「人間は努力する限り迷うものだ」
娘の担任の先生はこまめに学級通信を出して下さいます。
今までにも、特に小学校では全ての先生が学級通信を出されていたので、いろんな通信を見てきたのだけど、今年のこの先生の通信はおもしろく、とても楽しみにしています。
何がおもしろいといって、ゲラゲラと笑うようなものではないのだけど、クラスの様子とか先生の胸の内とか、とても人間臭いところがちらっと見えたりして、応援したくなるのです。
そんな学級通信に書かれていた言葉が上の言葉。
ほかにも名言がいくつか一緒に載っていてどれもうなづいてしまうものばかりだったのですが、これはちょっとグッときました。
別に自分が努力をしている最中だったとかいうのではなくて、むしろ逆のように感じていました。
目の前のことを力不足でこなせず、一つこなせばもう片方が疎かになり、それなのに他にも次から次へと。
加減がよくないのか、要領が悪いのか、やり方が悪いのか、つい周りと自分を比べたり。
仕方ないと思いたくてもそうもできず。
自分の頑張りが足りないのかもしれない、頑張らなきゃいけない、とにかくやってみる、押してダメなら引いてみる、とか、でもうまくいかない・・・。 私が悪いのかなあ。いろいろやってみるのがいけないのかなあ。
で、また悩む、の堂々巡りをしていました。
そんな中、この言葉をみてふと楽になりました。
といってもそんなに努力をしているわけではないと思います。ただ悩んでいるだけで。
でもちょっと救われた気がして、よかった。