韓国ドラマ「赤い靴」あらすじと感想、最終回。後半51話~100話
前半はこちらをチェック→韓国ドラマ「赤い靴」前半、1話~50話、あらすじと感想。
自分の夢のために、夫と子供たちを捨てた母親とその母親に復讐を仕掛ける娘の壮絶な愛憎劇ストーリーが展開されていきます。
後半から、ヒロインのジェンマを巡り兄弟で三角関係に発展しますが、兄の人間関係を重視する大人の対応も俳優パク・ユンジェさんらしく、弟ヒョンソクの暴走もヤンチャな弟らしい特徴が感じられますが、兄弟二人の誰にも負けない深い愛が切なすぎるほど痛々しいです・・・
とにかく、行動的な弟役のシン・ジョンユンさんから目が離せません。
ただ、復讐劇が中心に描かれているので胸キュン的なラブラインは少なかったように思います。
後半過ぎ、悪事を働く会長の先妻の子供が登場し、ジェンマの復讐に加わる仲間が増え、次の新たなスタートがはじまり、面白さが増してくるのと同時に終盤ヒロインのアッと驚くような出生の秘密が明らかになり、ドキドキ感も更に増してきます。
絶対にありえない展開をみせるマクチャンドラマで、名女優チェ・ミョンギルさんの母と娘だからこそ引き起こす情愛や憎しみなど驚くような展開が続きますが、その壮絶な愛憎劇の中にも終盤は許し合える母娘になってほしいと願う趣の深いドラマになっていました。
あらすじ(ネタバレあり)後半、51話~100話(最終回)
51話
探偵事務所から電話を受けたジェンマは22年前に事故を起こしたクォン社長の車がある建物へ向かいます。
そして、鑑識の結果、父親のシャツと車についた血液が一致します。
これで父親をひき逃げした犯人がクォン社長だったと分かります。
家に帰ったジェンマは胸が張り裂けそうなほどの苦しみを感じながら号泣するのです。
そして、母のヒギョンに「ジノに会いたい弟のジノに会いたい」と泣きながら電話するジェンマです。
52話
クォン社長が車がある建物に入っていく写真が送られてきます。
クォン社長は妻のヒギョンに君の仕業か?と問い詰めますが、「昔から犯人だと知っているのに
こんな面倒なことはしないわ」と言って、他の誰かも知っているようねと・・・
ジェンマは時効が過ぎているけど、あいつらに罰を与えるにはどうすれば?それと間違いなくテギルおじさんも事故に関係があると思い、テギルの携帯でクォン社長に電話します・・・
ジェンマはテギルに「おじさんは全て知っていた、パパを殺したのはクォン社長だと、必死に犯人を捜す私の横で黙っていたのね、なぜ?」と大きな声を張り上げます。
そして、パパが死んだのに他言しない代わりにお金をもらうなんて、そんなの人間のすることじゃないと・・・
するとそばにいた母のオクキョンは私が悪いのあの時はゴヌクの手術費が必要だったのと泣きながら明かします。
ジェンマは「私とジノを育てたのも罪悪感を拭うためだったのね、罰が当たらないように」と言いクォン社長よりもあなたたちの方がもっとひどい全員共犯だわと叫んで家を出ていきます。
53話
チェ社長はヘビンに東大門の韓服のお店を紹介しますが別のお店ではダメですか?というヘビンに着飾るより内面を磨かないとダメだと言い、結納はすべて省いて生活もチェ社長宅から始めるように言います。
家族は一緒に暮らしながらお互いの絆を深めるものよと更にヘビンには厳しい言葉です。
また、チェ社長の祖母の家で暮らすことになったジェンマは祖母からギソクとの結婚を許してもらいました。
また一方で、ジェンマはオクキョンの友人ソニから、あのひき逃げ事故の時クォン社長の車に母のヒギョンも一緒に乗っていたことを知り、また母から裏切られたジェンマはただただ茫然とします。
54話
「クォン社長、血の付いた車は無事ですか?」というメールが何度も届き、クォン社長は発信者を突きとめようとしています。
ところが、写真の事やメールのことを知っている妻のヒギョンが怪しいと思いはじめます。
また、社内ではヘビンの兄でジュヒョンというクォン社長の前妻の息子が帰国すると噂になり、彼はクォン社長と血のつながりはありませんが、ヘビンとの後継者争いがはじまりそうだと話題になっています。
また、ジェンマは警察のオ刑事に犯人はローラグループのクォン社長ですと伝え、状況証拠や証言などが入っている封筒を渡します。
ところが、報告はしましたが、先手を打たれ、これ以上捜査が出来なくなったと電話があります。
55話
チェ社長の家でヘビン家族との食事会があります。
ジェンマが作った料理をクォン社長が美味しいと言ってくれますが、そのクォン社長をホークで刺そうとしたジェンマをギソクが皆に分からないように止めます。
二人で2階の部屋に行き、ジェンマははじめてギソクに父を殺したのがクォン社長だと話し、証拠もあるし隠してた車も発見して車から血痕を採取して父のシャツの血液と一致したと、そして、その車には母も乗っていた・・・
時効が過ぎたけど再捜査を警察に頼んだけど捜査に圧力をかけていると全てを話します。
そして、私は理解も助けもいらないから、この話に口を出さないでと強く伝えます。
56話
クォン社長の妹スヨンの誕生日を家族の者は誰一人覚えていませんでした。
ところが、ジェンマだけがスヨンの誕生日を祝って、お花とケーキを届け、二人はお酒を飲みに行きます。
酔いつぶれたスヨンを家まで送っていきますが、母のヒギョンは早く私の家から出て行ってとジェンマを追い払います。
ジェンマはスヨンさんから面白い話を聞いたと言って、亡くなったお姑さんが最後に残した言葉「嫁がご飯に毒を盛り私を殺した」と・・・日記にも書いてあるそうですよと伝えます。
57話
夜中にクォン社長の家に強盗が入り警察が捜査にやってきます。
犯人逮捕に全力を尽くしますという警察ですが、これはどうみてもプロの犯行で金品が狙いではないので、十分に気を付けるようにと言います。
クォン社長は私を殺そうと?それとも妻のヒギョンが狙いなのか? 一体誰が?
