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今日の日経20150212 わが家の工事 遅れ続出

2015-02-12 21:05:24 | 今日の日経新聞
今日の日経で気になったこと。

住宅の新築やリフォームの納期遅延で、2014年度に全国の消費者に寄せられた相談が2月で1100件を超える過去最多ペースという記事。

実は数年前に購入した我が家のマンションも予定入居日から2~3ヶ月遅れた。契約後、住んでいた家の近くだったため散歩がてら建築現場をよく見に行っていたが半年前ぐらいになってもなかなか建ち上がってこないので、大丈夫かなと思ってたら入居予定の2~3ヶ月前にレターで工事が遅れているため入居が遅れる旨とその理由(現場の地中から予想外の鉄筋の杭が見つかったそう)が写真付きで記載されていた。

マンションの売買契約は大体その1年前に交わしていたけど、その時に遅延に関するペナルティは何も入っていなかった。というか、マンションの売買契約には特に納期に関する定めが入っていない。マンションといえど物を買うことには変わりがない中、一般的な慣習で契約時に納期を定めないのは非常に違和感があった。システム開発では契約時に納期をお約束させられるwするのは当たり前。きついクライアントだと納期遅延時のペナルティまで契約書に入れるよう求めてくる。

営業の人の「信じてください」と「業界的にはこれが普通です」に完全に折れてしまったが、後の祭り。結局2ヶ月の納期遅れの実害は、着金分の利子と2ヶ月引っ越しが遅れたことによる引っ越し前住居の賃貸分、十数万×2ヶ月。賃貸とローンがほぼ同じ金額なため、毎月の支出は変わらないから実害感はあまりないけど、冷静に考えると十数万×2ヶ月はけっこう痛い。(賃貸契約の更新月とかまたいで更新料取られるとかだったらもっと最悪だった)

今思えば契約時にもう少し粘ればよかった。特記事項に予定納期を入れるとか、契約に入れられないんだったら、別途書面で予定納期をもらうとか。担当レベルにはそんな権限は無いんだろうけど、少なくとも会社に掛け合ってもらうとか。そういう交渉もせずにあっさり折れてしまったのも後悔。

その会社が特殊なのか知らないけど業界的に納期を約束しないというのであれば、それはおかしい。マンション購入時には予定納期を入れる、その納期を超えたらペナルティを払う(例えば、契約金額を年率●%で減額する)とかは普通に入って然るべき、と思う。デベロッパーは同じ契約条項を建設会社との契約に入れれば、身を切らなくて済むんだから。

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