私の過去ログの訪問者をみていると奥州市周辺の方言へのアクセスが多いようです。「んで、久しぶりに何が書いでみっかなー」と思いついたのが擬態語等の東北弁です。案外取り上げてるとこないんだよね。たくさんあるように思うので何回かに分けて取り上げます。(思いつき順w)
1 じゃじゃ、じゃじゃじゃ
これはNHKの朝ドラで久慈市の一部で使っている「じぇじぇじぇー」と同じです。何かにビックリしたときとかに使います。奥州市あたりでは、
なにか思いもかけない物をもらった時は、
「じゃじゃ、もさげねーな」 (あら、すみませんねー)
大きな犬を見かけて
「じゃじゃじゃ!なんたらでっけーワンコだなー」(あらら、随分大きな犬だなー)って感じで使います。
2 はかはか
これは、走ったりして息遣いが荒くなった時に使います。
「たまに走ったれば、はかはかずー」(たまに走ったので、息が続きません)
「なんたら、ぜーぶはかはかっつな」(あら、ずいぶん息があらいですね。)
3 もさもさ
これは、雪がたくさん降っている様子を表すときに使います。
「窓みだれば、ゆぎもさもさど降ってきた」(窓の外を見たら、雪がたくさん降ってきた)
この他に「のつのつ」「のっつのっつ」もいいます。
「きゃりみぢにさー、のっつど降られでさー、死ぬがど思ったじゃ」
(帰り道に雪がたくさん降って、死ぬかと思った)
ちなみに「もさもさ」は、雪が降っているときだけに使いますが、「のつのつ」は、降っているときもたくさん積もった時にも使います。
なんたらのっつど積もったもんだなー(なんとまあ、雪がたくさん積もりましたね)
「のっつど」は、おもにご飯をたくさん食べたりする時にも使います。
「学校生徒さ焼肉かせれば、なんのまんまのっつど食うっけおな」
(学生に焼肉を食べさせるとすごくたくさんご飯を食べるよね)
つづく(^_^;)
方言でしょうか。
石川啄木の、古里の訛り懐かし停車場の人混みの中にそを聴きに行く。
或いは、小説にもなる東北弁が、発祥地は出雲であるそうですね。
新羅や百済・高句麗からの移民が、津島海峡を越えて渉り、地方に散らばってだそうです。
言葉の数々にも、古代の繋がりを思え考えられることは大切だとの認識です。
是非、続きを。