母のヒギョンは人を雇ったジェンマの仕業だと見抜いています。
そのヒギョンは姑の日記が気になって仕方ありません。
一日遅れでスヨンの誕生日プレゼントを持って部屋に行き、日記を見せるように迫るのです。
また一方で、地下の駐車場でクォン社長が襲われますが、ボディーガードに助けられます。
そしてすぐに、監視カメラを確認して警察に連絡をするのです。
結局、2回も失敗したことでジェンマは「プロでしょう?一体何をやってるのよ」と怒りをぶつけます。
ジェンマは父親の写真を見ながら、何があってもパパの恨みを晴らすから・・・ とつぶやきますが、逆に「やめなさい、ジェンマ、許すんだ、忘れなさい・・・」と復讐を止める父の声が聞こえてきます・・・
58話
私は悪い人間になった、殺人をもくろむ悪魔になった、純粋なギソクさんとはつきあえないと心の中でそう感じています。
ジェンマは「私たち別れましょう、ごめんね」とギソクに電話をします。
そして、二人で写した写真を消して、指輪も返します。
また、ジェンマとヒョンソクが海外バイヤーの要望で釜山に出張に行くことになります。
ジェンマは「思い知るがいい、ミン・ヒギョン、あなたにとって一番大切なヘビンを悲惨なくらい壊してやる」とつぶやき、二人で飲んでいる時ヒョンソクのビールに睡眠薬を入れ、誘惑します。
59話
ジェンマはヒョンソクと一緒に部屋にいる動画をヘビンに送ります。
悪いけど結婚は諦めて、あなたではなく私が結婚すると悪意を持って伝えます。
翌朝、部屋に入ってきたヘビンは二人をみて狂ったようにジェンマに殴りかかろうとしますが、ヒョンソクはジェンマさんは悪くない俺と話そうと言ってヘビンを止めます。
最後までジェンマをかばうヒョンソクに泣き崩れるヘビン・・・
家に帰ったヘビンは部屋中のものを投げつけて「胸がとても苦しいの、締め付けられて死にそう」と母のヒギョンに泣きつくのです。
母のヒギョンはジェンマの家に向かいます・・・
60話
ジェンマはヒョンソクに「誤解しないで、私は酔った勢いじゃなかった、だから謝らないで」と誘惑するような言葉を言います。
また、ヘビンは「許してあげる」と言います、ヒョンソクは「今は時間がほしい、混乱している、とりあえず結婚を延期してほしい」と頼みます。
そして、ヒョンソクは退職届をヒギョンに渡します。
ヘビンはギソクを訪ね、すべてを話しますが、ギソクは二人を信じていると言い、何か理由があったはずだ、心配するようなことは何もないはずだと言います。
ところが、ヒョンソクの口から「ジェンマさんも俺のことが好きだ、ヘビンとは結婚しない、ジェンマさんと俺を認めてくれ」と衝撃的な言葉を聞かされます。
61話
祖母のチェ社長もなぜ結婚しないと言うのか?ヒョンソクがまた私を苦しめると言ってひどく怒っていますが、それよりもあんなに穏やかだったギソクの怒りも祖母以上のものがあります。
ところが、ジェンマは最初からギソクよりも弟ヒョンソクが好きだったとギソクに面と向かって打ち明けるのですが、復讐が何なんだ、自分の人生を壊してまでするべきことか?何が残るんだ?と問い詰めます。
更にヒョンソクはクォン社長を訪ね、ヘビンを愛してないので結婚を破談にしますとハッキリ伝えますが、憤慨するクォン社長はチェ社長に守られた役立たずめと言って殴りつけます。
また、ヘビンはジェンマを会社の非常階段に呼び出し、「お姉さんでしょう、知っていたわ」と言いますが、「私に妹はいない、二度と呼ばないで、あなたは妹じゃない、殺人犯の娘よ、かの有名なクォン会長、あなたの父親は人を殺したの、私の父を殺したの、車にはあなたの母ミン・ヒギョンも乗っていたの、不倫中の男女が私の父をひき逃げしたのよ」と怖い顔で怒鳴ります。
それを聞いたヘビンは動揺し、階段から転げ落ちてしまいます。
62話
母のヒギョンは娘のヘビンが全て知ってしまったことに「違うの、私はいなかった」と嘘を言いますが、ジェンマの家でママの写真を見たし、だからジェンマが復讐をしてるんでしょうとヘビンは母に聞き返します。
母のヒギョンはジェンマの家に乗り込んでいきますが、ジェンマが弟のジノの部屋を見せて、医者になって母に会いに行くと言って一生懸命勉強して毎晩母親を思いながら人知れず泣いた部屋だと泣きながら教えます。
母のヒギョンはふとママ、ママと呼ぶジノの幼いころの声が聞こえてきます。
家に帰ったヒギョンは夫のクォン会長と過去の二人の関係について口論になりますが、娘のヘビンがあなたの過去を知ったと教えます。そして、これが俺に対する復讐なのか?と大きな衝撃を受けます。
また、やつれた顔をしてヘビンが祖母のチェ社長を訪ねてきます。
助けてください、どうかヒョンソクを説得してください、ジェンマが誘惑したと言いますが、ヒョンソクは俺がジェンマを愛しているんだ、何と言われてもヘビンとは結婚しないと祖母に堅い胸の内を話します。
63話
ジェンマの友人ユギョンは破談にするためにギソクの弟ヒョンソクを誘惑し、ギソクを裏切って捨てるなんてひどすぎると言い、裏切られた気持ちになるのです。
また、祖母のチェ社長も命よりも大切な孫二人をもてあそんだとひどく腹を立てます。
また、クォン会長はヒョンソクからギソクの前妻を雇い詐欺を働いたことや、プールでジェンマを殺そうとしたことなどを聞き、ヒギョンとヘビンを外国へ行かせようとしますが、ヘビンは父の事件のせいで結婚できなかったと逆に怒り憎んでいます。
ヒギョンはすべて会社のためと言い、チェ社長と親戚になれば資金の心配がなくなると思ってやったことだと言い張ります。
