撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

JR東海 阿漕(2012.3.15) キハ48-6816、キハ40-3003 普通 亀山行き

2022年03月15日 23時49分24秒 | JR各社
10年前に、JR東海 紀勢線 阿漕駅でキハ40系を撮りました。
1枚目は、阿漕駅に停車するキハ48-6816(旧キハ48-1537→旧キハ48-6516)の普通 亀山行です。
跨線橋に阿漕駅と表示されており、撮影地がよく分かります。



2枚目は後追いで、津駅に向かうキハ40-3003(旧キハ40-2032→旧キハ40-5032)です。
中間に連結されている車両は、車号を記録し忘れました。



キハ40系は両運転台で車端部に片開扉が設けられたキハ40形、片運転台で車体中央寄りに両開扉が設けられたキハ47形、片運転台で車端部に片開扉が設けられたキハ48形として国鉄時代の1977~82年に888両が登場しました。
1987年の分割民営化の際に事故廃車となった1両を除いてJR各社へ承継されたて活躍しましたが、近年では引退する車両が増えています。
JR東海に継承された車両の塗装は国鉄色である首都圏色(朱色5号)でしたが、1990年頃から順次アイボリー地に湘南色(緑とオレンジ)のラインを入れたJR東海色に塗り替えられています。

キハ48-6816はキハ48形の寒地仕様車で便所が無い1500番台として登場し、JR東海への継承後に機関換装されて6500番台となり、さらにワンマン運転設備を付加して6800番台に再改番されていました。
キハ40-3003はキハ40形の暖地仕様車でデッキは無いものの便所が有る2000番台として登場し、JR東海への継承後に機関換装、冷房化されて5000番台となり、さらに1999年に番号整理に伴い3000番台に再改番されていました。
JR東海のキハ40系は2016年のダイヤ改正にて運用が終了し、一部の車両はミャンマーへ譲渡されています。