆さん、
増川ねてる(WRAPファシリテーター)、福井里絵(東京学芸大学)

2)みんなで丸くなって話そう、リカバリー~医療の場でリカバリーを育てるには~
相澤和美(東京都・地域精神看護ケアねっと)、大橋秀行(NPO法人POTA)、他

3)ピア活動により切り開く新たな地域移行
古屋龍太(日本社会事業大学)、中越章乃(神奈川県立保健福祉大学)
三石麻友美(埼玉県・さいたま市見沼区障害者生活支援センターやどかり)、他

4)地域における家族支援のあり方を考える
贄川信幸(日本社会事業大学)、大島巌(日本社会事業大学)、他

5)IPS(個別就労支援とサポートモデル)
~働くことのストレス・働けないでいることのストレス~
香田真希子(目白大学、NPO法人コンボACT-IPSセンター)
池田真砂子(こみっと)、大島みどり(障害者就職サポートセンタービルド)、
IPS利用者の皆さん、他

6)アンチスティグマとリカバリー
井筒屋勝巳(NHKディレクター)、原昌平(読売新聞大阪本社)
石川勲(NPO法人ミュー)、寺尾直宏(NPO法人千葉県家族会連合会)
高橋清久(財団法人精神・神経科学振興財団)、宇田川健(NPO法人コンボ)

7)デイケアにおけるリカバリー
医療法人福智会(福智寿彦、金澤秀夫、本間貴宣、笹川佑記)

8)権利擁護とリカバリー
四方田清(日本精神保健福祉士協会)、松田裕児(成田市社会福祉協議会)、他

9)リカバリーの視点から薬を使いこなす
藤井康男(山梨県立北病院)、佐藤光展(読売新聞医療情報部)、
小松正泰(川崎市精神障害者家族会連合会「あやめ会」前会長)、吉尾隆(東邦大学薬学部)
加藤玲(新宿区精神障害者家族会「新宿フレンズ」)

10)学校MHL(メンタルヘルリテラシー)教育によるそれぞれのリカバリー
上松太郎(学校MHL教育研究会)、幸村幸男(神奈川県立精神医療センター芹香病院)
柿沼紀子(横浜舞岡病院)、鎗田英樹(帝京平成大学)、
李戴徳(NPO法人コンボ、学校MHL教育研究会)

11)精神の疾患を持つ人と共に生きていく家族が欲しい支援は?
山崎修道(東京都医学総合研究所)
小笠原勝二(東京都西多摩精神障害者家族会「西多摩虹の会」)
粕谷嘉子(東京都世田谷区精神障害者家族会「世田谷さくら会」)
島本禎子(東京都杉並区精神障害者家族会「杉並家族会」)
野村義子(東京都調布市精神障害者家族会「調布かささぎ会」)

◇情報交換/交歓会(18:00~)
(参加費別途1000円:従来の立食パーティーとは異なる形で企画進行中!)

◆8月25日(土)

◇シンポジウム(9:30~) 
「これから10年のビジョン
精神保健医療福祉領域の社会運動とリカバリーフォーラムの役割
~NPO法人コンボがめざす活動との関連から~」
シンポジスト
磯田重行(福岡・地域活動支援センターぷらっと)
岡田久実子(さいたま市もくせい家族会)
伊藤順一郎(国立精神・神経医療研究センター)
高橋清久(精神・神経科学振興財団)
大島巌(日本社会事業大学)
司会
後藤雅博(新潟・南浜病院)
宇田川健(NPO法人コンボ)

◇分科会(13:00~)
12)WRAP~元気回復行動プラン
全国のWRAPファシリテーターたち:Rie(神奈川県)、まみ(千葉県)、あおりん(愛知県)、大川(北海道)、石ちゃん(千葉県)、かねこちゃん(千葉県)、ねてる(千葉県)