クォン会長は、なぜ?ジェンマをそれほど恐れるんだ?その理由を言えと聞き返します。
そんな時、解雇されたジェンマは会社の社内掲示板にヒギョンとヘビンの今までの不正を書き綴るのです。
64話
ギソクは弟のヒョンソクを復讐に利用していることをやめるんだと言い、ミン社長との関係やひき逃げ事件もすべて公表するように言いますが、ジェンマは復讐が出来て幸せだと言い張ります。
もうここまで来てしまったジェンマは引き返すことも出来ずにだた涙が溢れてきて、母オクキョンのお店の前で泣き崩れています・・・
そして、次にクォン会長にテギルにもらった誓約書を受け取った時の会話の録音テープを送るジェンマです。
その夜、テギルはクォン会長が雇った者に捕まります。久しぶりだなぁ・・・と・・・
録音テープを聞いたよ、当時の私の声は若くてカッコ良くて、嬉しかった、だが録音したのが間違いだと言って、暴力を振るい、ジナの居場所を聞き出します。
65話
テギルはクォン会長に「ジナは関係ない、幼いころに養子になり海外に行った」と言いますが、「お前とジナはグルだろ?事故の再捜査を依頼し、私の車を捜し出し写真を送りつけてきた、今度は録音テープで脅迫するとは、私は約束を守らないヤツが一番嫌いだ・・・」と言って、ジナの居場所を聞き出すのです。
そして、ジェンマは変装してやってきますが、正体がバレるギリギリのところでギソクが警察とやってきます。
すぐに逃げ去ったクォン会長ですが、現場に手作りの靴のペンダントが落ちていて、それがジェンマの物だと分かり、そういえばテギルの姪がジェンマだったと思い出すクォン会長です。
また一方で、ドレスの仮縫いに行くと言うヘビンに母のヒギョンはヒョンソクとは破談になったと言いますが、「どうして?彼を奪う気?あんたが彼を誘惑したのね?」と意味が分からないことを言い、母の首を絞めるのです。家にいたスヨンが一体何をしているの?と言って止めに入ります。 ヘビンは急性ストレス障害になり安静が必要になりました。
66話
ヒョンソクが花束を持ってジェンマを訪ねてきます。
近いうちに友達とスタジオを立ち上げると言い、結婚して君を養うために稼がないと、先に婚姻届けを出して一緒に住むのはどう?と言いますが母が反対すると言うジェンマはなるべく早くに結婚式を挙げましょうと答えます。
その後、ジェンマはクォン会長が私をジナだと気付いたことを知ります。
そして、クォン会長は妻のヒギョンにジェンマは君の娘だろうと言い、二人は大喧嘩になります。
ジェンマはクォン会長に一人で来るように呼び出し、昔の事故の話などをしますが、それをヘビンが聞いていました。
ヘビンも知るべきだとジェンマが呼んでいたのです。
クォン会長はヘビンに手を出すとは身の程知らずめと怒りがおさまりません。
67話
ヒョンソクは知り合いの教会にジェンマを連れて行き、プロポーズします。
ジェンマは「はい、結婚するわ」と返事をして指輪をプレゼントされますが、ふとギソクを思い出すジェンマです。
いくら復讐とはいえ、関係ないヒョンソクを利用するのは、やっぱり人間として一番大切なことを失いかけているジェンマだと思います。
ギソクも正気か?人の道を外れていると叱り、祖母のチェ社長も裏切られたと憤慨しています。
またジェンマの友人ユギョンもジェンマが誰の娘でなぜヒョンソクを選んだか知ったらどうするの?と言いますが、ギソクは言えない、ミン社長もヘビンも言うはずがない、隠したい秘密が多いからと・・・
何が正しいのか分からなくなり、祝福するのか応援すべきか・・・ただ心配で不安なユギョンです。
68話
クォン会長の妹で老人ホームを経営しているスヨンは恋人のテギルを家に呼び、食事をしながら家族に紹介することになります。
そして、スヨンが「兄さん、ヒギョンさん、私の彼氏を紹介するわ」と、やって来た彼氏がテギルだったのです。
二人の驚いた様子に、スヨンはどうしたの? クォン会長は、なぜお前がここに? ヘビンはパパとママの知り合い?どういう関係なの?と聞き返します。
スヨンは「ジェンマさんの叔父さんなの」とヘビンに答えますが、食事の席は悲惨な光景になり、テギルはスヨンがクォン会長の妹だったとはじめて知り、ひどく動揺します。
そして、ヒギョンは自分たちに都合のいい話をスヨンにしますが、スヨンは何かがあると思い、ジェンマに会いたいと電話をかけます。
またギソクは、スヨンとテギルの仲を知っていたジェンマになぜテギルにスヨンはクォン会長の妹だと知らせないのかひどく腹を立てるのです。
69話
クォン会長は娘のヘビンを別荘に閉じ込めようとしますが、ヒョンソクがいるチェ社長の家に逃げ込んできます。そして、数日だけでもここにいさせてほしいとチェ社長にお願いします。
ヘビンはヒョンソクにジェンマから愛していると言われたことがあるの?と、ないに決まっている、ジェンマはあなたを一度も愛してないし嘘で言える言葉ではないから、ジェンマには復讐心しかないのよ、目を覚ますことねと言われ、不安な気持ちになります。
その後、ヒョンソクは祖母のチェ社長から家を出るように言われ、ヒョンソクはジェンマの家に向かいます。
ジェンマの母オクキョンはヒョンソクに娘婿になる人が突然、兄からその弟に変わるなんて、そんな話がありますか?正気の沙汰じゃない、人には守るべき最低限の道理があると教えます。
本当にこんな生き方はよくないし、絶対にありえない話です・・・
