昨日は燕尾服の正装だったけれど、
今日はウィーンフィルのグレーのパンツとネクタイ
(きっと、金曜日、土曜日、日曜日と決まりがあるのよね。。。)
今日は土間というのか正面にあたる席。
いつもサイドのボックス席狙いなので(一度反田さんの時に一番前に座ったけれど)、
どんなふうに聞こえるのか少し不安だった。
前から7列目くらい(表示は4列とあったけれどもう少し後ろ)で、
音響的には悪くない(音がたくさん降ってくる好みの席だった、というだけですが)。
演奏は、多少の瑕疵はあったものの、全体的によりこなれてきていたように思う。
ただ、あたくし自身の中に6月のベルリンフィルの演奏が強く残っていて、
聞こえてくる音は同じなのに(当たり前)
なんだか全く違ったものを見ている気がしてならない。
終演後、マケラさまにお目にかかる機会がありました。
とても紳士的で柔らかい方でびっくり(いや、想像通り、というか想像以上)。
スーパー優しい。人の話を最後までしっかり聞く、まさに傾聴。
結局Gustavoにしても、若くしてこういったポジションに就ける人というのは、
基本人たらしというか人間がめちゃくちゃできているのだ。
あたくしあと人生何回やったらあんな徳を積んだ人間になれるのであろうか。
いや、永遠に無理。