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大人たちに聞いてほしい!育てられないなら産むな‼映画「存在のない子供たち」

2022-02-05 14:46:02 | 映画
本日ご紹介の映画は、非常に重い気持ちにさせられる映画です。
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中東の貧困や移民などの社会問題を基に、両親を相手に12歳で裁判を起こした少年の姿を描く人間ドラマ。
※本作品は「PG12」指定作品です。保護者の配慮が必要です。 
*上映時間  ::: 126 分
*日本公開日 ・・・ 2019年7月20日 
*監督    ・・・  ナディーン・ラバキー
キャスト 
・ゼイン・アル・ハッジ・・・ ゼイン・アル・ラフィーア
レバノンの貧民街で暮らす少年。恐らく12歳になると思うのだが、出生証明書もなく身分証明書もないために自身だけではなく両親すらもいつ生まれたのか覚えていない。そのため学校にも通えず毎日路上でジュースなどを販売し家計を支えている。
・ラヒル・シファラ(ティゲスト・アイロ)・・・ ヨルダノス・シフェラウ 
ゼインが出会ったエチオピア移民の女性。強制送還を恐れ身分を偽り遊園地の掃除婦として働いている。
・ヨナス・・・ボルワティフ・トレジャー・バンコレ 
ラヒルの幼い息子。
・スアド・アル・ハッジ・・・カウサル・アル・ハッダード 
ゼインの母。
・セリム・アル・ハッジ・・・ ファーディー・カーメル・ユーセフ 
ゼインの父。シリアから移民したために仕事がもらえず家で酒を飲んで過ごしている。
・サハル・アル・ハッジ・・・ シドラ・イザーム 
ゼインの妹。生理が来たことで、金の為に11歳で結婚させられる。
・アサード・・・ ヌール・アル・フセイニ 
幼いサハルを妻に迎えた食料品店の店主。
・アスプロ・・・アラーア・シュシュニーヤ 
身分証の偽造屋。
・ナディーヌ・アル・アラム・・・ ナディーン・ラバキー 
ゼインの弁護士。
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<あらすじ>
 12歳のゼインは、自分を産んだ罪として、両親を訴える裁判を起こす。ゼインは両親が出生届を出さなかったため、自分の誕生日を知らず、法的には社会に存在すらしていなかった。朝から晩まで両親に労働を強いられ、妹が11歳で強制結婚させられたゼインは、反発して家を飛び出す。 
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 これはすべての人々に見てほしい物語。実話ではありませんが、レバノン女優のナディーン・ラバキー監督が中東における難民の子供たちの現状をリアルに描いた映画です。
 よりリアルに演出するために演者全員が俳優や女優さんではなく難民や移民たちが演じております。主人公演じるゼインもシリア移民で同じような境遇で学校にも通えない生活を送っていたようです。

 この映画の登場人物(大人)全てが救いようのない人物ばかり!
・ゼインの両親 → 自身たちが働けない生活に苦悩した事で子供達を犠牲にすることに悪の気持ちすらも感じなくなっていく。バカバカしい言い訳と子作りだけは誰にも負けない。

・アサード → ゼインたちの暮らす町で雑貨屋を営む店主。同じ移民なのか学が無く(法律も知らないと思う)生理がくれば結婚できると思い込んでいた。(これはゼインの両親も一緒)

・ラヒル → 家政婦として働いていた時に出会った同僚との子供を身もごり、それがきっかけで家を追い出され幼い息子の面倒を見ながらエチオピアへの強制送還を恐れ身分を偽りながら生活しているが、結局幼い息子を残して捕まってしまう。(ゼインがいなかったら恐らくヨナスは死んでいたかもしれない)


 しかし、これが現実にある!というから衝撃である。タイトルに入れた「大人たちに聞いてほしい!育てられないなら産むな‼」これは主人公ゼインが自分の両親やラヒルたちに訴えた言葉です。こんな言葉を絶対に子供に言わせてはいけない!
理不尽な世の中で必死に生きる子供たちを見て胸が苦しくなった。

 日本でも虐待や育児放棄で他界してしまう子供が年々増加しています。せっかく宿った命!大人たちの身勝手な行動で子供に負担をかけるのだけはやめてほしい!
 将来に胸膨らませ毎日楽しい日々を過ごす子供たちが増えていく事を願い!この映画はすべての大人たちに見てほしい‼そんな映画です。

 ※参考までにゼインはその後、一家でノルウェーに移民として受け入れられ学校にも通い家族で幸せな生活を送っているようですよ♪
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