■韓国ドラマ「シスターズ」 予告
2022年の韓国ドラマ
キム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフの3姉妹が、貧しいながらも仲睦まじく生活したが、
ある事件をきっかけに韓国で最も裕福で有力な相手に立ち向かうことになる物語。
ドラマ『ヴィンチェンツォ』のキム・ヒウォン監督と、『Mother』の脚本家チョン・ソギョンがタッグを組んで、
『若草物語』をベースに巨大な事件に巻き込まれながらも成長していく三姉妹の様子を描いた。
また、2話でソン・ジュンギがカメオ出演していることで話題を呼んだ。
ほか、インジュの前に現れた謎多き資金洗浄のプロのドイル役に「イカゲーム」のウィ、ハジュン、
ソウル市長選を控える、野心家のエリート弁護士パク・ジェサン役に「被告人」のオ・ギジュン
父親は軍の元司令官ウォン・ギソンでパク・ジェさんの妻サンア役に「謗法 運命を変える方法」のオム・ジウォン、
パク・ジェサンの謎を追うインギョンに想いを寄せるジョンホ役に「二十五、二十一」のカン・フンが出演している。
(Webより抜粋)
■韓国ドラマ「シスターズ」
ソン・ジュンギさん以外にも「グリーン・マザーズ・クラブ」のチュ・ジャヒョンさんや
「ソウル・バイブス」のオ・ジョンセさんもカメオ出演していてなかなかの顔ぶれのドラマでした。
「100日の郎君様」のナム・ジヒョン、「君が描く光」のキム・ゴウンちゃんの演技はお墨付きですが、
末っ子のパク・ジフちゃんも映画「はちどり」で絶賛を受けた実力演技者!
この演技達者な3姉妹が、それぞれの角度からパク・ジェサン財団に絡んできて、
しかも韓国作品では珍しく「ベトナム戦争」の出来事が絡んでいて、
ベトナムから持ち帰った「青い蘭の花」に謎があるところなどミステリー感でいっぱい!
パク・ジェサン財団と大金の謎解きがとても面白いストーリーでした。
ベトナム戦争の時に韓国軍青龍部隊による「ベトナム人民間人虐殺事件」がありましたが、
未だ詳細は解明されておらず、この事件について報じた韓国メディアが
韓国軍の退役軍人らに襲撃されるなど、長くタブーとされてきた問題があります。
韓国兵がとった行動は、とても正気の沙汰とは思えないものばかりだと言われ、
ソン・スンホンさんの映画「情愛中毒」にも戦争後、そのPTSDで精神を病んでしまう兵士が
描写されていました。
この戦争で30万人以上の兵士を派遣し、米国を支援した韓国政府とベトナム政府が経済的に結びついて、
ベトナム戦争の多くは農村が戦場になっていて、多くの農民が殺されましたが、
韓国軍も解放区の農民や解放戦線軍を共産主義者として考えていたからだと言われています。
この戦争に参加したことによって、韓国が急激に経済力を強めたことは事実で、
タブーとされている「ベトナム戦争」がストーリーのベースにあることは
とても興味深いものでした。
案の定、ベトナムでは配信が中止されたとか・・・。
物議を醸しだす作品だけあって、興味深くて面白かったです。
建設会社で経理として働く長女のインジュ(キム・ゴウン)、
社会部で記者として働く次女のインギョン(ナム・ジヒョン)、
そして私立芸術高校美術クラスに通う三女のインへ(パク・ジフ)。
三姉妹は仲睦まじく暮らしているが、いつもお金のせいで苦労してきた。
そんなある日、インジュと仲の良かった唯一の友達であるファヨン(チン・ファヨン)が
大金をインジュに残して自殺してしまう。
インジュに残されたお金を巡って、三姉妹は巨大な事件に巻き込まれていく…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます