湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ルーセル:セレナーデ

2007年10月12日 | フランス
○クリュネル(fl)P.ジャメ(hrp)バス(vn)ブランパイン(va)クラバンスキー(vc)(timpani/gramophone)1946/5/24・CD

やや生硬でテンポが前に向かない。鈍感とすら感じられるところもある。何よりSP録音復刻の状態が悪い。でも音に一種典雅さが感じられ、このルーセルの傑作をそれなりにやりきった、とは言える演奏になっている。そう、「やりきった」のであり、手中におさめたうえで何かプラスしようというところまではいっていない。若いアンサンブル、という感じがした。○にはしておく。それにしてもP.ジャメの音はほんとに柔らかく押しが弱い。オリエンタリズム、バーバリズムの表現としては少し普通すぎるかもしれない。

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