オシリあい

今日は、先週に引き続きAHRの里親会が開催されました。

ちょっとイレギュラーな日程だったせいか、いつもよりのんびりと
和やかな雰囲気のなか、ご参加くださった希望者さんとじっくりお話する
時間がもてました。

また、ご支援の品をお持ちくださった方々、
保護犬のお散歩ボランティアを買って出てくださったご家族、
今後、何らかのかたちで保護にかかわりたいとおっしゃってくださった方など
この活動を応援してくれるたくさんの方に直接お会いすることもできました。

どの方も終始笑顔で、保護犬たちとの触れ合いを心から楽しんでいるのが
手に取るように感じられました。

「ボランティア」というと、「自己犠牲」的なイメージを持たれることが多く
「すごいですね」「立派ですね」とよく言われるものですが
本来は、悲壮感や使命感を感じる必要はないと、私は思っています。

どうせやるなら楽しみたい、と思うのは、人間なら誰でも同じです。
だから、自分が「楽しい」「続けたい」と思える範囲内でお手伝いすればいいと思うのです。

ほんの少しのお手伝い、ほんの少しのご寄付でも、それが集まれば大きな力になります。
あまり構えずに、まずはできることから。
そんなふうに思ってくれる人が、ひとりでも増えてくれることを願っています。




さて、そんな里親会で、もうひとつ、うれしい出会いがありました。



元下宿犬のハイディー改めレイちゃんです。

ずいぶん体ががっしりして、毛艶もピカピカ
すっかり落ち着いた雰囲気の美人さんになりました。


お兄ちゃん犬のディディ君も一緒。



体格差こそありますが、ふたりはとても仲良し。
今では、お互いなくてはならない存在になっているようです。


そして、先輩下宿犬のレイちゃん、現役下宿犬のベアーともご対面。



何やらふたりして、初対面なのに妙にまったりしちゃったりして。
これぞ、まさに「オシリ合い」な感じ（笑）。





あれ？　ディディ君がふたり？？



なーんちゃって。
実は、左のコはただいま里親募集中のシュウ、右がディディ君でした。
それにしても、どっちがどっちかわからないくらい、そっくりでビックリ
シュウにもディディ君ちのような、ずっとそばにいてくれる家族が
きっとすぐに見つかるからね～。



・・・と、レイちゃん一家の幸せオーラを存分に浴びたベアー（とシュウ）だったのですが
今回も、残念ながら運命の出会いは訪れませんでした。

まぁ、これもご縁ですから。
気を取り直して、次回に期待しましょう。



ディディ君、レイちゃん、来てくれて本当にうれしかった！
愛されて、大切にしてもらってるのが、ビシビシ伝わってきました。
Tさん、遠いところお越しくださって本当にありがとうございました！
これからも大小２頭との生活を、思う存分楽しんでくださいますように！！






ベアー君、遺伝的な股関節疾患があります。
　　　　　現在、日常生活になんら支障はありませんが、これから先も
　　　　　ずっと元気に過ごすためには、病気についてきちんと理解し
　　　　　体重管理をはじめとする継続的なケアが必要になります。
　　　　　定期的な通院などで治療費がかかることも予想されますので
　　　　　時間的、経済的に安定したご家庭に託したいと思っています。
　　　　　以上のことをご理解いただいたうえで、それでもベアーを家族に迎えたい！と
　　　　　望んでくださる里親さんを募集中です。