その母オクキョンはジェンマを止めてほしいとギソクを訪ねますが、事故の真実を知っているギソクは「あの時、警察で証言していたらこんなことにならなかった、今ごろジェンマの心配を、復讐はあなたのせいです、もうジェンマは止められません」と逆に攻められる母でした。
また、ジェンマはスヨンと会いますが結婚まで進むと思わなかったから傷つけたくなかったと話します。そして、スヨンさんの家族は隠し事だらけですからと・・・
70話
警察で事故の再調査がはじまるとジェンマに連絡がありました。
そんな時、クォン会長から父の納骨堂で会いたいと電話があります。
クォン会長は謝罪しますが、ジェンマはこれからが始まりだと言います。
今度はひざまずいて「ヘビンの問題が解決したら潔く自首して今までの罪をきちんと償います」と伝えますが、ジェンマは予想だにできない出来事に驚きます。
自首する約束は必ず守ってくださいと、それですべて解決しますと伝えます。
ところが、納骨堂からの帰りにジェンマがトラックに引かれそうになりますが、それを母のオクキョンがかばって助けます。
71話
ヒョンソクと別れることが出来ないヘビンは全部ママのせいよ、ママがジェンマを捨てなければ、彼を誘惑しなかったはずよ、ママの責任よと怒鳴るのですが、その言葉をヒョンソクが聞いていて不思議そうな顔をします。
また、集中治療室にいる母オクキョンにジェンマは母さん、私が悪かった、どうか許して、寝てないで目を覚ましてよ、と泣きながら謝ります。
ジェンマはクォン会長宅を訪れ「人殺し、私の父に続いて母まで殺す気、次は私なの?」と怒鳴りつけますが、シラを切るクォン会長です。
その後、母のオクキョンはジェンマを心配しながら息を引き取ります。
葬儀場にクォン会長とヒギョンが来ますが、ジェンマは人殺し、人殺しと泣き叫びます。
ヒギョンはあなたが殺したのねと夫のクォン会長に言い、次は完璧な後始末を、ボロが出ないようにと恐ろしいほどの母です。
その時、テギルを捜しに葬儀場に来たスヨンは、兄のクォン会長とテギルの昔の事故の会話を聞いてしまい、兄に22年前、ジェンマさんのお父さんを殺したのね、兄さんがひき逃げしたことをすべて知っていると明かします。
72話
亡くなったオクキョンの息子ゴヌクに警察から電話があり犯人が捕まったが飲酒運転だと言うのです。クォン会長たちが手を回した犯人に違いないとジェンマは確信しています。
また一方で、先妻の子供ジュヒョンが予定を早めて帰国し、マーケティング部の本部長として今日から出勤します。上の階に部屋を用意してますが、同じ場所で働く方が効率的だと言って、前にヒョンソクが使っていた机を使うようになります。
また、自分がスカウトした来週から出勤予定のチーム長の席を頼むと言います。
ヒギョンは私たちを追い出してローラを手に入れるためにジュヒョンが帰国したと確信します。
そして、娘のヘビンにしっかりするようにきつく言います。
またジュヒョンとスヨンは仲がいい様子で、ジュヒョンは昔から家で自分の世話をしてくれたホン・チョルス執事を家に連れてきます。
73話
ヒギョンの部下のヨチーム長がずっとジュヒョンにローラ社の書類関係を送っていたことが分かります。
どのような関係なのか気になりますが、ジュヒョンはギソクとも先輩後輩の間柄でした。
家でヒギョンはジュヒョンに株を買い集めて私を蹴落とそうとしているみたいだけど、ローラ社は私のものよ手を出さないでと言いますが、ジュヒョンは正確に言えば祖父のものですよ、つまりは母のものであり僕のものです、母の息子である僕の使命ですと戦いを挑むような言葉で刺激してきます。
そして、なんとジュヒョンはチーム長にジェンマを連れて来たのです。
ヘビンはジュヒョンは私たちをバカにしている、すぐにジェンマをクビにするように言ってほしいと母に頼みますが、ジュヒョンは今まで多くの問題を起こしたのは継母のヒギョンとヘビンだと言います。ジェンマの投稿文をインターネットで読み、手強い相手のようなのでクールに彼女を呼び戻してローラ社を正そうと思ったと・・・
更に来週、ホン・チョルスさんが理事に就任することも伝えます。
また一方でジュヒョンはジェンマに僕の母はグループの株と経営権を相続させた、会社は本来僕のものだ、だから取り戻したい、そしてジェンマさんがお父様の死の真相を突きとめたように僕も母の死の真実を知りたいと思っていると伝えます。
ジェンマはスヨンさんがおばあ様の日記があるといってました、お母様の死の真相が書かれているかもしれませんと教えてあげます。
74話
ジェンマはギソクから真実を知らずに利用される弟を見たくないと言われ、夜遅くにヒョンソクを呼び出します。会えて嬉しいと言うヒョンソクに私の実母はローラ社のミン社長なの、復讐するためにローラに入社して、ヘビンからヒョンソクさんを奪ったの、他に方法がなかった、私が生きてきた理由だから、あの人たちは私の父をひき逃げして事実を知った私を殺そうともしたし私の養母もクォン会長が殺したの、そんな極悪人を許せない、私は彼らに罰を与える、必ず復讐する、ごめん心から謝るわ、ヘビンを傷つけるのが一番の復讐だった、本当にごめんなさいと泣きながら伝えます・・・
ヒョンソクは結婚できない、知ってしまったのに無理だ、したくない、絶対に結婚はしないぞと泣きながら伝えます。そして、その真実を兄のギソクも知っていたことに腹を立てますが、ジェンマの心が兄にあることは分っていたのです。
ところが・・・それでも、ヒョンソクはジェンマと結婚するとギソクに伝えます。
75話
