今回泊まったホテルはHotel BentleysのSingleroom Standard。ホテルを探すにあたり、いろいろなホテルのウェブサイトを見ていたら、
窓なし
の部屋が多くのホテルで存在することに気がついた(もちろん安い)。さすがに私は窓なしの部屋に泊まる気はなかったので、窓ありの部屋で、中央駅から近いホテルで安いところを選んだ。
泊まったホテルは確かに街中の歩行者天国の通りにあるけれど、
通りの端の端
で、思ったほど繁華街の中ではない(だから静かでよかった)。それでもロケーションはよく、中央駅にも地下鉄の駅にも近いし、王宮のある旧市街にも歩いて行ける距離だった。
部屋は
驚きの狭さ
だった。確かに、そのように案内には書かれていたので分かってはいたけれど、実際見たらびっくりした。テレビ、机、ベッドがあり、クローゼットはなかったけれど服をかける棚みたいなものはあった。さすがに長く泊まると狭さに慣れる。
ランプは枕元、天井、机の上、と3か所あり、よかったけれど、最初の日、天井のランプ3つのうち1つと、机の上のランプが切れていた。ちょっと暗いな、と思ったので、翌日、『ランプを交換してね』と置手紙を残して出かけたら、
ちゃんと交換されていた
素晴らしい。
ドイツでは、『交換してほしいタオルは床においてね。タオル掛けにかけてあるタオルは交換しませんよ』という表記がなくても、そういう傾向が強いけれど、泊まったホテルでは、
タオルはすべて交換
してくれる。私は『まぁ、これはまた使ってもいいか』と、タオル掛けにかけたままにしておいたタオルがあるけれど、交換されていた。
ドライヤーは部屋にはないけれど、言えば快く貸してもらえた。
レセプションは24時間人がいるみたいだけれど、20時位を過ぎたら入口のドアに鍵がかかる。私たちゲストはチェックインの時、
そのドアを開けるPINコード
を渡され、24時間、いつでも出入りできる。
朝食は
(ドイツと比べて)充実していた
パンはクロワッサン(これがまたおいしかった)を含め数種類、トマトやパプリカ、チーズ、ハムも複数あり、さらにレバーペースト、スウェーデン名物の魚の卵のペースト、茹で卵、シリアル、フルーツ、クッキーなどなど、盛りだくさん。私が気に入ったのは、
生のフルーツをカットして混ぜてあったもの
私はこれにナチュラルヨーグルトをかけて食べた。ドイツではこういうフルーツはたいてい『缶詰ですか?』というものだけれど、ここのホテルでは生のオレンジ、メロン、ぶどう、リンゴなどで、とてもよかった。
さらには、コーヒーマシーンの横にカップと並んで
紙コップ&プラスティックのふた
が置かれていた。これって、
紙コップに入れて持ち出しOK
ということよね…(実際持ち出している人がいた)なんて太っ腹なホテルなのでしょう。それとも、スウェーデンではこれが普通なのかしら。
ちなみに、宿泊料金は1泊799SEK(75ユーロ位?)。ロケーション、部屋の広さ、朝食を総合すると『物価が高い』と言われる北欧ではお買い得だったかな、と思う。
写真はストックホルムで見かけた電話ボックス。