綺麗ごとでは語れない！深刻な介護にスポットをあてた映画「アリスのままで」

介護ってかなり大変だと思います。言葉では言い表せられない苦労や悩みが多く決して1人で抱えてはいけない問題だと思います。今回ご紹介する映画はまだ50代の働き盛りの母が「若年性のアルツハイマー認知症」になってしまった事での家族が病気と闘っていく様を描いたお話です♪

　

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴

50歳で若年性アルツハイマー病を発症し次第に記憶を失っていきながらも懸命に生きる女性教授を、主に発症した本人の目線から描いたドラマ。

＊上映時間：：：：　101分

＊日本公開日　・・・2015年6月27日

＊監督　　　　・・・リチャード・グラッツァー＆ウォッシュ・ウェストモアランド

キャスト

・アリス・ハウランド ・・・ ジュリアン・ムーア

コロンビア大学言語学科教授。3人の子供と夫がいるが、長女は結婚し、次女はロスで女優を目指している。長男は大学生、現在は夫と２人暮らし。

・ジョン・ハウランド ・・・ アレック・ボールドウィン

アリスの夫で医師。

・リディア・ハウランド ・・・ クリステン・スチュワート

アリスの次女。女優志望。長女とは仲が悪く頻繁に喧嘩している。

・アナ・ハウランド＝ジョーンズ ・・・ ケイト・ボスワース

アリスの長女。夫のチャーリーとの間に双子の子供を妊娠中。

・トム・ハウランド ・・・ ハンター・パリッシュ

アリスの長男。医大生。

・チャーリー・ジョーンズ ・・・シェーン・マクレー

アナの夫。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴

＊こちらで期間限定配信中＊

※本作品の配信情報は2018年9月5日時点のものです。

配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については公式ホームページをご確認ください。

※今な ら「2週間無料」視聴実施中♪♪

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴

＜あらすじ＞

ニューヨークのコロンビア大学で教鞭をふるう50歳の言語学者アリス(ジュリアン・ムーア)は、キャリアを積み学生たちから慕われる一方、家族にも恵まれ、まさに円熟期を迎えていた。しかし物忘れが顕著に現れるようになったため受診したところ、若年性アルツハイマー病だと診断される。日々記憶が失われる中、アリスは懸命に自分の運命と戦っていく。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴

　涙無くしては語れないお話です。

　教鞭に立ち日々仕事に満喫していた日に突然襲われた「記憶障害」。病院で検査してもらうと「若年性アルツハイマー」と診断される。現実を受け止められないアリスは家族にも打ち明けることが出来ず悩んでいたが、いつも行く場所で迷子になったり言語専門教授なのに言葉を忘れたりと明らかに自分でもおかしいと感じる事が増え、夫に相談し一緒に病院へいくと更に衝撃的な結果がｗｗアリスの病気は遺伝もので３人の子供たちもなる可能性が非常に高い！と言われること!!結婚し幸せそうな長女・夢の女優を目指し日々努力している次女！そして父に憧れ医者になることを夢見て医大に通う長男たちの人生を狂わせてしまったらｗｗと更に苦しむアリスは子供たちにも現状を話しそれぞれ検査を受けることを提案して受け入れてもらうのです。

　若いこともあり病気の進行も早く本人よりも家族の動揺の方が大きく、今まで家事や育児・仕事までてきぱきこなす妻が目の前でトイレに間に合わずもらしてしまったり、愛する子供たちを忘れてしまったりｗと現実を受け入れたくても受け入れられない家族。動揺しながらも家族は連携をとり一緒に前に進もう！と努力していく姿は涙ｗ

　このような事は現実にも起こりうる内容です。頭ではわかっていても自分が家族側の状態になると強い心でいられるか不安です。この映画でもそうですが、1人では守りきれないと言う事!!夫は医師ですが～もちろん仕事もあります。一日中妻を見ているわけにはいきません、子供たちに早めに病気の事を話した事で子供たちのサポートを受けながらも夫婦は前に進んでいくのです。「迷惑かける・・・」この思いは捨てた方が気持ちが楽になるかもしれませんね!!

　

　また、この映画を手がけたリチャード・クラッツァー監督はALS（筋委縮性側索硬化症）を悪化させており、周りのサポートを受けこの映画を完成させたと言う事です。

ALSも介護が必要な病気です。きっとこの監督も自身が受けた介護のありがたみを映画を通じて伝えたかったかもしれませんね♪♪