ローラ社のマーケティング部では本部長のジュヒョンを中心に、より良いものを作り出すために積極的なマーケティングを行っています。そのために企画案を皆から提出するように指示が出ますが、課長のヘビンはオドオドして働く気があるのか?とジュヒョンから叱られます。
ジェンマは部下になったヘビンに新しい戦略の計画作成をお願いねと言いますが、なぜ私が?と言います。あなたは私の部下なのよ、前にあなたに言われたわ、上司の指示には従うべきだとねと強い態度に出ます。
更に、ヒョンソクが結婚式の招待状を持って、ローラのヒギョンを訪ね、式場で待っています、お義母さんと言い、ヒギョンもヘビンも衝撃が大きくて言葉もでません。
ヒョンソクはジェンマに予定どおりに結婚する、復讐に俺を利用してくれ、俺を愛してなくてもいいんだ、これから愛されるように努力するからと言って、結婚しよう、できるだろうと・・・
そして、祖母のチェ社長は二人に、遺言書を書き直しヒョンソクには財産をあげないと言い、もう会うこともないけど、この家の敷居を二度とまたがないでと強い態度で示します。
76話
お酒に酔ったヘビンは正気をなくしジェンマの家で大暴れして、クォン会長が連れ戻しに来ます。 家に帰って妻のヒギョンにヘビンをアメリカに連れて行くように言いますが、ジュヒョンに会社を奪われるからダメだと言います。
夫はチェ社長のお金が目当てで結婚を急がせた君のせいだろう、娘が病気なら面倒を見るべきだ、それでも母親か?と問い続けるのですが、妻は母である前に私はローラの社長なの、父親のあなたが面倒見ればいいと・・・私が長官になっても強気な態度にでるの?・・・と・・・
また、ヘビンは世界に一着しかないウエディングドレスを着て、朝からはしゃいでいます。
家族はどうしたの?という顔で驚きますが、母のヒギョンはヘビンのほほを叩きます。
ドレスを脱ぎたくないと怒鳴るヘビンは正気じゃいられないと家中歩き回り、どう見ても精神的に病んでいる姿を見せはじめます。
主治医のキム先生は精神科を受診するようにすすめますが、母のヒギョンはそれを拒みます。
77話
ヒョンソクとジェンマの結婚式の当日、誓いの言葉を述べる時がやってきました。
ところが、新郎のヒョンソクは「ここは俺が立つ場所ではない」と心に言い聞かせ、ジェンマにごめんと言って、笑顔で教会を出ていきます。
家に帰ったヒョンソクは祖母のチェ社長に「おばあちゃん、放浪癖は直らないみたいだ、今夜すぐにスペインに行く」と言って、結婚しなかったことを祖母が知ります。
兄のギソクは弟のヒョンソクに「すまない」と言い、弟は「ジェンマさんを好きだった気持ちは本物だけど、兄さんの恋人だから余計に奪いたかった」と兄さんに勝ちたかった本音をぶつけます。
ジェンマもヒョンソクを復讐に巻き込むべきではなかったと後悔していたので、これで本当に良かったと胸のつかえをおろすことが出来ました。
そして、ヒョンソクから「ドイツのフランクフルトに着いたよ」とメールがあり、復讐なんて、つまらないことは君に似合わない、不幸を幸せに変えられるのは自分だけだと送ってきたメールにうんうんとうなづくジェンマです。そして、ギソクとも別れを告げるジェンマです。
また一方でジュヒョンは亡くなった母の担当看護師キム・ウニと連絡が取れます。
週末ごとにヒギョンがアワビ粥を持ってきて、ビタミン剤をまぜて食べさせていたことが分かります。それが毒に間違いないと確信したジュヒョンは母はヒギョンに殺されたと・・・
78話
ソン議員がヒギョンに女性家族部の長官に推薦すると言いますが、正式な会見があり、ヒギョンが長官内定になったと発表がありました。
ジュヒョンはおめでとうと言いますが、聴聞会のほかにも審査がありますから、これから、うまくいくといいですねと嫌味を言います。
また、ジェンマもヒギョンに復帰の報告に来ますが、ヒギョンの悪事が聴聞会を通るのか脅します。この時、ヒギョンの机の上に大金の札束と金塊が置いてあるのを見つけます。
そして、金庫を隠す扉の絵画が少しずれているのも見つけるのです。
その後、ヒギョンのいない留守を見計らって、部屋に忍び込み、金庫の中から日記帳を見つけるジェンマです。
部屋に戻ったヒギョンは金庫の中の日記帳がなくなっているのを見つけ、部下のヨチーム長を疑い呼び出しますが、そこにジュヒョンが助けにやってきます。
79話
家政婦さんから、ヘビンの様子がおかしいと電話を受けた父のクォン会長はひどく心配しますが、母のヒギョンは自分のことで精一杯で、逆に夫に今回の聴聞会のことで助けてほしいとお願いしてきますが、今は、お互いに利用するだけの相手になっているのが現状です。
クォン会長は聴聞会に関する書類を進めていますが、下手すると自分も打撃を受ける可能性もありますが、それでも構わないと言い、社長を解任して離婚するためのリスクは覚悟の上だと薄ら笑いをしています。
また一方で、ジュヒョンはギソクのチキン店にジェンマと一緒に行き、ローラ社のことで、祖母のチェ社長に合わせてほしいと頼みに行きます。
ギソクはジェンマにジュヒョン先輩は信頼できる人物だよと教えてくれます。
ジェンマは自分が盗んだ日記帳をジュヒョンに渡します。
80話
ジェンマは母のヒギョンにあんたは政治家になる資格がない、腐りきったソン議員も一緒にね、泥棒よりも最低で横暴なクズたちに国を任せられないと言って、証拠の一部の映像を見せ、辞退しなければ証拠の映像をバラすと言います。
はたして、ヒギョンは長官候補を辞退するでしょうか?
