私が通っていた大学の研究室で技術士をしている友人に会った。
その研究室では、2010年ごろまでは異なる職種の人が話すときはSieが使われていたが、2012年ごろから「職種に関係なく、みんな名前で呼び合い、duで話そう」となり、まずは秘書さんと教授がduで話うようになり、その後、秘書さんと学生・ポスドクもduで話すようになった。
その技術士の友人は、『duはもっとパーソナルスペースに入ってくるような感じがするから、秘書や教授とはSieでいい』と言っていたが、1年くらい前に秘書さんとはduの関係になり、今回、ついに
教授ともdu
の関係になったそう。
友人は、教授がその話を持ち出さないように細心の注意を払っていたけれど、海外出張中、仕事がうまくいった後にビアガーデンに行き、『乾杯!』と自ら言ってしまったら、教授に『duで話さないか?』と言われたらしい。
友人は驚きのあまり何も言えなかったら、教授が『いやいやいや、嫌なら別にSieで構わないんだけど、考えてくれないかな?』と言ったらしい。
自分の上司に「今後はduで話そう」と提案されて「困ります」とはさすがに言えなく、彼の返事は『慣れるまでに
数か月
かかるかもしれないけど…』だったらしい。数週間ではなく、数か月か…
私がドイツに来るときに買ったドイツ語の学習本に『短期のドイツ滞在ではduを使用する機会はほとんどない。duを使うかどうかは相手が使用したら使用する、相手のドイツ人が「duで話しましょう」と言ったら話すくらい(duを使うかどうかは全部ドイツ人にお任せ)』というようなことが書かれていた。
今回の友人の反応を見ても、Sieとduの使い分けに結構敏感なんだな、と思った。
その研究室では、2010年ごろまでは異なる職種の人が話すときはSieが使われていたが、2012年ごろから「職種に関係なく、みんな名前で呼び合い、duで話そう」となり、まずは秘書さんと教授がduで話うようになり、その後、秘書さんと学生・ポスドクもduで話すようになった。
その技術士の友人は、『duはもっとパーソナルスペースに入ってくるような感じがするから、秘書や教授とはSieでいい』と言っていたが、1年くらい前に秘書さんとはduの関係になり、今回、ついに
教授ともdu
の関係になったそう。
友人は、教授がその話を持ち出さないように細心の注意を払っていたけれど、海外出張中、仕事がうまくいった後にビアガーデンに行き、『乾杯!』と自ら言ってしまったら、教授に『duで話さないか?』と言われたらしい。
友人は驚きのあまり何も言えなかったら、教授が『いやいやいや、嫌なら別にSieで構わないんだけど、考えてくれないかな?』と言ったらしい。
自分の上司に「今後はduで話そう」と提案されて「困ります」とはさすがに言えなく、彼の返事は『慣れるまでに
数か月
かかるかもしれないけど…』だったらしい。数週間ではなく、数か月か…
私がドイツに来るときに買ったドイツ語の学習本に『短期のドイツ滞在ではduを使用する機会はほとんどない。duを使うかどうかは相手が使用したら使用する、相手のドイツ人が「duで話しましょう」と言ったら話すくらい(duを使うかどうかは全部ドイツ人にお任せ)』というようなことが書かれていた。
今回の友人の反応を見ても、Sieとduの使い分けに結構敏感なんだな、と思った。
私もスイス時代に経験した Sie と Du ですが、カナダでは上司も何もみんな First name のところが多いです。医者の待合室で待っていれば First name で呼ばれます。 Mrs. xx と呼ばれる機会は滅多にありません。初めて会った人でも自己紹介に First name を提供することが殆どです。高橋さんとか佐藤さんとか名字で呼ばれることを期待するのは非常に日本的な日本人くらいでしょうね。
北米はFirst nameで呼び合うことが多いとは聞いていましたが、まさかMrs.xxと呼ばれる機会がほとんどないほどとは。
私は大家さんにもFrau(Mrs.)xxと呼ばれています。ドイツでは、ご近所でもよほど親しくない限りはFirst nameでは呼ばないようです。