アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

GTの影

2008年04月04日 | 雑感
4月4日(金)いつもの通り晴れ

さすがに4月ともなると、日差しが強くなる。テレビを録画したら、全く関係のない映像が映っているので、番組をインターネットで確認したら、イギリスは3月30日から夏時間になっていた。日本のテレビ番組はUK時間基準なので1時間早くなっていた。仕方なく、再放送を見ようとしたら、インターネットの表示と違っていた。全くNHKは、勝手な時間変更が多すぎる。

「3か月も釣れないなんて異常だよ!」とシンガポールからメールをもらったので、去年の実績を調べてみたら、3月、7月2枚、10月、12月と結構釣れない期間が長い。このルアー釣りの確率の低さは、あまりルアーだけにこだわると飽きてしまう。

そこで、久しぶりに餌釣りの準備もして、7時頃から海に出た。6時前が満潮なので、まだ深い。胸まで浸かりながらいつもの釣り場に向かう。同じタイミングで、フィリピーノ5人組がやってきた。賑やかにしゃべりながら釣っている。英語でもサウジ語でもないので、たぶんタガログ語だろう。少し南側には、いつものサウジの二人が手釣りしている。相変わらず、日本人はまだ出てこない。

海は穏やかで、100m程度沖合に10尾ほどのイルカの背びれが見える。イルカがやってくる日は釣れた例がないので、早速出鼻をくじかれた感があるが、もともと低い確率のルアー釣りとの相関は考えない方がいい。しばらくルアーを試したが、相変わらず当たりがないので、浮きで餌を流してみた。ついでに用意した撒き餌で、浮きの周りに魚を呼び寄せようとしたが、全く効果なし。

今度は、浮きを外して、足もとの底まで沈めて餌釣りをやってみた。早速、1尾ゲット。餌釣りは簡単なものだ。と油断していたら、そのあとは、ヒットするたびに根に持ち込まれ、用意した5個の針をすべてなくしてしまった。餌釣りは、根掛かりとの勝負だ。これはこれで面白いが、小物しか釣れない。



後ろで、「サクセス」と大声を上げるので振り向くと、フィリピーノのひとりが蛸を突いていた。英語で、たった一人の日本人に自慢したかったのだろう。「すごいじゃないの。」と日本語で祝ってあげた。

帰る前に、またルアーを試してみた。30m程度の沖合に背びれが見える。バラクーダか?その近くまでルアーを投げてみるが全く当たりなし。9時過ぎになり、もうそろそろ引き上げようと、最後の1投を巻き上げたら、足もとまで50cm級の大物平アジがルアーを追ってきて、目の前できびすを返した。久しぶりにアジの姿を見た。こんな挨拶をされては、引き返すわけにはいかないと、しばらく粘ってみたが、結局当たりなし。



来るときに、浅い砂場で久しぶりにくも貝を見つけたので、今夜はくも貝の刺身とガルーパの吸い物、そしてもらいもののスモークサーモンで夕食。結構豪華な食事になりそうだ。しかし、明日のM君の送別会に新鮮な平アジの刺身の差し入れをしようという目論見は外れてしまった。


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