ネットも理解速度を考えて殆ど日本語しか読まないので、日本語に飢えている、というのは可笑しい気もするが、今回の帰国では4冊の本を購入し、既に読了してしまった。
まずは伊坂幸太郎の『モダンタイムス』。東京駅で立ち読みして、購入。なかなか面白く読んだ。
そこで、同著者で評判が高い『ゴールデンスランバー』。そんなに深い友情が重なり合うなんて、ありえないよ、と思う。でも、人はそれを求めているから、この本を読んでHappyなのだろう。
ベルンハルト・シュリンクの『帰郷者』。冒頭のスイス鉄道の記述が懐かしくて、立ち読みで購入決定。また、中にコンスタンツのインゼルホテルが出てくるあたりも、懐かしさを感じてしまった。それにしても、ドイツ人(ドイツ語を話す人)って、どうしてこう硬いんだろう?フランス人のほうが、柔らかい-でも決定的に人生を絶望しているのは後者だと思う。
先にも触れた、行動経済学に関する本。マッテオ・モッテルリーニ『経済は感情で動く』。納得できる、あるいは、分かっているんだけれどね~(=できないんだな)、という記述があちらこちらに。
このくらい、さっくり英語の本も読めるようになりたいものだけれど。きっと、また帰国したら日本語の小説を買ってしまうのだろうな。