アルゼンチンから砂漠の国へ

2005年~2009年のオリジナル記事に、シンガポール時代の記事と、2009年以降のアメブロの旅行記を転記しました。

バリの旅(インドネシア)

2020年06月23日 | 旅行
バリの旅
1995年5月

バリはヌサ・ドゥアに宿を取った。宿泊したGrand Hyatt Bali をはじめ、ここの地区のホテルはゲートで囲まれ、完全なプライベートビーチになっており、現地の人が入ることができないリゾート地区になっている。海岸の物売りが有名なクタ地区も面白そうだが、今回は女房と一緒なので、豪華ホテルにした。

ホテルのオプションツアーに申し込んで、島巡りのバスツアーに出発した。
最初は、バリの伝統舞踊見学。ガムランの音楽は以前、ジョグジャカルタのホテルでも聞いたが、バリ・ヒンドゥーの踊りは初めての経験。ストーリーがある踊りらしいが、衣装、指先・視線の動きを見ているだけでも面白い。開演時間に合わせて、各所から集まった観光客で、会場は超満員になっている。


マイクロバスに戻って気になったのが、ボンネットの上の小さな花飾り。ガイドに尋ねるとオファリング(供え物)だという。バリには、いたる所に神様がいるので、気をつけてみるといろんな所に供え物がある。

次に向かったのが、ゴア・ガジャ(Goa Gajah)。寺院に入るために、正装として腰ひもを渡され、神妙な格好で見物。象の洞窟と、近くの木浴場では子供達が水遊びをしている。

バスは一路山の中へ。よく手入れされた段段畑がきれいだ。
所々に見える椰子の木がなければ、日本にもあるような風景に見える。


(キンタマーニの風景)


バスの最終目的地はキンタマーニ。バトゥール湖と山の景色が美しい。
しかし、物売りが多い。ついに根負けして、木彫りを買ったが、シンガポールから帰国するまで、アパートの飾りになったので、良しとしよう。

ホテルは、その中だけで、買い物をはじめ、全ての要が足りるようになっている。プライベートビーチはあるが、砂浜の向こうは沖合いまで岩ばかりの遠浅の潮だまりで、泳げる場所がない。代りに、ホテルの内部に大小様々なプールがある。

建築の高さ制限があり、熱帯の木々に埋もれたようなホテルの建物は、それだけでも絵になる。地元の人には縁のない、外国人のためのリゾートだ。




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