金貨と言うと天皇即位や在位60年やオリンピックの記念金貨、メイプルリーフやナゲット等の地金型金貨を思い出しますが、それらの金貨は24金や22金だったりします。ピカピカです。
24金は、もちろんピカピカなんですが、22金はどうしてピカピカなんでしょう。それは混ぜ物、わりがねといいますが、それが銀なんです。銀やプラチナ、パラジウム等の貴金属は、白っぽいので、金と混ぜるとやっぱりピカピカなんですね。
ところで、下の写真ですが、上はピカピカの10円玉。ご存知の通り銅100%です。新しいので酸化してません。
その下のコインは、やや曇った色に見えますが、なんと南アフリカのクルーガーランド金貨なんです。この金貨は、22Kですがピカピカではありません。買った時はもっとピカピカだったと思いますが、密封していても輝きがなくなるんですね。
これは割がねが銅なんです。8%ちょい含むと時間が経つとこんな感じなんですね。知らないと金貨と気づかないかもしれません。
金貨にはさらに品位の低い物で色味の悪いものもあります。ご先祖様のコレクションを処分する時は要注意ですね。怪しいものは写真を撮ってGoogle等の画像検査で調べてみることをおすすめします。
江戸時代にも、そういった目隠しがあったようですね。
明治では、鎖国が解除されて、贋金も出回った?
裏金は、ここから始まったのかな。
偽物は、だいぶ昔から存在し、コレクションの対象になっているものもあります。こうなると素人には、何が何だかわかりませんよね(^_^;)