通信教育科の4日間のスクーリングが終わりました。
精神保健福祉士の一般養成課程・短期養成課程。
全国から集まった泊まりがけの人含めて、計230名。
金・土・日・月曜日の、集中講座です。
僕は初日「精神保健福祉論Ⅰ・Ⅱ」の授業を担当しました。
午前10時半から、昼を挟んで17時半までの長丁場(^_^;)
固定席の階段教室で無茶な設定でしたが、授業中2回、グループワークを行いました。
他己紹介ゲームと、「障害」をめぐるグループディスカッションです。
初日ということで、少しでも、お互いに親しくなってもらおうと思いました。
通信教育は、どうしても、一人ひとりの孤独な作業になりますし。
同じ目標に向かって歩む、ピアな立場でのセルフヘルプが、力になると考えたからです。
モチベーション維持だけでなく、先々もPSWとして切磋琢磨できる仲間になり得ますし。
でも、合わせて40分くらい、グループ運営に使ってしまったので…。
さすがに、後半、かなり授業内容が押してしまいました。
まだまだ、一定の時間の中で、授業を計画的に運用する技術が身についてないんですね。
…というか、あれもこれも盛り込みすぎて、欲張りすぎなんでしょうね。
学生が、時間とお金を費やして、授業に期待し、求めている内容。
授業で、当然に触れられるべき、国の定めたシラバス内容。
教員である僕が、PSWとして、目の前の学生に伝えておきたい内容。
その三者のバランスに折り合いを付けることが、やはり難しいです。
予定時間を13分超過して、授業は終了、夜は約100名で交流会パーティー。
通信教育科の専任教員、添田雅弘さんと北本あすかさんの司会で○×ゲーム。
僕はみんなの間を、コップ片手にふらふら徘徊しながら、デジカメで記念撮影。
今日の画像は、そんなスナップの一枚です。
駅前まで移動して、20名弱が2次会に残り、語り合いました。
お互いの実務の内容や、実際の現場で起きている出来事、地域の実情…。
一部、病院での事例の処遇を巡って、スーパービジョン演習になりました(笑)
結局、午前0時まで、最後まで残った添田さんとタクシーで帰りました。
僕の授業は、けっして誉められた内容ではなかったと思います。
法制度の中味に、もっともっと踏み込んで論評すべきであったとも思います。
足りなかった点は、「精神保健福祉論Ⅲ」の大野和男さんに委ねます(笑)
自分で、本当に納得できるような授業って、いつできるんでしょうね…?
ここで出会った学生たちが、いずれ各地の現場で中核的存在になっていきます。
ここで学んだ知識、価値、意志が、発酵し熟成するには時間を要するでしょう。
でも、長いスパンで見れば、きっと状況を変える大きな力になってくれると思います。
そうやって時代は巡り、なんとかしなきゃ!という意志は継がれていくのだと信じます。
ま、その前に、国家試験、通らないと、何にもなりませんが…(爆)
特に来年受験の、短期養成組の皆さん!
昨年の合格率95%を落として、評判下げないようにね~。
社大通信の命運は、君たちの双肩にかかっているのだ!
よろしく~~!
(最後は、学生たちへの、愛のプレスでした~)
※画像は、ゲーム大会優勝のチームと、賞品を手に。
賞品は、合格祈願済み?大学名称入り鉛筆でした。
どうしても、正答の選択肢がわからない時には、これが威力を発揮する?!
(^_^)v