この演奏会を聴いてからすでに3週間以上が経過してしまった。少々忙しく、全てが後回しになっていたが、この3連休で仕事もプライベートもなんとかキャッチアップできたかしらん?
便利な世の中である。ベルリンフィルのサイトにはきちんと演奏会がアーカイブされている。しかも日本語!ありがたい。演奏曲目は添付をご覧ください。
http://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/1641
最初のR.シュトラウス「ウィーン市の祝典曲」。ベルリンフィルともあろう者が、もしや苦労してはいないか?金管って、やっぱり演奏の始めは安定しない楽器なのだろうか。ただでさえ分かりにくい曲が、怪しい音程で余計に分かりにくくなっていて、最初は眉間にしわを寄せて集中してしまった。諦めれば良かった。
さて、ルネ・フレミング登場。まあ、もう50歳を超えていらっしゃるのに、お綺麗!牡丹色のドレスがお似合いだわ。さてさて、お声はいかがかしらんーん、ん、ん?これがオペラ歌手の声量?ちょっと、なんだか、良くわからないけれど、会場のせいかもしれないけれど、期待していたものと違う。私の席は前から4列目の本当の真ん中。ここで聴こえないなんて、後ろでどう聴こえているのか知らん?と心配になって後ろを振り向きたくなる。
ルネが下がって、トーマス・ハンプソン登場。彼の声を聴いて、そうよね、この会場でもこのくらいの声量には聴こえるわよね、と思う。と、その時、舞台裏から、女の人の泣き叫ぶ声が。一瞬、何事かとひるむ(私がひるんでも意味はないが)。演奏はそのまま続く。しばらくして、もう一度。一体、誰がこんな声量で叫ぶ事が出来るのか?とちょっと疑う。ハンプソンの声は安定していて、安心して聴ける。ちょっとお顔が大きめだけれど、整ったお顔だし、中年男性の魅力ね(老眼鏡についてはノーコメント)。
再びルネが現れる。舞台裏が見えたとき、やはり怪しい、とは思ったけれど、舞台に現れた彼女は再び微笑みをたたえていた。どうなる事かと思ったけれど、だんだん声も出て来て、拍手も増えて来た。私の隣のおばさまたち(ドイツ人)は、明らかにトーマス・ハンプソンの追っかけのようだった。トーマスにもルネにも暖かい拍手とブラボーの嵐。おばさま、強い。私も20年後にGustavoにこれができるかしらん?
後半最初はR.シュトラウスのアラベラからルネとトーマスのデュエット。二人とも大変な役者さんだわ。思わず目が二人に釘付け。見た目じゃなくて、声に集中しなくては!やっぱりルネは少し調子が良くないかもしれない。。。
会場のブラボーの嵐に答えて、再びこの歌を繰り返す。
二人は下がり、祝典前奏曲でコンサートを閉じる。これはベルリンフィルの本領発揮、最初の訳の分からない(失礼!)金管ファンファーレよりずっと良かった。
友人からドイツ人のトーマスをフォローされているおばさまをご紹介いただいたので、楽屋口に向かうも、それらしい方の姿が見受けられず、諦めて家路(?)につく。歌手の寿命ってどのくらいなのかしら、なんて思いながら。
便利な世の中である。ベルリンフィルのサイトにはきちんと演奏会がアーカイブされている。しかも日本語!ありがたい。演奏曲目は添付をご覧ください。
http://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/1641
最初のR.シュトラウス「ウィーン市の祝典曲」。ベルリンフィルともあろう者が、もしや苦労してはいないか?金管って、やっぱり演奏の始めは安定しない楽器なのだろうか。ただでさえ分かりにくい曲が、怪しい音程で余計に分かりにくくなっていて、最初は眉間にしわを寄せて集中してしまった。諦めれば良かった。
さて、ルネ・フレミング登場。まあ、もう50歳を超えていらっしゃるのに、お綺麗!牡丹色のドレスがお似合いだわ。さてさて、お声はいかがかしらんーん、ん、ん?これがオペラ歌手の声量?ちょっと、なんだか、良くわからないけれど、会場のせいかもしれないけれど、期待していたものと違う。私の席は前から4列目の本当の真ん中。ここで聴こえないなんて、後ろでどう聴こえているのか知らん?と心配になって後ろを振り向きたくなる。
ルネが下がって、トーマス・ハンプソン登場。彼の声を聴いて、そうよね、この会場でもこのくらいの声量には聴こえるわよね、と思う。と、その時、舞台裏から、女の人の泣き叫ぶ声が。一瞬、何事かとひるむ(私がひるんでも意味はないが)。演奏はそのまま続く。しばらくして、もう一度。一体、誰がこんな声量で叫ぶ事が出来るのか?とちょっと疑う。ハンプソンの声は安定していて、安心して聴ける。ちょっとお顔が大きめだけれど、整ったお顔だし、中年男性の魅力ね(老眼鏡についてはノーコメント)。
再びルネが現れる。舞台裏が見えたとき、やはり怪しい、とは思ったけれど、舞台に現れた彼女は再び微笑みをたたえていた。どうなる事かと思ったけれど、だんだん声も出て来て、拍手も増えて来た。私の隣のおばさまたち(ドイツ人)は、明らかにトーマス・ハンプソンの追っかけのようだった。トーマスにもルネにも暖かい拍手とブラボーの嵐。おばさま、強い。私も20年後にGustavoにこれができるかしらん?
後半最初はR.シュトラウスのアラベラからルネとトーマスのデュエット。二人とも大変な役者さんだわ。思わず目が二人に釘付け。見た目じゃなくて、声に集中しなくては!やっぱりルネは少し調子が良くないかもしれない。。。
会場のブラボーの嵐に答えて、再びこの歌を繰り返す。
二人は下がり、祝典前奏曲でコンサートを閉じる。これはベルリンフィルの本領発揮、最初の訳の分からない(失礼!)金管ファンファーレよりずっと良かった。
友人からドイツ人のトーマスをフォローされているおばさまをご紹介いただいたので、楽屋口に向かうも、それらしい方の姿が見受けられず、諦めて家路(?)につく。歌手の寿命ってどのくらいなのかしら、なんて思いながら。