喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



世間ではいちご狩りというと、5月はもう終わりの時期だが家庭菜園ではビニルハウス栽培でもしていない限り、これからシーズンを迎えるのが多いはず。うちでもビニルハウス栽培したものに加え、露地栽培していた苗が食べごろになってきたということで、去年よりスケールアップしたいちご狩りを実施。



今年はプランター6つに加え、植木鉢サイズ4つの計30苗くらい育てているので普通にいちご狩りが楽しめました。2人とも10個以上採ってご機嫌でした。味も甘くて香も強くいいイチゴになってよかった。


でも今年も課題・失敗がたくさんありました。

①外注対策
 去年鳥に食べられて悲しい思いをして、反省を活かしネットをかけましたが、敵は鳥だけではありませんでした。蟻が大量に熟した実に集っていてイチゴに穴を空けられました。原因はイチゴの甘さもあると思うが、アブラムシが引き寄せたのかなぁという心当たりもあります。殺虫剤を実にかけるわけにはいかないので、プランタの枠やネットにスプレーして、寄ってこないように工夫したが、どこまで効果があるかまだ完全にわかっていません。(実際次の日またアリが発生していた)

②受粉
 今年は綿棒から耳かきの反対のボンボンの部分を使って、より受粉させやすくしましたが、そもそも花粉が出ていない花を人工授粉しても受粉するはずがありません。去年の子株から育てた苗は、花は大きいが、おしべが十分に発達していないものが特に初期は多く、不格好なイチゴが増えてしまいました。きちんと受粉させれば大きい実になったろうに、、、くやしい!これは気温のせいだろうか。おしべの未発達については原因を究明する必要があります。

③葉っぱに栄養を取られすぎ
 栄養のバランスが良くなかったのだと思いますが、葉の成長が半端なかったです。それでいて花の付きはいまいち。芋なんかではつるぼけって言いますね。リン酸が多い肥料を選んだつもりだけど、窒素過多な感が否めません。栄養が少しでも花の方に回ればもっとたくさんの花が付いたんだろうが。。



という感じでまだまだ発見がたくさんありました。1株に6~7個つけるとして30株あれば200個くらいの収穫が見込めるはずが、受粉不足で実質半分の100個程度ですかね(そのうち1/3くらいはアリに食われるという…)。それでも去年よりは確実に多く、おいしいイチゴができたので来年はこの辺も気を付けて栽培したいと思います。プランターもさらに追加してみるか。

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