プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

井出登

2022-11-12 16:04:09 | 日記
1974年


左腕エース井出(登)は、切れ味のよいカーブが武器。最近、めっきりマウンド度胸もつき、うまいけん制球を投げている。いま一つコントロールがつけば申し分ない。


1980年


中日が昨年ドラフト4位に指名したいすゞ自動車の井出登投手(24)=178㌢、71㌔、左投げ左打ち=の入団発表が、十五日午後二時から、名古屋市中区栄の中日ビル内クラブ東海で行われた。前年のドラフト会議で指名され翌年入団した選手は、中日では三沢、藤沢に次いで三人目。契約金三千五百万円、年棒三百六十万円(いずれも推定)井出投手は五十年、山梨県立北富士工高からいすゞ入り。五十三年からエースとなり、三年連続して都市対抗の補強選手に選ばれた。公式戦の通算成績は、32試合に登板、210イニング1/3を投げて、15勝10敗。奪三振126、防御率2.01。中日が二年越しで井出を獲得したのは、貴重な左腕の本格派ということに加え、社会人野球でレベルの高い神奈川県下で木田(日本鋼管ー日本ハム)と投げ合った実績である。井出自身も昨年こそ会社側の事情などで中日入りを断念したが、以前から「プロで力を試したい」と思っており、ことし木田の活躍に刺激され、年齢的にもプロ入りの時期と判断した。


「プロに入って、もっともと伸びる期待の左腕だ」近藤監督から肩をたたかれた井出。緊張と興奮で臨んだ記者会見だったが、質問には胸を張って歯切れよく答えた。
ー入団の感想は。
井出 夢だったプロ野球選手になれてうれしい。
ー即戦力と期待されているが。
井出 即戦力でなければしょうがない。ことしはあまり勝っていないので大きなことは言えないが、社会人の左腕では結構いい方だと思っている。
ー木田の活躍で、やれると思ったのでは。
井出 それもある。しかし、木田さんはプロに入って、配球、テクニックがうまくなっている。自分もいろいろ覚えていきたい。やるからには一軍。先発完投型を目指す。
ー得意な球は。
井出 速球。いい時は140㌔を越すんじゃないか。ほかにスライダーとシュート。奪三振にはこだわらないが、力で抑える投手になりたい。
ー一年目の目標は。
井出 最低5勝。あとは一つ一つ積み重ねていきたい。


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池田茂

2022-11-12 15:41:04 | 日記
1972年
池田投手を投打のかなめとしたチーム。池田の調子次第では、上位進出の望みもある。エース池田は、サウスポー1㍍80の長身から投げおろす速球は超高校級。県内一と折り紙つきだが、制球力が悪く自滅するケースも考えられる。


県下一の豪速球を持つ左腕・池田の出来にかかっている。オーバースローからの速球はかなりの威力があるが、心配なのは制球難。春の県大会二試合では15三振を奪う好投をみせたが、22四死球を与えた。


エース池田の出来、不出来がカギを握っている。池田は春の県大会でヒジを悪くし、制球を乱したが、春以後、ヒジが良くなるにつれて制球力をつけ、大会以後22イニング無失点。速球が武器の本格派だ。


左腕池田はクロスする速球を武器に13三振を奪ったが、前半はかなりの荒れようで四球を乱発、出来はよくなかった。


郡工の左腕池田は春シーズン当時と比べてピッチングのコツをつかみなかなかの成長ぶり。内外角にシュート、カーブを散らし、しぶとい匆来工打線を2安打散発に押え、12三振を奪って一回戦の聖光学院に続き、早くも二試合を完封した。打っても二回、先制の口火を切る三塁打を放つなど四番打者としての重責も十分に果たした。

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板東順司

2022-11-12 15:24:41 | 日記
1967年
昨年夏、甲子園で投げた経験をもつ右腕板東は1㍍82の長身から投げおろす本格派。直球だけだったがカーブを覚え打者とのかけひきもうまくなった。一試合の被安打は5以内。


エース板東が復調のきざしをみせてきたのが心強い。昨年秋とことし春はいずれも板東の不調で初戦で姿を消した。このスランプは多分に精神的なものがあったもようだが、最近の交歓試合のピッチングではそうした陰はぬぐい去られている。春の準優勝校、富岡西との最近の交歓試合でも6-1で完投勝利を収めたが、速球に伸びがあり、シュートの切れ味が鋭くほとんど完全復調に近い内容だった。


徳島は昨年秋から対外試合をしておらず、練習不足で、鳴門・板東順投手の切れのよいカーブ、シュートにまったく手が出ず8三振を奪われ…

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花沢英雄

2022-11-12 15:15:59 | 日記
1955年
エース花沢の出来、不出来が試合を左右するチームで、この点からみれば不安定。花沢は剛速球で、投げれば投げる程調子に乗る馬力の持主だが、立上りによく出鼻をたたかれることがある。コントロールがよいときにはウナリを生じてアウドロカーブ、シュートなど低目をつき小気味よく打者を討ち取る。

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