#検察庁法改正に抗議します に乗っかって前回の記事(検事総長68歳まで延長)を書きました。
夜になったらこの点についてニュース出るかな、と思っていたのですが、、
全く出てこない!
出てこないどころか、「検事総長68歳まで」という内容すら全くない。
どういうこと?昼間のニュースでは毎日新聞が「野党、検事総長68歳まで延長の部分の削除を提案」とはっきり書いていたのに。。
これが夜になると、何故か各紙とも
「野党、検察官の定年延長部分の削除を要求」
とか
「野党、徹底抗戦の構え」
とか
野党の要求をかなりぼかした形で書かれています。
野党は基本的に「公務員の定年延長」は賛成、「検察官の65歳まで定年延長」も飲んでいます。
検事総長の68歳まで延長部分「のみ」削除を要求、のはずなのに、まるで「検察官の定年延長全部を否定」しているかのような見出しになっているのはなぜ??
もしかしたら私が見た「検事総長は68歳まで」が、ある種のフェイクニュースだったのか?と思いましたが、ネットニュースとしては定評のあるYahooニュースでこんな記事がありました。
ヤフーニュースが全くのフェイクニュースを取り上げるとも思えないし、、
このままではこの法案は数の力だけで明日委員会通過してしまいます。
論点すら明確に示されていない国会(委員会)審議ってなんなんでしょう?
私は今の野党をそんなに評価していませんが、今回の野党提案(検事総長の68歳まで定年延長部分のみ削除)はとても理に適ったものだと感じます(検察官の65歳定年延長を飲んで、全否定ではなく折り合いを付けた判断をしたと思います)。
対して安倍総理の答弁はニュースを見る限り「検事総長68歳まで」については何も答えず、「検察官も国家公務員と同じく65歳まで定年延長する事は必要だ」と、何故か既に野党が飲んでいる内容を主張しています。
そもそも「国家公務員の定年延長」だけで出せばスムーズに通る法案に、余計な内容(検事総長68歳まで)を混ぜて束ね法案にして混乱させているのは内閣です。コロナが収束に向かうかのこの大事な時に。
なぜ与党はここまで譲歩している野党の提案を飲めないのか?
なぜマスコミは「検事総長68歳まで」を正確に伝えないのか?
どう考えても野党の方がまともな事を言ってまともな提案をしているのに、それをマスコミも、ましてや反対派の評論家すら話題として取り上げないのはどうして?
何か今までにない異常さを感じるのは私だけでしょうか。
※今まで「コメント許可しない」にしていた事に気付いてませんでした。皆さんの意見を聞かせて頂きたいのでコメント可と変更しますので、ぜひご意見ください。
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