有福温泉からの続き。
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バスは江津駅の手前の都野津駅を経由する。この駅は訪れたい駅のひとつだったので、バスが
駅前広場まで入ってくれてラッキー♪
駅の背後、つまり海側には大きな工場があって、駅の屋根越しに見えている黄色いクレーンの桁が
すごいインパクト!オーバーヘッドクレーンというものらしい。
そしてそのレールが線路のぎりぎりまで突き出している。姫路モノレールの遺構みたいだ(笑)
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都野津駅は古い木造駅舎で、その前に片流れ屋根の四角い箱がついている。
その壁に取り付けられた青い「都野津駅」の文字がいいね。
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都野津駅の四角い箱の部分は、江津駅の駅舎とちょっと似ているな(笑)
この江津駅舎も私の好きなタイプ。
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さて12:35発の三江線列車は3番ホームだ。跨線橋を上ると、壁に三江線の写真がたくさん貼られていた。
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三江線のある風景、三江線のある生活、四季を通じて撮られた写真たちはどれもこれも
ほっこり和やかで、日本の風土のなにげない美しさを再認識させてくれ、その中にレールがあることが
人間の営みの証であるように思う。これがなくなるのか・・・
もちろん鉄道会社の経営を圧迫し続けることはいいとは思わないが、ローカル線のこんな鉄道風景は
もう日本からなくなっていくと思うと寂しい。。。
数十年後には、鉄道イコール新幹線とか都市部の新快速列車のみとなってしまうのだろう。
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江津駅はホームの風景もとてもいい。古い上屋の小屋組も素敵だし、ホームに木が植えられているのも
国鉄時代ならでは。
それらがきれいに手入れされているのは微笑ましいし、逆にカオスな状態になっているのもまた、
植物との生命力対決のようで好きだ。
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ホームの端からは山陰本線と三江線の分岐も見える。
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発車までの間長いホームをうろうろ歩き回り、地方の主要駅を満喫した。
さぁいよいよ出発。江の川のキワキワを走る江津本町あたりは最初の見どころ。
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その後も江の川と運命共同体のように寄り添いゆっくりゆっくり進んでいく三江線の1両の気動車は、
列車の旅の醍醐味を十分に感じさせてくれる。
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雨は止んでいるが山間や川面からは霧が立ち上り幻想的な風景を見せる。
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石見川越駅は下車したかったが時間がなく端折った駅。山と堤防の間に建っていて周りには
民家も見当たらない。ここから江津まで走ると言って降りていったランナーの人がいた。
ええっ、走るって!?
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1時間ほど乗って最初の訪問地、因原駅に到着。
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うわぁ、素敵!!あまり手が入っておらず、そのままの小さな木造駅舎。こういうのがいい。
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駅舎はホームから数段下にあり、石で組まれた池もある。台湾の日本統治時代の木造駅には
許願池というのがあるが、日本の池泉式庭園の美意識から作られたものだろう。
防火用水の役目もあったのだろうか。
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一緒に降りた若い男の子も駅舎目当てのようで、暗黙の了解で譲り合いながら写真を撮り、
素朴なローカル駅での至福のひとときを過ごした。
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その兄ちゃんと少し会話したが、次は隣の鹿賀駅で降りて変わった自販機を見にいくと言っていた。
列車が来たのでどんな自販機なのか聞きそびれてしまった。。。
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私はまた江津方面へ40分ほど戻り川平駅へ向かう。
続く。
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バスは江津駅の手前の都野津駅を経由する。この駅は訪れたい駅のひとつだったので、バスが
駅前広場まで入ってくれてラッキー♪
駅の背後、つまり海側には大きな工場があって、駅の屋根越しに見えている黄色いクレーンの桁が
すごいインパクト!オーバーヘッドクレーンというものらしい。
そしてそのレールが線路のぎりぎりまで突き出している。姫路モノレールの遺構みたいだ(笑)
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都野津駅は古い木造駅舎で、その前に片流れ屋根の四角い箱がついている。
その壁に取り付けられた青い「都野津駅」の文字がいいね。
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都野津駅の四角い箱の部分は、江津駅の駅舎とちょっと似ているな(笑)
この江津駅舎も私の好きなタイプ。
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さて12:35発の三江線列車は3番ホームだ。跨線橋を上ると、壁に三江線の写真がたくさん貼られていた。
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三江線のある風景、三江線のある生活、四季を通じて撮られた写真たちはどれもこれも
ほっこり和やかで、日本の風土のなにげない美しさを再認識させてくれ、その中にレールがあることが
人間の営みの証であるように思う。これがなくなるのか・・・
もちろん鉄道会社の経営を圧迫し続けることはいいとは思わないが、ローカル線のこんな鉄道風景は
もう日本からなくなっていくと思うと寂しい。。。
数十年後には、鉄道イコール新幹線とか都市部の新快速列車のみとなってしまうのだろう。
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江津駅はホームの風景もとてもいい。古い上屋の小屋組も素敵だし、ホームに木が植えられているのも
国鉄時代ならでは。
それらがきれいに手入れされているのは微笑ましいし、逆にカオスな状態になっているのもまた、
植物との生命力対決のようで好きだ。
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ホームの端からは山陰本線と三江線の分岐も見える。
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発車までの間長いホームをうろうろ歩き回り、地方の主要駅を満喫した。
さぁいよいよ出発。江の川のキワキワを走る江津本町あたりは最初の見どころ。
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その後も江の川と運命共同体のように寄り添いゆっくりゆっくり進んでいく三江線の1両の気動車は、
列車の旅の醍醐味を十分に感じさせてくれる。
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雨は止んでいるが山間や川面からは霧が立ち上り幻想的な風景を見せる。
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石見川越駅は下車したかったが時間がなく端折った駅。山と堤防の間に建っていて周りには
民家も見当たらない。ここから江津まで走ると言って降りていったランナーの人がいた。
ええっ、走るって!?
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うわぁ、素敵!!あまり手が入っておらず、そのままの小さな木造駅舎。こういうのがいい。
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駅舎はホームから数段下にあり、石で組まれた池もある。台湾の日本統治時代の木造駅には
許願池というのがあるが、日本の池泉式庭園の美意識から作られたものだろう。
防火用水の役目もあったのだろうか。
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一緒に降りた若い男の子も駅舎目当てのようで、暗黙の了解で譲り合いながら写真を撮り、
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その兄ちゃんと少し会話したが、次は隣の鹿賀駅で降りて変わった自販機を見にいくと言っていた。
列車が来たのでどんな自販機なのか聞きそびれてしまった。。。
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私はまた江津方面へ40分ほど戻り川平駅へ向かう。
続く。
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