巷での映画の評判を聞いて、昔読んだ『レ・ミゼラブル』の全巻をひっぱりだしました。
この物語自体、子供のころ感動して大人になってから全巻読んでみたくなったんですね。
やっぱり重みがすごい。そして壮大。人物描写が細かくて感情がすごく伝わってきます。
作者ユゴーの、作品に先立って書かれてある文章、「法律と風習があるために、社会的処罰が存在し、文明のただなかに人工的な地獄をつくりだし・・・省略・・・地上に無知と悲惨がある以上、本書のような性質の本も無駄ではあるまい。」
ずいぶん昔に書かれている作品なのに、今の世の中に通じるものがたくさんあるような気がします。
この間買った本があるんだけど、ちょっとまた読み返してみようかな。