ジェンマは愛するギソクに電話して、すべてが終わったら会いましょうと言って電話をすぐに切ります。
そんな時、ヒギョンはヨチーム長にジェンマの携帯を盗んで持ってくるように命令します。
ヒギョンはこれでもうバラすことは出来ないわねとジェンマに言いますが、携帯電話が1台だけだと思っているの、今頃私が送った動画を見ているはずだわ・・・と・・・
そして、ヒギョンにソン議員から電話がかかってきます・・・
これで、ヒギョンは辞退するしか道はありません。
81話
ヒギョンはジェンマのせいで、ジェンマさえいなければ女性家族部の長官になれたはずなのにと悔しい思いを夫のクォン会長に告げます。そして、ジェンマに罰を与えると・・・
ところが、そのヒギョンが過労から倒れてしまい、会社の株も急落し緊急株主総会も開かれることになりました。
ジュヒョンはクォン会長に父さんがここで決定を下せば状況は変わります、社長を解任して靴事業を廃止し、ミン社長の持ち株を手放すことにして、協議離婚で法的な他人になるのが得策ですと話します。父さんのリスクも最小限に減らせますよと・・・
ヒギョンはチェ社長を訪ね、助けてください、非がないのに解雇され廃業に追い込まれそうで、退任させられそうなんです。私を救えるのはチェ社長だけなんですと泣きつきます。
チェ社長から投資を得られたヒギョンはジェンマもジュヒョンもボロボロにしてやると強気に出ます。
82話
ヒギョンはジェンマを呼び出し、あんたは靴事業からは異動したけどローラグループの社員よね、チェ社長が靴事業に投資してくれるけど、条件がジェンマをローラから追い出すことなの、退職金を弾むから黙って辞めてほしいと言います。
ジェンマは欲望は捨てて、家でヘビンの面倒を見てればいいのに、私が辞める時はローラが潰れた時だからと言います。
ジェンマはクォン会長が雇った殺し屋に捕まり頭を強く打つ怪我をしますが、ギソクが助けにきます。ジェンマは頭を強く打って大量に出血し手術していますが、助かるかどうか分からない状態です。
83話
ジェンマの手術は無事に成功します。
しばらくギソクはそばで看病しますが、また急変し再手術が必要になりました。
ギソクはジェンマが狙われていたことをジュヒョンから聞き、ヒギョンに会いに行き、ジェンマはあなたの娘ですよと言いますが、私の娘ではないと冷たい言葉が返ってきます。
またジュヒョンがジェンマの病室にいくとそこにはヒギョンとクォン会長が来ていました。
ジュヒョンはここには来ない方がいいですよ、誤解されますよ、父さんと言い、ジェンマさんは僕の味方ですからと言います。
そして、ギソクにジェンマさんを一人にするな、今ミン社長と父さんが来ていたと話します。
84話
ジュヒョンはギソクにジェンマさんが僕の恋人になる、何だよ気に入らない?怒りがこみ上げるのか?と言って、ジェンマを守るための芝居なんです。
また、ジェンマが会社に復帰することになりました。ヘビンが欠勤しているので同僚たちは喜んでいます。
ジュヒョンも無理しないで仕事してと言いますが、ジェンマを呼んで、君を会社に残すために恋人関係になろうといいます、ジェンマさんは否定しない程度でいいからと提案します。
そして、誤解を与えないようにギソクには話してあるからと伝えます。
僕の成功は、君の復讐にも役立つはずだからと・・・
そして、ジュヒョンはヒギョンにジェンマと交際している、結婚も考えていると話します。
85話
ヒギョンはジェンマが入院している時、血液型が夫と同じ珍しいO型のRhマイナスだったために
もしかしたら、ジェンマはクォン会長の娘なの・・・?? 不安と驚きを隠せないヒギョン・・・
また、再度、DNA鑑定をお願いするヒギョンです。
また、ジェンマはヘビンに会いにいきます。
ヘビンは会社に行きたいと言っていますが、具合が悪いから行くなと止められていることを話します。いつものヘビンと違う彼女を見てジェンマは涙しながらごめんねと謝ります。
その病気のヘビンを仕事が忙しいと言って面倒見ない母ヒギョンに夫は母親の役目を果たせと怒ります。
また、テギルとまだ交際しているスヨンは家族から大反対されて家出しますが、なんとジェンマの家に来ました。
86話
DNA鑑定の結果、ジェンマは夫のクォン会長の子供だったことが分かりました。
ジェンマはあなたの子供よ、どうしようと涙を流すヒギョンですが、これは永遠に秘密にすると決めて、私が墓場まで持っていくとつぶやきます。
また一方でジェンマの家に来たスヨンはジェンマから父を殺したのも母を殺したのも私を殺そうとしたのもスヨンさんの兄のクォン会長だと聞かされ泣き崩れるスヨンですが、何となく分かっていたとテギルに話します。
ジェンマはそれでもここの家にいてください、追い出すと私が悪者になるからと言います。
また、スヨンはジュヒョンの母が昔私のことをよく面倒見てくれたのとジュヒョンに話します。
だから、スヨンが僕にやさしくしてくれるんだとジュヒョンは思っています。
87話
クォン会長宅の食事の時に、ジュヒョンが父のクォン会長に「父さんはあばあさんの日記を知ってますか?」と聞きます。「その日記には赤裸々な告白が書いてあるとか?」と・・・
ジュヒョンの部屋でクォン会長はどういう意味だ?と言い、ジュヒョンは「実はお母さんの死因を調べています、他殺かもしれないので」と・・・ まさか、そんなはずはないというクォン会長にヒギョンの日記を見せます。
そして、母さんにもおばあさんにも白い粉をお粥に入れた話をします・・・すべて偶然ですか?