13)当事者と一緒に考えるリカバリーと看護
若林幸子(こころの森)、東美奈子(相談支援事業所ふあっと)
若林隆志(海星病院)、安田香里(海星病院)

14)働く仲間と語り合おう~働くためのアイデア集~
「働く人のミーティングCAT」メンバーによる実行委員

15)ACT(包括型地域生活支援プログラム)を立ち上げて
~苦労もあるけど、やればできる!~
増子徳幸(NPO法人リカバリーサポートセンターACTIPS/訪問看護ステーションACT-J)
野々上武司(NPO法人とらいあんぐる)
岡崎公彦(岡崎クリニック)、久永文恵(NPO法人コンボACT-IPSセンター)

16)ピアサポートの部屋~ピアサポ、知ろう・語ろう・始めよう!~
有村律子(NPO法人全国精神障害者団体連合会)、藤野英明(横須賀市議会議員)
加藤道広(おたすけclubぴあかん)
松井道久(青梅精神障害者ピアサポートグループぶーけ)
渡口泰子(ドリームファクトリー)、宇田川健(NPO法人コンボ)

17)IMRで自分らしく生きる~自ら決めるリカバリーゴール~
IMRを実施したデイケアのメンバー、
横浜市立大学精神科リハビリテーションチーム(星竜平、中村正子、内山繁樹、渡辺厚彦、藤田英美、武井寛道、水野直武、加藤大慈、他)

18)家族による家族学習会
横山恵子(埼玉県立大学)
飯塚壽美・岡田久美子・佐藤美樹子(さいたま・もくせい家族会)

19)家族もリカバリー
土屋徹(Office夢風舎)

20)精神保健医療福祉システムとリカバリー
~「Mattoの町」をなくすために私たちにできること~
伊藤順一郎(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
福井里江(東京学芸大学)

21)東日本大震災~これまでとこれから~
渡部裕一(宮城県仙台市:原クリニック)
西みよ子(福島県南相馬市:NPO法人あさがお)
駿河孝史(宮城県盛岡市:こころの元気サロン@宮古)
後藤雅博(新潟県新潟市:南浜病院)

22)あなたはあなたの人生の主人公~仕事に活かした長所と配慮について学ぼう~
リカバリーキャラバン隊:中原さとみ(桜ヶ丘記念病院)、飯野雄治(稲城市役所)
渥美正明、岡本さやか、中村孝

◇クロージングセッション(15:45~)

■参加申し込み
FAXまたは郵送でのお申込をご希望の方は、「リカバリー全国フォーラム事務局」まで、申込書をお送りください。
申込用紙は開催案内(パンフレット)の8ページ目です。
なお、電話でのお申込はお受けいたしませんので、あらかじめご了承ください。

■参加費
事前参加登録割引は、8月10日で締め切りとなります。
当日参加登録費は、一般9000円、学生5000円、家族3000円、当事者2000円です。

■お申込・お問い合わせ先
〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
NPO法人コンボ内 リカバリー全国フォーラム事務局
TEL: 047-320-3870 FAX: 047-320-3871
EMAIL: RF@comhbo.net / URL: http://comhbo.net

第3回社大PSWフォーラムの開幕

2012年06月29日 09時39分50秒 | イベント告知

怒涛の6月が、まもなく終わります。
5月末から、まったく休みがありませんでした。
7月、ようやく久しぶりの休日がとれます。

この6月は、やたら授業も多くて、最多週16コマ。
発表会まで入れると週20コマ、さすがに最多不倒記録です。
いろいろなイベントや会合も多い月でした。

専門職大学院の年間学習計画発表会があったり、
退院・地域移行支援ソーシャルワークの夜間授業も始まり、
小平見学ツアー(ケアタウン小平~ひだまり~あさやけ~ひびき)に行ったり。

日本ソーシャルワーク学会第29回大会に初めて参加したり、
日本病院・地域精神医学会の選挙管理委員会があったり、
日本精神保健福祉士協会の新しいPSW業務指針作成委員会もスタートしたり。

