娘が会社の健康診断を受けるために、バタバタと出かけて行きました。
朝ごはん抜きで行ったのでお腹を空かせて帰って来るでしょう。
もう少ししたらお昼ご飯を用意します。
夫と神保町へ行ったのは先月の12日だった。
そこで、私は掘り出し物を買う事ができた。
それは、ぼんこちゃんと言う漫画本だ。
作者は故人だが、上田としこ先生だ。
元々は、姉が子供の頃に買った漫画本である。姉のは、一冊にまとまっているが、私が買ったのは1巻と2巻に分かれている。
2冊で2700円だった。
躊躇したが、夫が珍しく買わないと後悔するよ、と背中を押してくれた。
りぼんという雑誌で、昭和30年から連載されていたぼんこちゃん。
ぼんこちゃんは、お母さんの友達からもらったキューピー人形のようになりたいと、友達に髪を無断でジャキジャキに切ってもらうような女の子。
おてんばで、天衣無縫なこの子が主人公。
改めて買って良かったと思う。
私のは、2冊に分かれていて、姉の持っている方にはないエピソードも載っていて、得をした気分だ。
いつも枕元に置いていて、気が向くと読んでいる。
今、コロナ禍で大変な世の中だが、この漫画本を読んでいる時間は忘れられる。
北杜夫先生も最後まで漫画本は手放さなかったらしい。
大人になっても、心の王国は持っていたいものだ。