唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

少林寺 達磨大師

2011年09月29日 | 映画 さ行
少林寺 達磨大師 [DVD]
クリエーター情報なし
マクザム


あれ?なんじゃこりゃ?
インド?でも、中国語?あれれ?
カンフー映画じゃないの?

最初は、なんか、くだらないの借りちゃったなあ・・・
と後悔しながらいつ止めようかとずっと思ってました。
でも、達磨さんが旅を始めてからぐっと面白くなってきていつのまにか、達磨ワールドにはまり込んでしまいました。
案外哲学的な話も出てきて・・・ん?・・・今何つった?・・・とかやってると、また面白くて。演技はともかく、達磨大師のすべてのものを受け入れる覚悟というか、そこからかもし出される落ち着きはみていてとても楽しい。

でも、いきなり弓矢をはじいちゃったり、マジシャンみたいな火の中からの脱出激みたいな場違いに動きがはげしくなるとちょっと笑っちゃいますけどね。

お弟子さんになった人のアクションは結構面白かったです。なんか場違いですけど。

少林寺のカンフーに達磨大師さんは関係が深いようですね。
9年間座禅を組んだのは、少林寺の山のところなんでしょうか。
ここに歴史ありですね。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

2011年09月29日 | 映画 あ行
X-MEN:ファースト・ジェネレーション 2枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー(DVDケース)〔初回生産限定〕
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


オープニングが1作目に回帰していてそれが良いです。
たしかに、あのオープニングは、この物語にふさわしいオープニングだったかもしれません。
2回使っても問題ないくらいのいいオープニングだってことすかね。

プロフェッサーさんとマグニートの出会いから別れまで、その中で、お互いが信頼しあっているのかもわかって、その関係の深さがこの後のXメンのストーリーに厚みをつけてくれるわけですが、だったらなおさらもっと深い関係を描いてもよかったのかなとも思います。
ハリウッド的映画って、深い友情をあらわすには「お前を信じてる」とか言っとけば深い友情になるし、深い愛情を表すには「誰よりも愛してる」といっとけばいい。悪い人には悪いセリフを言わせておけばいいって感じで、言葉で言い表すだけで説明しようとするかんじがあってすごく薄っぺらなんだけど、これも、少しそんな感じを受けました。

キューバ危機とミュータントの野望を結びつけたのは良いんだけど、歴史的大事件を米ソ対立だけで単純に描いちゃっていて、キューバの事情がないところはまあ、アメリカが作った映画ですからね。仕方ないところかもしれません。
しかも、その進み方がミュータントの仕業なんてなったら、米ソの外交がちゃちく見える。

ミサイルを向けられたときに米ソの司令官みたいな人が言うセリフもちゃちい。ただ言わしておけばいい的なハリウッド的棒読みセリフみたいでそれがいやでした。

ミュータントの能力にすごく差があるのがかわいそう。
トンボの羽じゃ・・・ねえ・・・。だから変なの出す設定にしたのかもしれないけれど。
ただの寄せ集めじゃちょっと抵抗できないんじゃないの?って正直思っちゃいましたしね。

ウルヴァリンにおととい来いといわれてさっと引き下がるのは、あまりにもやる気がなさ過ぎる。プロフェッサーが心を読んだから諦めたと後付の理由付けはできるかもしれないけど、ちょっとしたサービスのつもりかもしれないけど、なんか間抜けになっちゃった気がします。

でも1作目をみたときに近い面白みを感じました。ウルヴァリンのやつより数倍いい出来です。