「悪い女がお粥に毒を盛った」とおばあさんは何度も言ってたそうですと・・・
クォン会長は「ありえないことをほざくな」と大声で怒鳴ります。
また、スヨンはヒギョンから大きなスーツケース2つ持たされて、完全に家から追い出されてしまいます。 心配するテギルは迎えに行くから、仕事場の老人ホームで待っているように言いますが、そこへ、「聞きたいことがある」と兄のクォン会長がやってきます
88話
クォン会長は妹のスヨンから兄さんがしたことには目をつぶれる、でも、もしヒギョンがママを殺したなら私は許さない、真実を明かして罰を受けさせる、絶対に許さない」と声を張り上げる妹を見て、疑問が大きく膨らんできます。
ところが、クォン会長はジュヒョンに妻を人殺しに仕立てるな、我慢にも限界がある、ヒギョンをローラの社長から降ろすのが狙いだろうが、離婚届を出すまでは私の妻でありお前の継母だと意外な言葉が返ってきます。
また一方で、チェ社長が養子にしていた子供を捜すために依頼していたコ・ワンシクから久しぶりに電話があり、子供は名前を変えていたために時間がかかり、名前はキム・ジョングクと言い手首の火傷もはっきりあったと言います。
ところが子供はすでに亡くなっていて、他の家族も一家が離散しているためにまだ分からず、もう少し時間をいただければお調べしますと言うのです。
そして、施設で保管されていた書類のコピーを渡されます。
写真を見た祖母は間違いなく子供のミョンジュンだと泣き崩れます。
また一方で、ライバル社のルル製靴から新しい靴がマスコミ発表されました。
これはローラ社が新作として発表する靴をジェンマたちが先に仕掛けたものです。
ヒギョンは新製品に大金をつぎ込んだために、誰がこんなことを?犯人を捜し出さないと、これは偶然じゃない、誰かがルル製靴にデザインを流出させたと言います。
ヒギョンは誰の仕業?ジェンマ?ジュヒョン?ほかにいない・・・
そして、専門家に盗聴器を調べるように指示します。
89話
盗聴器が見つかり、警察を呼ぶようにヒギョンは言いますが、クォン会長は警察を呼んでどうする、かえって事態が大きくなり会社のイメージが傷つく可能性があると言いますが、ヒギョンはこれがチャンスよ、ジェンマとジュヒョンを同時に消すから黙って見てればいいと・・・
ところが、何の証拠もつかめないヒギョンは新作の発売イベントを中止することになりました。
ヒギョンは事前に連絡せずにギソクを訪ねます。
そして、ジェンマとやり直すのよ、ジュヒョンから引き離して、死ぬほど愛しているのでしょう、取り返しなさいと強い口調で言いますがギソクも負けずに、黙れ、口出しするな、出ていけとやり返します。
また一方で、会社の会長室と自宅の書斎から更に盗聴器が見つかり、ジュヒョンを呼び出します。クォン会長とヒギョンはジュヒョンが仕掛けたのか?と聞きます。
90話
祖母のチェ社長に依頼していたコ・ワンシクから電話がかかってきました。
家族が見つかったと言いますが、ミン・ヒギョン社長をご存じですか?と言われ、捜していた子供ミョンジュンの妻がローラのミン・ヒギョン社長だと言うのです。
そして、子供が、キム・ジェンマだと・・・
祖母はあの子が私の孫娘だったなんて、しかも命の恩人だったのに何も知らずにいたと胸を痛めるのです・・・
そんな時、ヘビンがやってきて、「秘密をおしえてあげる、ジェンマは私の姉なの、ママが前夫との間に産んだ子よ、ママに捨てられて復讐を決心したの、パパに父親を殺されたと言って、私の結婚まで破談にしたし、ママもそのせいでジェンマを殺そうとしたみたい・・・」と全てを知ってしまう祖母です・・・
またローラでは盗作疑惑で説明も聞かずに取引先から注文をすべて取り消すと連絡が入ります。
91話
ジュヒョンはクォン会長に覚悟してください、僕の母は無念の死を遂げました、その真相を必ず明らかにします、父さんの母、おばあさんがなぜ死んだのか知っていますか?死んだ理由を知ったら許せないはずです、いくら継母のヒギョンを愛していてもと厳しい言葉を言われるのです。
また、ジェンマの母の事故の裁判が11時から開始されますが、被告人がまだ来てないと、刑事から電話がありました。
そして、すぐに母をトラックでひいた被告人は拘置所で死んでいるのが発見されたと知らせが入ります。自殺と聞きましたが、どうも怪しいですと・・・
その前に被告人から10億と言う大金の要求がクォン会長にあったのです。
口封じのために殺されたのです。
会長室でジェンマと争っている姿を見たヒギョンは夫に、品位ある行動をしてよ、私が恥ずかしいわ、お金を出し惜しんだ結果がこのザマよ、みっともないと・・・
92話
祖母のチェ社長がローラにやってきて、靴事業を詐欺罪で訴えると言います。
今から弁護士に会って訴訟の準備をするつもりだと言いますが、クォン会長が、わざわざ訴訟を起こし時間と金を無駄にするのですか?ご要望に添えるようにしますと言います。
望みを何でも聞くと言うなら、私の願いはミン社長がローラの社長を退任することよ、と・・・
その言葉に荒れ狂うヒギョンは会社内でジェンマを捜し、最低の女、これが狙いなの?あんたのせいよ、私からローラを奪ったと叫びながらジェンマを押し倒します。
ジュヒョンが助けに入りますが、社員たちもそばでビックリしています。
ヒギョンは泣いている場合ではないとチェ社長を訪ねますが、すでにチェ社長はヒギョンの過去を知っていました。それでもヒギョンは前夫キム・ジョングクをチェ社長が捨てたでしょうと逆に非難します。
93話
資金繰りが厳しくなったローラにクォン会長は妻のヒギョンに社長を退けと言いますが、決して辞めないと言います。
そして、ヒギョンはジュヒョンにもローラは私のものよと言いますが、長く居座る権力者に求められるのは美しい幕引きですと皮肉を言われます。
翌日、ミン社長は辞任という形で公式に決定されました。
ジュヒョンはジェンマに満足した?と聞きますが、まだまだ不十分です、人殺したちが裁かれるまで復讐は終わりませんと答えるのです。
社長就任式で次の社長にジュヒョンが紹介されました。
そのジュヒョンは挨拶で、抱負は社内サイトに書きましたと伝え、これからローラ社を共に引っ張っていく共同代表を紹介すると言って、キム・ジェンマの名前を発表します。
ジェンマは赤い靴を履いて壇上に上がり、ローラ社共同代表のキム・ジェンマですと挨拶します。
94話
社長になったジェンマをギソクが訪ねてきます。
社長の資格は十分だと言いますが、まだ実力不足よ、急に頼まれて引き受けたけど戸惑っているし不安もある、でも一生懸命に頑張ると伝えます。
