2020年の韓国映画
女児誘拐事件と児童虐待をテーマにしたサスペンス。
女児の身代金を、少額ながら広く国民に求める前代未聞の誘拐事件が発生。
とある婦警がひょんなことから、ひとりの社会福祉士の女性に疑惑の目を向け、
やがて事件の真相にたどり着く様を描く。
ヨ・ジング主演の映画「同感~時が交差する初恋~」のソ・ウニョン監督がメガホンを取り、
『ミッドナイト・ランナー』のパク・ハソン、『最高の離婚』のハ・ユンギョン、
カム・ソヒョンらが出演する。
(Webより抜粋)
■韓国映画「告白」
キム・デミョンさんの映画「連鎖」に続いて観ました。
この作品の結末には何とも言えない気持ちになってしまいました。
児童虐待を受けていた子供の心理には驚きます。
同じように虐待を受けて育ったから、少女を何とか助けようとする
社会福祉士オスンも未だに心の闇を抱えていて、
その辺りのストーリーがとても興味深いです。
虐待を受けて育った子供はそのストレスをどこへ向けているのか?
無抵抗にしているだけではない心の闇がとても恐怖感を感じる作品でした。
犯罪者の多くに、親からの虐待や愛のない大人の身勝手な強要される教育で育ち
大人になって罪を犯すということが実際にも多くあります。
そう思うと、子供を大人の身勝手な圧力や強要ではなく
愛を持って育てることが本当に大切なのだなとも感じてしまう作品でした。
最近、皇室の敬宮愛子様が何かと話題になっていてとても人気がありますが、
愛子様も一時期は不登校となってとても心配でしたが、
現在の様子を拝見すると、両陛下の深い愛情で育ち、雅子様とは共に悩み合いながら成長し、
りっぱな行動をしている姿を観ると、子育てって大事だなって感じる作品でした。
■STORY
韓国を騒然とさせる誘拐事件が発生した。
誘拐犯からの声明は、国民1人につき身代金1000ウォンを集めて
合計1億ウォンにならなければ女児を殺害する、というものだった。
その日の早朝、交番勤務の婦警ジウォン(ハ・ユンギョン)は、
公園で女児を連れた不審な女性オスン(パク・ハソン)と出会っていた。
ジウォンは、まさかとは思いながらも彼女について調査を進める。
オスンは、社会福祉士だったが虐待を受けていた少女ボラの父親と諍いを起こし、センターを退職していた。
そして、ジゥオンが出会ったあの日の朝を最後に、オスンとボラは同時に行方不明になっていた。
さらに、何者かに殺害されたボラの父親の死体が発見される。
警官のジウォンは、ある朝に出会った女性の社会福祉士を疑い始める。
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