この人すごい!
音楽をやる人って、1度確立した自分のスタイルを捨て去ることなんてできはしないと思うんですが、今までのは自分じゃないですよといわんばかりにここまで変えられちゃうというのは、やっぱりこの人、ただものではない。過去の栄光に未練はないのだろうか・・・
このアルバムの曲は、全部どこか引っかかる。間抜けっぽい感じもするし、まじめでない感じもするし、思い付きとか、ただ惰性でつくったような、そんな感じもあるけど、なんか聴けるんです。
デビッドボウイでなければ、聴いても好きにならないかも知れないんだけれど、やっぱり好きなアルバムです。そういう、普通ありえない曲を一つの作品にして、きちんと商品にできちゃうところがすごいと思います。・・・まだぴたっとくる表現ではないですが・・・ひらめきを作品にして・・・もういいや。
前半は特にいい曲・・・というか、印象的な曲が多く、心の奥深いところに刻み込まれます。すげー!という衝撃じゃないけど、これかよ!これでいいのかよ!って感じですか?そんなに変なこと書くと聴いたことない人はさぞかし奇妙な曲が多いと思うかもしれませんが、そんなに変でもないんですけど・・・・まあ、いいや。
後半は、CDやビデオのベストなんかで聴き覚えのあるのが3曲あるので、最後まで流れで聴けます。
ジャケットが変