そうだな、できるよ、と言うギソクの優しさに包まれた笑顔が最高に素敵でした。
また一方で、ヒギョンが社長室から去っていった後に遺伝子検査の書類が部屋に落ちていて、クォン会長とジェンマの親子関係を知ってしまいます。
ありえない、ジェンマが父さんの実娘なんて・・・
また、ヒギョンは管理室の映像から、犯人がヨチーム長だったことを知り、家に呼び出します。
頬を殴り、あなたがデザインを流出させた、そうでしょう、一体なぜ?答えなさいと怒鳴ります。裏切られたヒギョンのショックはひどく大きいです。
95話
ジュヒョンはギソクにジェンマをどれだけ知っている?と問いかけますが、ジェンマのほとんどを知っているつもりだと答えるギソクにジェンマは数奇な運命を背負っている、大事にしろ、知らない方が身のためだ・・・とジュヒョンも酔いながら話します。
また、祖母のチェ社長は子供ミョンジュン(ジェンマの父)の納骨堂でなぜ先に逝ってしまったのと涙を流します。
そして、ジェンマに可哀そうな子、父の代わりに恨みを晴らそうとあの悪魔たちと独りで戦っていたのね、私はまったく知らなかったと・・・つぶやきます・・・
そして、これからは自分が母親に代わって見守っていこうと思うのです。
また一方で、クォン会長の誕生日に家に行ったジェンマは、そこでジュヒョンとジェンマの結婚が芝居だったことがバレてしまいます。
妻のヒギョンは夫に私が社長を降りて、今度狙っているのはあなた一人よ、あなたが標的だわ、気を引き締めてと話します。
96話
ジュヒョンは理事会に会長の解任案を提出しましたとクォン会長に伝えます。
株主たちが会長の経営方針を問題視していますと株主の意向を伝えるのですが、お前は私には勝てないと、ものすごい剣幕です。
また、ヒギョンは社長の席が諦められず、ソン議員と密会して大金を渡します。
そして、ソン議員は党の女性政策議員の席を用意すると言います。
その動画を撮影していたジェンマは放送局にその動画を送ります。
そして、すぐに二人の賄賂を受け取る映像がテレビで流れるのです。
ジェンマは復讐もあともう少しとつぶやきますが、そんな時クォン会長がやってきて、君は私には勝てない、君は終わりで私ははじまりだ、復讐は復讐を呼ぶと悪意の気持ちが頂点に達しています。
97話
クォン会長はお酒ばかり飲んでいる妻ヒギョンに僕が君の道を開いてやる、ジェンマを永遠に消し去ってあげる、それでいいだろう、今まで殺さずにいたのは君の娘だからだ・・・と
その後、ジェンマにKSBC放送局から取材の申し込みが入りますが、それはクォン会長が仕組んだものでした。
取材場所にはクォン会長が手下を連れてやってきます。
そこでジェンマは刃物で刺されてしまいます。
そんな時、クォン会長に妻のヒギョンから電話があり、「ジェンマはあなたの娘よ、ジェンマの父親はあなたよ、すべて事実よ、あなたの実の娘なの」と・・・
倒れているジェンマを見て、呆然とするクォン会長です。
病院に運ばれたジェンマですが、O型Rhマイナスの珍しい血液だったジェンマは父と同じ血液型なことが幸いして峠を越えました。
98話
祖母のチェ社長はクォン会長のせいでジェンマが重体だとソニおばさんから聞いて、前もジェンマを殺そうとしたことも聞いてしまいます。
あいつらは人間じゃなくてケダモノよと胸を痛めるのです。
そして、祖母のチェ社長の持っているローラグループの手形を今すぐ全部現金化するのです。
支払い能力のないローラは大変なことになります。
靴事業もマットレス事業も、ローラグループは倒産に追い込まれます。
祖母のチェ社長はクォン会長を呼び出します。
今までの資金提供を感謝するクォン会長にあなたがひき逃げしたキム・ジョングクは生き別れた私の息子よと衝撃な話を聞かされます・・・
そして最後に、自首して全てを自白し、罪を償えばローラだけは助けると・・・
クォン会長はジュヒョンに辞表を出したことを告げますが、ただミン社長が横領した件や自分の悪事が問題だ、しばらく苦戦するだろうがおまえなら乗り越えられると肩をたたきます。
99話
クォン会長は妻のヒギョンにローラを育てるために今まで数多くの悪行を重ねた、僕は愚かだ、娘だと気付かずジェンマを殺そうとした、それも2回も、自首をすることだけがローラを救いジェンマに許しを請える唯一の方法だと言いますが、それでも最後まで自首を止めようとする妻のヒギョンです・・・
クォン会長は家族にメッセージを残し、一人静かに警察署に向かいます。
ジェンマは無事に退院しますが、経営困難なローラを社長として何があっても救う覚悟でいます。そして、ギソクに会いに行き、いつもそばにいてくれてありがとうと、ただそれだけ伝えて帰っていきます。
ギソクは何か言いたそうでしたが、きっと祖母からジェンマの父親が捜していた子供のミョンジュンでギソクの叔父さんに当たる人だったと聞かされ、大きな胸のつかえとなって何も言えなかったのだと思います。運命を恨むギソクです・・・
100話(最終回)
ジェンマに話があると母のヒギョンはローラ社にやってきます。
私は一度もキム・ジョングクを愛したことがない、キム・ジョングクの子は弟のジノだけ、あんたの父親はあの男じゃなくて、クォン・ヒョクサンよ、と教えます・・・
憎らしい子ね・・・ だけど、生きていてくれて、ありがとう・・・と最後に伝えます。
母のヒギョンはギソクに、ジェンマをお願いねと電話をかけます。
ギソクは大丈夫だ、話は聞いたと言って強くジェンマを抱きしめます。
そして、ジェンマは父のクォン・ヒョクサンに面会に行きます。
父は、あの時ヒギョンを捨てなければよかった、そうすればこんな形で会うこともなかったね、来てくれてありがとう、許してくれ、と最後まで自分の娘とは言わない父でした・・・
また一方でおばあさんの日記を見つけたスヨンはすぐにジュヒョンに届けますが、日記にはヒギョンが献身的にジュヒョンの母やおばあさんを世話していたことが綴られていました。
10年後、留学先から戻ったジェンマは一人で暮らしながら手作りの靴を作っている母ヒギョンを訪ねます。母は事故のせいで車イス生活を送っているのです。
ジェンマは、許してほしいと言って、自分がデザインした赤い靴をプレゼントしますが、もう赤い靴は二度と履かないと・・・ やっと、心が穏やかになった母です・・・
もう来ないでちょうだい、自分の道を進むのよ、過去を振り返らずにとジェンマに言います。 ジェンマも元気でね、オンマと言って去っていきます・・・
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