引用している「研究論文における効果量の報告のために」において
> 2×2 の分割表(クロス表)の場合には,相関係数の一種であるφ(ファイ)係数を用い,それ以外の場合は,Cramer's V を利用する。
不完全な記述だなあ。
2×2分割表の場合には「相関係数の一種」ではなく,ピアソンの積率相関係数そのもの(ただし,定義の上ではピアソンの積率相関係数の絶対値。方向性を自分で付ければ,相関係数そのもの)
φ係数は2×2分割表以外の場合にも定義できる。ただ,2×2分割表以外の場合には1以上の値を取るので,相関係数の場合と同じように0~1の範囲になるように制限した(正規化した)ものがクラメールのV
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