クアトロの父のワインセラーから、ボージョレ・ヌーヴォーわ取り出した。
ヌーヴォーとは云え2016年のもの。
五年も経ったヌーヴォーなど、もう飲めるものでは無いのだろうか。
しかし、ボージョレ・ヌーヴォーの中でも特別に評価の高いシャトー・ドゥ・ピゼイのもの。
先日に飲んだ長熟用のモルゴンも美味しかったので、ピゼイのヌーヴォー五年ものに挑戦。
その前に、この2016のボージョレ・ヌーヴォーを紹介したクアトロのブログを確認してみた。
ボージョレ・ヌーヴォーはそもそも、長熟に向かないワイン用ブドウ品種ガメイ種をどうしたら良いかと云う発想から生まれている。
タンニンが少なく長熟に向かないブドウ品種なのだが、その欠点を長所にしたのが、このボージョレ・ヌーヴォー解禁日と云うイベントだ。
しかし日本のボージョレ・ヌーヴォー人気もだいぶ衰えたようだ。
今年なども報道が少ない。
こういったピンチになるとそれを逆手に取って商売をするのがフランス流だ。
だれよりも早くにボージョレ・ヌーヴォーを飲もうと云った宣伝から、近頃は一年に一度飲むワインだからこそ美味しいものを飲もうと云った宣伝になっている。
そう、フレッシュでフルーティなのに、芯がしっかりしている、クアトロのボージョレ・ヌーヴォー“シャトー・ドゥ・ピゼイ”がおすすめ。
また、ボージョレ・ヌーヴォーは、タンニンが少ないために渋みがなく、魚料理にも合わせやすい。
今日は、子持ちカレイを仕入れたクアトロ。
子持ちカレイを切り身にして、お一人でも食べやすいナメタカレイのアクアパッツァがおすすめ。
ボージョレ・ヌーヴォーとこの子持ちナメタカレイのアクアパッツァを合わせるのがクアトロ流だ。
タンニンが少なく、白ワインのように魚料理などに合わせようと書いてあった。
しかし、五年経って飲んでみると、しっかりとしたピノ・ノワールのようなベリー系の味わいになっていた。
香りなどは弱く、味が落ちるのは早かったが、十分堪能出来ワイン。
ガメイ種の可能性をお祭り用のワインだけにするのはもったいないと思わせたまん防の夜だった。
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