2009年2月26日。バービカン。
Bernstein: Overture Candide
Bernstein arr Harmon: Candide Suite
Shostakovich: Violin Concerto No.1
Brahms: Symphony No.4
Kristjan Jarvi: Conductor
Midori (五嶋みどり): Violin
London Symphony Orchestra
みどりさんのヴァイオリン、曲目も好きなものばかり、ということで、ベルギー出張から帰ったその足でバービカンへ。
キャンディード序曲-イギリス人にこの曲の演奏は無理なのか?木管が、全然スウィングしなくて、思わず頭を抱えてしまった。
みどりさんのヴァイオリンは相変わらずすごい。演歌奏法から、この安定した音。楽器はガルネリ。実はストラドよりガルネリのほうが煌びやかで好きかもしれない、派手好きな私。
休憩時間に気さくにサインや写真に応じてくださるみどりさん。今回はベルギーチョコレートのお土産を持っていったところ、みどりさんから手を差し出してくださった。
なんだか、妹のように思える。席に戻ってから、みどりさんには幸せになってもらいたい、と意味不明な気持ちが湧いてきた。
さて、最後のブラームス。こちらへ来て最初の演奏会で弾いた曲。今日のWeakest linkはトランペットのおじさん。プロなんだから!
それから、楽章の間のとりかた、譜めくりの仕方も、音楽の一部のような気がする。もう少し考えられないものだろうか。
Dudamelショック(?)の只中にいる私。どうしても指揮者を比較してしまう。指揮者は音楽とともにダンサーの素養が必要なのか。客席から見ていると、今日の指揮者もDudamel同様、ゆれたり、踊ったりするのだけれど、なぜかいまひとつ垢抜けない気がする。最初のキャンディードはこの反映なのか?