男山ケーブルを下りてから、また京阪で三条へ。京都市地下鉄経由で
浜大津へ。そう、スルッとKANSAI3dayチケットを最大限使おうという魂胆。
地下鉄の御陵から京阪京津線になって地上へ出て、大谷~上栄町あたりは
山の間をくねくね小さなカーブが続き、JR東海道線のトンネルが見えたり、
名神高速の鉄橋の下をくぐったり、楽しい区間。そして浜大津までの間も
古い集落の中を抜け、路面に出るところなど見どころがある。
上栄町で途中下車したかったのだが、時間がないので先を急ぐ。
浜大津の駅は路面にある。そこから石山寺行きに乗り換え。
琵琶湖をちらちら見ながら、またくねくね・・・なんでこんなに曲がり
くねる必要があるのだろう。膳所本町や中ノ庄あたりも降りてみたかったが
とりあえず終点まで行った。
地上の終着駅・石山寺駅は特に古くもなく普通の駅だが、横の駄菓子屋は
味がある。ジュースを買った。
目の前には水をいっぱいにたたえた瀬田川がゆったり流れている。
琵琶湖から流れ出る唯一の川。どこまでが湖かどこからが川かわからない。
少し行ったところに石山寺港があり、「瀬田川リバークルーズ」の船が
出ているのだが、こんな船で、こっぱずかしいので乗らなかった。
こんな船なら乗るんだけど。
しかし川沿いの散歩は気持ちいい。思いのほかゆっくりしてしまった。
さて、駅へ戻り、坂本行きの電車に乗る。
途中、石場駅でタッチの差で乗り損ねた高校生の男の子が、線路沿いを
次の島の関駅に向かってダッシュで走りだした。がんばれ!!
非情にもあっという間に電車はスピードをあげ彼らを追い越した。
駅間は結構長い。
浜大津から坂本間はJR湖西線よりも山側なので琵琶湖からは離れ、
石山方面とはまた違う田園風景の中を走る。
きょろきょろしているうちに、終点坂本駅に到着。
2つ手前の穴太(あのお)駅を過ぎたあたりから、民家の生垣に
きれいな石垣があるなと思っていたら、「穴太衆積みの石垣」と言い
有名らしい。山麓の地だけに積まれた石は丸くない山の石で、
大きさも形もバラバラ。それなのにとてもガッチリしていて、
安定感がある。そしてなにより美しい!
こんな石垣が、坂本の町中いたるところにあるのだ!すごい。
苔むし、蔦がからみ、昔からずっと大切に残されてきたのだとわかる。
穴太衆積みの石積み職人「穴太衆」のルーツは、百済から渡来した帰化人
と言われているらしい。安土城築城でその技術が高く評価され、その後の
各地の城造りにも関わってきたという。
こんな魅力的な坂本のまちをゆっくり歩きまわってみたかったが、
最終目的地、比叡山頂を目指す。
あ~せわしない。もったいない。
浜大津へ。そう、スルッとKANSAI3dayチケットを最大限使おうという魂胆。
地下鉄の御陵から京阪京津線になって地上へ出て、大谷~上栄町あたりは
山の間をくねくね小さなカーブが続き、JR東海道線のトンネルが見えたり、
名神高速の鉄橋の下をくぐったり、楽しい区間。そして浜大津までの間も
古い集落の中を抜け、路面に出るところなど見どころがある。
上栄町で途中下車したかったのだが、時間がないので先を急ぐ。
浜大津の駅は路面にある。そこから石山寺行きに乗り換え。
琵琶湖をちらちら見ながら、またくねくね・・・なんでこんなに曲がり
くねる必要があるのだろう。膳所本町や中ノ庄あたりも降りてみたかったが
とりあえず終点まで行った。
地上の終着駅・石山寺駅は特に古くもなく普通の駅だが、横の駄菓子屋は
味がある。ジュースを買った。
目の前には水をいっぱいにたたえた瀬田川がゆったり流れている。
琵琶湖から流れ出る唯一の川。どこまでが湖かどこからが川かわからない。
少し行ったところに石山寺港があり、「瀬田川リバークルーズ」の船が
出ているのだが、こんな船で、こっぱずかしいので乗らなかった。
こんな船なら乗るんだけど。
しかし川沿いの散歩は気持ちいい。思いのほかゆっくりしてしまった。
さて、駅へ戻り、坂本行きの電車に乗る。
途中、石場駅でタッチの差で乗り損ねた高校生の男の子が、線路沿いを
次の島の関駅に向かってダッシュで走りだした。がんばれ!!