通信教育科の精神保健福祉士課程のスクーリングもあり、
研究大学院大島ゼミの研究報告会で報告させてもらったり、
退院促進・地域移行の新規研究プロジェクト説明会に全国からご参集頂いたり。

社大福祉フォーラム(第51回日本社会事業大学社会福祉学会)の2日間、
全体会の司会進行やら、分科会会場あちこちうろうろしたり、
初めて設けたPSWのセッションの運営したり…、やっぱり疲れましたね。

もう早々と資格課程の実習先を訪問する、実習巡回指導も始まっていて、
先日は今年度の僕の第1号、駒木野病院にお邪魔しました。
これから、だんだん、あちこちにお邪魔する日程が詰まってきます。

結局、日本精神保健福祉士協会の熊本大会も行けず、
日本精神保健福祉士養成校協会の札幌大会にも行けず、終わりますけど。
怒涛の6月を終えて、少し楽になってくる…かな?(^_^;)

さて、7月早々のイベントのご案内です。
第3回社大PSWフォーラム(S-PSフォーラム)が、いよいよ開催です。
7月7日の七夕、当日参加もOKですので、奮ってご参加ください。


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第3回社大PSWフォーラム(S-PSフォーラム)

○日 時:7月7日(土) 10:00~17:00
    *4回目は11月11日(日)を予定しています。

○場 所:日本社会事業大学 清瀬キャンパス 教学B棟201教室ほか

○参加者:通信教育科、社会福祉学部、専門職大学院、研究科大学院の在籍者・卒業者

○構 成:
◆1.基調講演 10:00~12:00
テーマ「ピアカウンセリングについて」
講師:寺谷 隆子先生

◆2.分科会 13:00~15:30

【当事者の方、ピアサポートに関心のある方】
◇1)すこやか貯蓄を体験しよう

◇2)ピアカウンセリングを体験しよう

【はじめての福祉の方】
◇3)みんなのリカバリー
   ~支援者も、当事者も、両方の人も、それ以外の人も!~

【悩めるPSW】
◇5)龍龍先生の公開グループスーパービジョン
   ~一般病院MSWが遭遇したうつ病患者の自殺未遂・DV~

【特別企画】
◇6)発達障害とPSW
   ~どう向き合っていますか?発達障害~      

◆3.交流会 生協カフェテリア 15:45~17:00
   *教員による「よろず相談」を含む。軽食とソフトドリンク付き

○参加予定教員
寺谷隆子(前本学精神保健福祉士養成課程主任教授)
大島 巌(現本学精神保健福祉士養成課程主任教授)
古屋龍太(本学専門職大学院准教授)
添田雅宏(本学通信教育科専任教員)

○参加費(資料代および交流会費含む)
1000円(現役学部生は500円) *当日払い

○申し込み先
お申し込みは、以下の必要事項をご記入の上、大島研究室までメールにてお送りください。
(必要事項)氏名、課程、卒業年、現所属先、連絡先(メールアドレス)、希望する分科会(第2希望まで記して下さい)
【e-mailアドレス】spsforum.jcsw@gmail.com  

○主催:S-PSWフォーラム実行委員会

※お詫びとお知らせ
事前の広報では、「第4分科会:【行政が抱える現状と課題に関心がある方】事例検討を中心にして」を予定しておりましたが、主担当者のご都合で開催できなくなりました。
謹んでお詫び申し上げます。
「行政が抱える現状と課題」の分科会に参加をご希望されていた方におかれましては、
他の分科会に参加されるか、11月11日(日)までお待ちいただけますようお願い申し上げます。
分科会の変更を希望される方はお手数ですが、その旨をメールでいただければ幸いです。
また当日でも変更は可能ですので受付でお申し付け下さい。
分科会変更なさる方と新規参加希望の方は以下のアドレスにメールをお願いいたします。
spsforum.jcsw@gmail.com