今日(4月30日)は、昭和の日の振り替え休日。
いわゆる、ハッピーマンデーですね。
世間は、ゴールデンウィークの真っただ中、皆さんお休みです。
自宅のすぐ前にある月極め駐車場も、今朝はガラガラでした。
家族そろって、皆さん、お出かけですね。
残念ながら、僕は今日も仕事です。
今日は、青山学院大学の非常勤講師でした。
振り替え休日は無しで、全校で通常授業日となっています。
ハッピーマンデー対策で、月曜日の授業時間が確保できないからですね。
前期・後期に帯番組で時間割を組んでいる以上、仕方ないのでしょう。
いつもの通期風景とはまったく違う、都心に向かう電車の乗客の姿でした。
いつもの背広姿ではない、ラフな格好のお父さんたち。
いつもはお目にかからない、小さな子供連れやカップルたち。
いつもの無言の車内ではなく、笑い声の絶えないにぎやかな車内。
いつも通りの恰好で、カバンをぶら下げて電車に乗っている自分がみじめに思えました。
こんな日に授業をやってて、学生たちはちゃんと来るのかと思いましたが。
廊下から各教室を覗くと、いつもの通りのにぎやかな学生たち。
自分の担当科目の教室にも、いつもと変わらず学生たちがすでに待っていて。
履修学生22名のうち、18名がちゃんと出席していました。
思わず「みんな、えらいね」と言ったら、逆に怪訝な顔をされてしまいました。
帰りに、先週オープンしたばかりの「渋谷ヒカリエ」に行ってみました。
下から見上げると、何の変哲もない、ちょっと凸凹したビルですが、
来店者をさばくために、背広姿の男性店員や警備員が、大声で誘導していました。
誘導されるままに行くと、延々先の方まで行列が伸び、折り返してくるのが見えました。
ひとり仕事帰りの恰好で、にぎやかな行列に並ぶ気持ちにはなれなくて、諦めました。
大学や会社によっては、5月1日も2日も臨時休校にして、9連休のところもあるとか。
それぐらい休みがあると、まさにゴールデン・ウィークですね。
悲しいかな、僕は社会人になって以降、そういう優雅な職場に勤務したことがありません。
病院も、夏休みは3日間だけでしたし。
大学の教員になっても、実習巡回やらで、結局あまり休めません。
明日も大学で、午後めいっぱいの精神保健福祉士課程の授業があります。
11時からの打ち合わせ、ランチョンミーティング、夜7時半まで演習・実習指導です。
春休みの実習を経て、凛々しくなった学生たちは、全員出席で休みません。
限られた時間の中で、各自のレポートを報告しあい、グループで真剣に検討します。
そんな学生たちに煽られて、教員たちも夜9時までのアフターミーティングになります。
でも、休みは、やはり必要ですね。
疲労も蓄積してくるし、余裕がなく、発想も貧困になってきます。
強迫的にワーカホリックに仕事していても、できることは限られています。
昨年度は、宿題にも追われ、いつもボーっと疲れた顔をしていた僕ですが、
今年度は、少しきちんと休みをとって、自分の時間を確保したいと思っています。
※画像は、真下から見た「渋谷ヒカリエ」