非情にもあっという間に電車はスピードをあげ彼らを追い越した。
駅間は結構長い。
浜大津から坂本間はJR湖西線よりも山側なので琵琶湖からは離れ、
石山方面とはまた違う田園風景の中を走る。
きょろきょろしているうちに、終点坂本駅に到着。
2つ手前の穴太(あのお)駅を過ぎたあたりから、民家の生垣に
きれいな石垣があるなと思っていたら、「穴太衆積みの石垣」と言い
有名らしい。山麓の地だけに積まれた石は丸くない山の石で、
大きさも形もバラバラ。それなのにとてもガッチリしていて、
安定感がある。そしてなにより美しい!
こんな石垣が、坂本の町中いたるところにあるのだ!すごい。
苔むし、蔦がからみ、昔からずっと大切に残されてきたのだとわかる。
穴太衆積みの石積み職人「穴太衆」のルーツは、百済から渡来した帰化人
と言われているらしい。安土城築城でその技術が高く評価され、その後の
各地の城造りにも関わってきたという。
こんな魅力的な坂本のまちをゆっくり歩きまわってみたかったが、
最終目的地、比叡山頂を目指す。
あ~せわしない。もったいない。
おおーっ!穴太衆ですか。
最近読了した小説の1つに佐々木譲の「天下城」があり、ここで穴太の石積み・石組み職人たちがとても重要な役割を演じています。
戦国武将たちに重用された穴太衆。城造りの中でも石積み・石組みの大切さ、奥深さ、壮大さが描かれた異色作です。本の感想はまだ書けていませんが(汗)。
私も石垣には興味があるので、野趣あふれて美しい坂本の石垣を見に行きたいと思います。
今日は暑かったですね。夏本番と言うところでしょうか?
今日は、西宮の甲山にいましたが、暑かったです。
坂本といえば、鶴喜そばを思い出します。
"そばは一番、電話は二番、店は角から三軒目"みたいなキャッチコピーがあったような。
久々に比叡山行きたくなってきました。
ある本によれば、穴太衆は元々石積み職人だったのではなく
石塔や墓石を製作していた石工であったが、安土城の普請に召集され、
瀬戸内海沿岸出身の石垣師を集めて監督をしたという。
その手腕を高く評価され、各地の城普請に迎えられたが、
時代が変わり城が造られなくなると、穴太衆に抱えられていた
石垣師は諸国に散ったというが、そのままそこに定着した者も
いたのだろうと思われる。
大きさがバラバラ(しかも比較的小さい)の石をきっちり
積んだ石垣の景観は見事です。是非行ってみて下さい。
面白いキャッチコピーですね~
電話は二番、って、ひとケタ??
火曜、水曜と金沢へ出張に行ってました。
帰りの"サンダーバード"、混んでいたのと、
敦賀で新快速の乗り継ぎの車内放送をしていたため、
「どうせ直帰だし」と新快速に乗り換えて湖西線のんびり紀行となりました。
水曜日は、琵琶湖の花火大会だったようで...
駅駅で多数のお客さんが乗り込んで、とても平日の湖西線とは思えないほど混雑していました。
坂本で降りようかとも思ったのですが、混雑に恐れをなしてやめてしまいました。
ちょっと惜しいことをしたかもしれません。
湖西線も高架化されていますね。割と最近でしょうか。
湖西線は、1973年か74年の開通ですね。
それまで大阪,京都から北陸方面に向かうには東海道線・米原から北陸線経由でしたが、東海道線が混雑してしまうため、バイパスおよび混雑の緩和を狙っての建設だったそうです。
近江今津までだったか、元々は江若鉄道が走っていました。
その廃線となったところに新しく建設した路線ですね。
だから比較的施設は新しいです。高架ばかりで踏切がないですし。
今でも、強風で湖西線が運転見合わせになる時は、
サンダーバードや雷鳥は、北陸線・米原回りで迂回運転しますよね。
するとあの高架は当時からのものですか。
湖西線は開業当時から全線高架ですね。
特に改良工事を行ったという話はないです。高速走行を企図した高規格線として建設されましたから。
踏切が全くないため、雷鳥やサンダーバードは
通常120km/h走行の所を
湖西線内では130km/h走行を行っていますね。