記憶のスクラップ・アンド・ビルド

当然ながら、その間にタイムラグがあり、
それを無視できなくなることこそ残念です。

サスペンス・ドラマと方程式

2016年05月17日 05時45分46秒 | Weblog
方程式と言えば未知数が有って、それを解くこと。 アインシュタインは子供の頃、おじさんから分からない数をxとすることを教わり、算数が得意科目になったという逸話を読んだことがあります。 子供の頃は、文章題で方程式を立て、式を順に変形していくと解が得られるというのが結構面白かったような気がします。 俗に、「勝利の方程式」などの言葉を見かけると、何のことか戸惑ったものでした。 解に至るまでの手順は決まったものがあるというニュアンスがあって、そう言うのでしょうか。 . . . 本文を読む

ブックオフの赤字ニュース

2016年05月12日 18時57分39秒 | Weblog
ブックオフに50円コーナーが出来て、有難く、先日は2冊買ってきまいた。  「アレン・ダレス:原爆・天皇制・終戦をめぐる暗闘」有馬哲夫 2009 講談社  「年収300万円時代を生き抜く経済学」森永卓郎 2003 光文社 . . . 本文を読む

メルトダウンへの道

2016年03月25日 05時42分56秒 | Weblog
3.11から5年目の春はメディアにいろいろな特集が組まれましたが、その先駆けに大津地裁による長浜原発の再稼働を差し止める仮処分のニュースがありました。 3.11の地震から88時間の間に福島原発で何があったのか。直後のニュースにはいつも肝心なことが誤魔化されている印象を拭えませんでしたし、いろいろな立場から公開された報告書はどれも国民が知りたい本当のことを隠している感じがありました。 5年経って文庫本になった「メルトダウンへの道」を読んで、日本が研究炉を導入した当時からの動向をよく理解していなかったことを改めて知りました。 . . . 本文を読む

宇宙が膨張するとはどういうことか

2016年02月01日 10時03分12秒 | Weblog
素朴な疑問として、物体でなく、空間が膨張するとはどういうことか。   どんな速度も光速を超えられない筈だが、空間の膨張速度は超えてもいいのか。   そんな疑問に雑誌 Newton 2016/03 が応えてくれました。   しかし、当然ながら完全に答えてくれた訳でありませんでした。 . . . 本文を読む

フィラデルフィア染色体

2016年01月26日 19時05分01秒 | Weblog
大型書店に立ち寄り棚を眺めていたら「フィラデルフィア染色体」の題名が眼につきました。   最近、慢性骨髄性白血病についてネットで調べ、遺伝子の名前などに関心があり、読んでみました。    ジェシカ・ワプナー(Jessica Wapner 2013)斉藤隆央(訳) 柏書房 2015   フィラデルフィア染色体:遺伝子の謎、死に至るがん、画期的な治療法発見の物語 . . . 本文を読む

今更ながら驚いたこと

2015年10月25日 06時03分08秒 | Weblog
タブレットに向かって「ピタゴラスの定理の証明」と呟いたら、 忽ち沢山ヒットし、YouTubeのサイトをクリックしたら、 アニメで証明の手順が流れました。 三平方の定理は中学3年で学ぶことになっているとありましたが、 これなら小学生でも理解できるでしょう。 . . . 本文を読む

東野圭吾の「天空の蜂」

2015年04月19日 14時45分19秒 | Weblog
面白かった。  良い本だった。  622頁あり、読み始めるのが躊躇われたが、内容は朝5時の電話に始まった1日のこと。  「一度は蜂に刺された方がいい」と犯人は言う。 . . . 本文を読む

焼け跡の記憶

2015年03月12日 15時06分45秒 | Weblog
東京大空襲から70年。   3月9日の夜から10日未明にかけて279機のB29が下町に来襲し、低高度から1665トンの焼夷弾を投下。   焼死、窒息死、水死、凍死などで10万人が死亡。   砂町の東京大空襲・戦災資料センターで東京空襲写真展を見てきました。 . . . 本文を読む

プラチナデータ

2015年01月11日 15時03分46秒 | Weblog
本の中にも「デ・ジャ・ブー」が有るのだろうか。 幾つかの場面で「ここは前に読んだことがある」という気が生じました。 東野圭吾のプラチナデータが文庫本で出ているのは書店で見て知っていました・・・。 . . . 本文を読む

あの頃 ぼくらは アホでした

2014年12月03日 08時36分26秒 | Weblog
面白い本でした。  何より題名が気に入りました。  僕自身しばしば同じようにつぶやきます。  今アホなのは、その頃からの続きだと思わないでいられません。  東野圭吾の「あの頃」は僕らの「あの頃」とかなりずれていますが、読んでいると彼の時代と僕らの時代とが重なります。 . . . 本文を読む