■米国映画「グッド・ウィル・ハンティング ~旅立ち」 予告
1997年の米国映画
反社会的な天才青年とセラピストの心の交流を描く感動作!
今や大スターとなったマット・デイモンとベン・アフレックが
無名時代に脚本を共同執筆し、出演。
いきなり大ブレイクしたという裏話を持つ、伝説的作品。
この映画の脚本はアカデミー賞のオリジナル脚本賞を受賞して、
マットとベンは一躍、時の人として脚光を浴びた。
(Webより抜粋)
マット・デイモン祭り、「オデッセイ」に続いてこの作品を鑑賞しました。
こんな良い映画があったなんて、もっと早く観ていれば良かったと思いました。
心理学者のショーンがウィルに最初に出会った時、飾ってあった絵を観て言われた言葉に
酷く傷つくのですが、ウィルに言われたことがずばりその通りだったからです。
ウィルに興味を持って、自分自身も悩みを抱えているショーンとウィルが
カウンセリングを続けながら、最後にお互いを理解しあって抱き合うシーンに
ジンと来てしまいました。
ランボー教授はウィルの才能を利用して、自身も利を得ようとしているのに対して
ショーンは本当にウィルに大切なのは何か?を本人に導かせようとします。
ランボー教授とウィルの言い争っている話を聞いて、ウィルもショーンのことを理解します。
ショーンのひとつひとつのセリフがとても心に響きました。
それから悪友のチャッキーが自分たちは悪ばかりしているけれど、
ウィルの類まれな才能を惜しんで言ったセリフで
「何より楽しみなのは,朝ウィルの家に行ったらウィルがいなくなっていること」
と言うのです。
一緒に居ればもちろん楽しい仲間ではあるけれど、ウィルのために旅立つことを勧めるのです。
そして、本当にそのとおりとなって苦笑いするシーンもキュンとしてしまいました。
この映画の脚本が、マット・デイモンがハーバード大学在籍中に書き上げた
草稿が基になっているそうですが、実際にあったことをストーリーに入れているそうで
とても良い作品でした。
■STORY
世に名だたるマサチューセッツ工科大学。
青年ウィル(マット・デイモン)はここで清掃員のバイトをしていた。
荒れた生活を送り、警察沙汰も稀ではないウィル。
だが実は、彼には特異な数学の才能があった。
ある日、ウィルが大学に掲示されていた難解な数学の証明問題をこっそり解いたところ、
数学のノーベル賞と言われるフィールズ受賞者で
マサチューセッツ工科大学数学科の教授ジェラルド・ランボー教授に評価され、
彼の才能を開花させようと、更生のためにセラピーを受けさせようとする。
しかし、様々な心理学者にウィルを診てもらうが、皆ウィルにいいようにあしらわれ、
サジを投げ出す始末。
ランボーは最後の手段として、学生時代の同級生ショーン・マグワイアにカウンセリングを依頼する。
セラピーを馬鹿にしていたウィルだったが、ショーンとの出会いが彼を変えていく…。
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