運命に導かれるように・・・映画「2ハート」

本日ご紹介の映画は、なんとも言えない気持ちになったアメリカで起きた実話に基づく物語です。

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Netflix限定！見知らぬ2人の運命が思いもよらない形で交錯してゆく、実話に基づいたラブストーリー。 

※本作品は「R15+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。

＊上映時間　　：：：　101分 

＊監督　　　　・・・　  ランス・フール

        

 キャスト

・クリストファー・グレゴリー（クリス）・・・ジェイコブ・エロディ

遊びに恋愛に忙しく、毎日明るく楽観的に生きている大学生。

・サマンサ（サム）・・・ティエラ・スコビー

クリスが一目惚れした女子大生。

・ホルヘ・ボリバル・・・アダン・カント

キューバ貴族出身で生まれつき肺が弱く死と隣り合わせで生きている裕福なビジネスマン。

・レスリー・ボリバル・・・ラダ・ミッチェル

ホルヘが一目惚れし猛アプローチの末、結婚したキャビンアテンダント。

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＜あらすじ＞

別々の場所で別々の人生を送り、互いに運命の相手と恋に落ちた大学生と裕福なビジネスマン。見知らぬ２人の運命が思いもよらない形で交差していく、、、

※Netflix公式HPより引用

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　人生って何が大切なんだろうか・・・と改めて考えさせられた映画です。

※以下ネタバレ含む内容を記載します。すべての人たちに見てほしい映画なので、これから鑑賞予定の方はどうぞご注意ください！

これはネタバレ抜きでは語れないストーリーです。

初めは、あらすじをよく読まなかったので２組の夫婦が同じ人生を歩むお話なのかと思ってました・・・が違いましたね。

　成績の悪さで父親に嫌味ばかり言われても毎日明るく楽しい日々を過ごしていた大学生クリスは、同じ大学に通うサムと出会い一目惚れをし猛アプローチの末交際し毎日楽しい日々を過ごしていましたが、ある日突然倒れ、そのまま病院へ、脳内出血による脳死状態になってしまったクリス、元々死んだら元気な臓器を提供したい！という気持ちでドナー登録をしてあったクリスだったが、家族は猛反対！恋人サムがクリスの気持ちを代弁し家族を説得するのですが、クリスの肺は元々肺の病気に侵されていて20歳まで生きれば奇跡だ！と言われていた中年のキューバ貴族男性に・・・彼も同じく運命の女性に出会い結婚したのですが、病のせいで子供が出来ず、病も悪化していつ死んでもおかしくない状態だったところにクリスの肺が提供され移植手術に成功するのです。

　ここでは多くの事を教えられました。

①愛する人には「愛している」と言ってほしい！

クリスの父親がクリスの死後、彼の仲間のたちの前で発言した言葉です。

彼はクリスの顔を見れば「やれ成績が・・」だの彼の頑張りを褒めることも一切せずクリスにキツイ言葉を浴びせたことを後悔していたのです。息子に幸せな人生を歩んでもらいたいゆえの愛の鞭だったはずが、人生を楽しむ前に一生会えない存在になってしまうなんで考えもしなかったのでしょうね。

②若くてドナーを待っている人たちがたくさんいるはずだ！

ホルヘの手術が確定してからのホルヘの発言です。

当初20歳まで生きれるかどうか。。。と言われた彼が運命の女性と結婚し人生を楽しむまで生きたことに感謝し自分よりもこれから長い人生を待っている人たちに臓器を渡してほしい！という彼の気持ちが心に響きました。

③どうせ死んだら臓器もいらないだろ！

クリスがドナー提供を考えていることをサムに相談した際のセリフです。

確かにその通り‼死んでしまったら臓器にこだわる必要がないのですから、これから生きていく人たちへの役に立つのならこんなに素晴らしいことはないですよね♪

④クリスは私が守る！

ホルヘがクリスの両親とサムと対面した際にクリスの両親に伝えた第一声でした。私の中であなたの息子クリスはまだ生きているんだよ！そして私はクリスを生涯かけて大切に守っていくよ！と息子を失った悲しみの中で一握りの希望の光を与えたホルヘの発言はクリスの両親と彼の恋人サムを笑顔にさせた最高のシーンでした。

　本当に素晴らしいお話です。臓器ドナーって本当に大切だな！と痛感しました。そして、この映画で何よりも心揺さぶられたのが、クリスの父親の気持ちです。人間だから感情の変化が日々あることも当たり前ですが、、、でも心から大切な人たちに日々感謝し尊敬できるような毎日を心がけよう！と強く痛感した映画でした。

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※好きなことを形に・・・