徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

契約延長

2007-08-23 03:58:31 | Weblog
8月末でバイトの契約が2つとも切れることになっていた。私の研究室の教授には7月に「延長してもらえますか?」と聞いたら、

うーん。秘書に確認してみないと分からないけど、多分大丈夫だよ

との答えをもらっていた。
その後、音沙汰なく半月が過ぎた。そろそろ聞いたほうがいいかな、と思っていた矢先、秘書さんが、

契約更新の書類を作っているんだけど、あおさんはいつまでバイトするのかしら?

とやってきた。締め切りは10月中旬ですけど、と伝えたら、

きっちり10月15日まで

の契約となった。渋いな。

書類にサインをして契約完了、と思っていたら、今週、別の書類を持ってきた。3月に初めて契約したときも書いたけれど、そのときはドイツ語堪能な日本人に手伝ってもらったけれど、今回は頼れる人もなく、コピーもなく、前に「秘書さんに聞けばいいのよ」と何人かに言われていたので、秘書さんに聞きに行った。

私、明日から休暇だから、時間ないのよ

といわれた。しかも、

これはあおさんの仕事よ。私の仕事ではないの。誰かドイツ人に手伝ってもらったら?

とも。そんな、聞けるようなドイツ人の友達はいないし。だからといって、ドイツの社会システムの知識のない私が一人で年金や健康保険に関するドイツ語の書類を完成させられるわけもなく、半ば強引に秘書さんのところにおいてきた。

5分後、秘書さんが私のオフィスにやってきた。

これはあおさんの仕事なのよ

というために。私も、

前に、分からないところは秘書さんに手伝ってもらえばいい、って人に言われたし。あなたは私を手伝ってくれてもいいと思うんだけど

と負けずに言った。そうしたら、

手伝うことはできるわ。例えばこの書類を用意したり。でも、この書類を完成させるのはあなたの仕事よ

は?書類を用意するのは「手伝う」ってことなの?あなたの仕事ではなくて?

他の研究室では秘書さんが全部してくれるけど

と言ってみたら少し勢いが弱まった。
まぁ、私も最近は忙しく、言い争っている時間ももったいないので、秘書さんが、

これは私だけの仕事ではないわ

と言った時に「ありがとう」と言ったら、引き下がってくれた。
やっぱりドイツ人だけあって、どこからどこまでが自分の仕事、それ以外はしない、またはエキストラ、っていうことを証明したかったのでしょう。

言い争えるだけの語学力が欲しい、と思った。