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映画「海賊とよばれた男」

2017-01-01 | 映画・ドラマ・小説
新年あけましておめでとうございます。
今年も暖かで穏やかな元旦でした。

2017年もどんな1年になることやらですが、
年初めの休みくらいはのんびりしておかないと・・・。

今年も元旦は映画を観てきました。
以前、文庫本で原作を読んだのですが、映画化されたということで
観たいと思っていました。

■映画「海賊とよばれた男」



百田尚樹による歴史経済小説である。

出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐡造の一生と、
出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。

第10回本屋大賞受賞作品。
2016年12月現在、上下巻累計で420万部突破のベストセラーとなっている。

■STORY
世界中を敵に回した、日本の戦争は終わった。
東京をはじめとした主要都市は徹底的に爆撃されて瓦礫の山となり、
海外資産のすべてを失って莫大な賠償金が課せられようとしていた。

これから日本はどうなっていくのだろうかと、全員が途方に暮れて失意に
包まれているとき、毅然と店員を集めて話す男がいた。
国岡商会の国岡鐡造店主である。



わずかに残った店員を前に、鐡造は
「愚痴をやめよ、愚痴は泣きごとである。亡国の声である」
「日本には三千年の歴史がある。戦争に負けたからと言って、大国民の
誇りを失ってはならない。すべてを失おうとも、日本人がいるかぎり、
この国は必ずや再び立ち上がる日が来る」

と訓示を述べた。
だが、失望から立ち直り武者震いする店員たちに、売るべき商品「石油」が
そもそもないという現実が襲いかかる。
「店主、このままでは、国岡商店は潰れます。涙を呑んで人員整理を」という
進言に、鐡造は「馘首はならん!」と解雇を断固拒否する。

戦後、住処も食糧事情もままならない情勢下で、日本の復興に向かって闘う男
たちの物語が始まった。

原作より大分かいつまんだ内容でしたが面白かったです。
店主を信じてついていく従業員の一人一人の演技にもジントします。

岡田准一さんが96歳の晩年を演じていましたが、離婚せざるを得なかった
元妻(綾瀬はるか)の死を告げられたシーンにはジンとしました。
仕事、仕事で妻を思いやれなかった若かりし頃を悔いていたのでしょうか?

とてもいい映画でした。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (神崎和幸)
2017-01-02 16:59:30
こんにちは。

あけましておめでとうございます。

自分も「海賊とよばれた男」観ましたよ。
いい映画ですよね。
特にストーリーの終盤では胸が熱くなりました。
そのうえ岡田君の演技を素晴らしいと思いましたよ。
あと優れた特殊メイクには感嘆するしかありませんでした。

原作も読みましたが、こちらも素晴らしかったです。
返信する
コメントありがとうございました。 (pure_orange_aug♪)
2017-01-02 23:22:06
ご覧になりましたか?

確かに、終盤へ行くほどに胸にグッとくるものがありましたね。
岡田准一さんの演技も良かったですね。
私もあの特殊メイクが気になりました。

やはり、原作を読んだ時に仕事に生きる男の人生と言うものがものすごいパワーと信念に満ち溢れていると思いました。

今、こういった男気のある男性は少ないようですが・・・。
とても良い映画でしたね。
返信する

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