「さ、今日は目医者さんやから、さっさと歯を磨いてや。」
「はい、わかりました。」
返事は毎回良いものの、椅子にどっかり腰を下ろしたまま、上機嫌で手を叩ききテレビを見ているこのじいさん。
毎度のこととは思いながらも、診察時間が迫っているため再度促す。
「はよ歯を磨いてや!」
「はい分かりました。で、今日はどこかへ行くんでしたかな?」
「目医者さん。目医者さんに行くんや。」
「ああそうでしたな。」
このやり取りにも慣れているから、別にそうは気にせず、
「お医者さんから帰ってきたらすぐ寝てまうやろ?その前に磨きをしとかな。」
「はいはいはい…」
とはいうものの、相変わらず坐ったままで視線はテレビ。
そこでふと思い出したことがあったのでこう言ってみた。
「帰りに、うちに寄ってリリィに会うんやろ?」
すると…
「ああ、そうでしたな!」
勢い良く立ち上がりさっさと洗面台に移動して歯磨きを始めたではないですか。
やればできるやん…
で、その後車いすに乗せ表に出ると…
「今からどこに行くんでしたかな?」
「目医者さん。」
「あれ?リリィちゃんのところは?」
そこはちゃんと覚えてるんかい~!
というわけで、無時目医者さんには間に合ってその帰り道。
リリィとじいさん、久々の再会♪
近ごろめっきり弱ってしまたリリィですが、じいさんい抱っこしてもらいながら一生懸命匂い嗅ぎ。
「おじいちゃんの匂いです♪」
じいさんも嬉しくてうれしくて、りりぃを抱きしめたままなかなか放しません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰り道、
「リリィちゃんは、他の子と仲良くしてますか?」
「まあ、仲良くというか、それなりに、お互い我関せずに過ごしてるで。」
「そうですか…」
「でもまあ、よく食べて、良く寝て…、まるでおじいちゃんといっしょやわ。」
「そうですな~。あんたんとこ連れて行ってもらって良かった、よかった。」
「また来週も会いに行こうな。」
「はい、そうしましょう、そうしましょう。」
こんな会話を、3回ほど繰り返し上機嫌で手を叩くじいさんを押しながら家に向かいました。
「はい、わかりました。」
返事は毎回良いものの、椅子にどっかり腰を下ろしたまま、上機嫌で手を叩ききテレビを見ているこのじいさん。
毎度のこととは思いながらも、診察時間が迫っているため再度促す。
「はよ歯を磨いてや!」
「はい分かりました。で、今日はどこかへ行くんでしたかな?」
「目医者さん。目医者さんに行くんや。」
「ああそうでしたな。」
このやり取りにも慣れているから、別にそうは気にせず、
「お医者さんから帰ってきたらすぐ寝てまうやろ?その前に磨きをしとかな。」
「はいはいはい…」
とはいうものの、相変わらず坐ったままで視線はテレビ。
そこでふと思い出したことがあったのでこう言ってみた。
「帰りに、うちに寄ってリリィに会うんやろ?」
すると…
「ああ、そうでしたな!」
勢い良く立ち上がりさっさと洗面台に移動して歯磨きを始めたではないですか。
やればできるやん…
で、その後車いすに乗せ表に出ると…
「今からどこに行くんでしたかな?」
「目医者さん。」
「あれ?リリィちゃんのところは?」
そこはちゃんと覚えてるんかい~!
というわけで、無時目医者さんには間に合ってその帰り道。
リリィとじいさん、久々の再会♪
近ごろめっきり弱ってしまたリリィですが、じいさんい抱っこしてもらいながら一生懸命匂い嗅ぎ。
「おじいちゃんの匂いです♪」
じいさんも嬉しくてうれしくて、りりぃを抱きしめたままなかなか放しません。
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帰り道、
「リリィちゃんは、他の子と仲良くしてますか?」
「まあ、仲良くというか、それなりに、お互い我関せずに過ごしてるで。」
「そうですか…」
「でもまあ、よく食べて、良く寝て…、まるでおじいちゃんといっしょやわ。」
「そうですな~。あんたんとこ連れて行ってもらって良かった、よかった。」
「また来週も会いに行こうな。」
「はい、そうしましょう、そうしましょう。」
こんな会話を、3回ほど繰り返し上機嫌で手を叩くじいさんを押しながら家に向かいました。
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