■韓国映画「TSUNAMI ーツナミー」 予告
2009年の韓国映画
韓国での観客動員数は1,145万人を突破した。
韓国歴代でも4位を記録し、動員1000万人超えは『グエムル-漢江の怪物-』以来
3年ぶりとなった。
韓国有数のリゾート地であるヘウンデで、高さ100m、時速800kmという
巨大な津波に襲われた人々のドラマをつづるディザスタームービー。
ハリウッドからCG専門のスタッフを迎えて製作されたリアルな津波の描写が
恐怖心をあおる。
「あいつの声」、「監視者たち」のソル・ギョング、「バリでの出来事」の
ハ・ジウォンら韓国映画界を代表する人気スターが多数共演した。
■韓国映画「TSUNAMI -ツナミー」
ドラマ「病院船」に続いてこの映画も観てみました。
映画の前半は人々がそれぞれに抱えている日常や悩みが描かれていて
そんな普通の日常を送っていた人々が、ある日突然、津波に襲われて
命が危ぶまれるときに、忘れていた、置き去りにしていた一番大切なものに
気づいていくストーリーでした。
日本でも東関東大震災で起こった福島での津波の映像はTVで観ましたが、
一瞬で生活のすべてを奪っていく津波の恐ろしさを感じました。
この映画の中で興味深かったのは、津波が来ると異常を予測していながら
公表できない関係者の葛藤が描かれていたところです。
そして、自分の命よりも優先して人命救助にあたる救急隊員の姿には
胸が締め付けられるようでした。
必死になって助けよう、助かろうとするそれぞれのシーンが迫真の演技でした。
この映画にまたまたキム・ユジョンちゃんがジミン役で出演していましたが、
相変わらずの名演技でした。
■STORY
2004年、マンシク(ソル・ギョング)は遠洋漁業に出ていて津波に遭遇し、
自分のミスで幼なじみのヨニ(ハ・ジウォン)の父親を死なせてしまう。
その後彼は韓国屈指のビーチリゾート、釜山のヘウンデで飲食店を営みつつ
ヨニのことを見守ってきた。
ずっと事故のことを悔やんできたマンシクは、なかなか自分の思いを
ヨニに伝えられずにいた。
マンシクの弟で海洋救助隊員のヒョンシクは、
海で溺れていた若い女性ヒミを助ける。
一方、地質学者のキムは、日本海で連続して発生している地震から、
やがて巨大な津波が韓国の沿岸を襲うことを予告。
そして、とうとう“その日”がやってきた。
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