今日は私のmy楽、タカラジェンヌ珠城さんの見納めでした。
『桜嵐記』は南北朝時代の動乱期を生きた、楠木正成の長男 正行の物語です。弁内侍との恋を絡めどのように生き、死んでいったかを後の正儀の昔語りでお話は進みます。
もう上田久美子演出で珠城りょう主演、和物ときたら涙もの決定ですが、予想をはるかに上回る秀作でした。
内容にはあまり触れませんが、この作品を生で観られて本当に良かったなあと思います。泣きポイントは回数を重ねるごとに早まりますが・・・笑
そしてそれこそ珠城さんの楠木のようなどっしりとした安心感、その枝に止まる様々の鳥たちや枝から芽吹く新芽や若葉のバランスが絶妙で月組の充実期を感じました。
これで退団とは本当にもったいない、とは思いますがその時期は人それぞれですからね。。。
たまたまスカステで珠城さんを知り、劇場に足を運ぶようになって沢山の舞台を観ることができ楽しませてもらいました。
あーーーーーー楽しかったありがとう